紅葉
俺斗龍 剣はこんなところで油を打ってていいのか?な〜んて疑問も吹っ飛ぶくらいのうるさい朝だ…
『なぁ楓もうちっと静かにしてくれんかな?
なかなかねれないんですが…』
『却下』
なーんて会話がいつも続いている監獄の中にいたやつ皆殺して来たけど大丈夫なのか?
俺はこんないい宿で寝てていいのか?
楓のあの笑は何なんだよ?
何にもわからない・・・いや知らない方がいいのかもしれないな・・・しばらく沈黙が続いたその沈黙を割るように店主が部屋にノーノックで入ってきた
『おいこらジジイ!!てめぇー何かってに入って来てんだまじないわー』と言ったのだが
フツーに無視されたらしい…さて本題に入ろう
『なぁじいさんあんたなにしに来たのさ?』
『剣ちょっと席外してくれる?』楓が真顔で言う
まぁ別にいいけどと俺は部屋を後にした
ーーーーーーーーーー30分後
『おーい楓ー入っていいか?』
と言うとさっきのジジイが部屋から出て来た
『なに話してたんだ?』
俺は聞いただが楓わ
『なんでもないわ』と言い返しそこからなにも話していないーーーーーーーーーーーーーーー時が立ち時計を見れば昼の1時まだなんにも食べていない
《ぐーーーーーーーー!》
ものすごいお腹の音が部屋中に鳴り響いた
楓を見やるととても顔を赤くしてこちらを見ていた『お腹が空いた』今の音を聞きゃ
誰でも分かる俺たちは市場に行った美味しそうな食べ物がたくさん並んでいてよだれが止まらなかったふと右の店を見ると武器屋さん
があった何故かはわからないが嫌な予感がした俺は超能力者じゃないからわからないけどとにかく嫌な予感はした、まさかとは思ったがそんなことないと自分に言い聞かせて武器屋を後にした・・・お昼は魚のよくわからないやつと白飯を食べた楓も満足そうで何よりだった・・・そう言えば『なぁ楓さっきの武器屋なんか変な感じがしなかったか?』と剣
『あまりわからなかった、あの店に何か?』
いや別にと話を終わらせてから何をするでもなく宿に戻ろうとしている道中あの武器屋の前に立っていた『やっぱなんかあるな』と俺は1人で呟いてから店の中に入って行った、店の中は極普通なのだが一つだけ気になるところがあった、何やら不思議な木箱で開け方さえもわからない俺は店主に中身を見せてくれと頼んだまあ普通に見せてくれたのだが、
中に入っていたのは【副刀の紅葉】
『なぁおじさんこの刀どこで手に入れたんだ?』当然の質問だだがその頃には店主がどこにもいなかった………時が過ぎて楓の待つ宿に戻ると楓が身支度をしていた
『どっか行くのか?』と言うと
『次の国』と答えた次は
【水の都ウォーシャン】と答えた。