表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隣人・瀬田貴恵の場合  作者: askaK
16/39

16、長女・米沢都の贖罪

 人ごみ、人ごみ、どこまで行っても若い人ごみ。

 絶え間のない勧誘、断っても断っても次から次に押し寄せてくる勧誘。

 かと思えば、突然のナンパ。アドレス教えてよ、とまるで同い年の女の子を誘うかのような軽い、ナンパ。

 米沢家の長女・都は、すっかり参っていた。

 高校の文化祭はきっと、学業の展示会のようなものだろうと勘違いしていた自分を叱責したいところである。

 まさか、「文化祭」がこんなにもハードな祭りだとは、予想だにしていなかった――。


 と、いうわけで、

「……みー姉? 何してんの、ここで」

「……桂一郎!」

 声をかけられ、そこに弟の桂一郎の姿を見つけた時、都は心底助かったと安堵したのであった。

 海外生活の長い都は、高校時代を日本で過ごしていない。そのため、高校の文化祭に足を運んだのは初めての経験だった。

 中学生の時には文化祭に参加した記憶もあったのだが、せいぜいクラスで簡単な出し物をする程度のささやかなものだったと思う。少なくとも、ここまで活気あふれる行事ではなかった。

「桂一郎、桂一郎ー!」

 次から次に声をかけてくる高校生の群れから逃げるように弟の元へ駆け寄る。

 さすがにそれでも後を追う強者はおらず、自分の部活の出し物に勧誘しようとしていた生徒も、どさくさに紛れて彼女をナンパしようとしていた男子生徒も、一気に引いていった。

 その光景を見てすぐに状況を把握したらしい桂一郎は、声をあげて笑った。

「……いきなり捕まったのな。まあ、女一人の客なんて、一番勧誘しやすいんだからそうなるに決まってるけどさ」

「え、そうなの……?」

 都は後ろを向いて、先ほどまで自分を取り巻いていた群衆がすでに散っていることに驚き、同時に安堵した。

 彼らは次のターゲットを探して、校内を再び徘徊しはじめている。

 そして都と同じ女一人の客や、女二人連れの客などに次々にアタックし、玉砕していた。

「……だって、高校の文化祭くるのなんて初めてだから……びっくりしたー、もう逃げられないかと思った」

「そんな弱気だから捕まるんだって。……っていうか、来てたんだ。全然知らなかった」

「うん……こっそり来るつもりだったから」

 都は声を潜めた。来てそうそう見つかるなんて、迂闊であった。

 本当なら、誰にも気付かれないように来て、気付かれないまま帰っていくつもりだった。

 その予定は狂ってしまったわけだが、見つかった相手が桂一郎だったので、ひとまず安心である。——都の控えめな態度の理由にも気付かず暢気に大口開いて話をしてくるこの弟ならば、問題はないだろう。

「みんな客勧誘しないと部活の先輩に怒られるから必死なんだよ。許してやって。とか言ってる俺も、今は勧誘係なんだけど」

「え、桂一郎も何か部活やってるの?」

「やってねーけど。今だけ臨時卓球部員。ピンポンたこ焼きっての売ってんだ」

「へえ、卓球かぁ」

「そ。だからちょっと寄ってってくんね?」

「うん、いいけど、その代わり――伶くんには、私がここにきたこと、黙っといてね」

 唇に人差し指をあてて、ナイショのジェスチャーをすると、桂一郎はきょとんとした。

 彼の友達らしい男子校生が、通りすがりざまに都を見て勘違いしたのか桂一郎に冷やかしの言葉をかけていくが、彼はそれを軽くあしらって都をじっと見つめる。

「なんで?」

 先ほどまでとは一転し、彼は真剣な顔つきになる。もしかしたら、都と伶二郎の間に、何か思い当たることでもあるのかもしれない。――あれだけ伶二郎が露骨に都を避けるのだ。一つ屋根の下で生活していて、違和感を覚えることもあるだろう。

「……だって、伶くん……私のこと、あんまり良く思っていないでしょう?」

 言うと、案の定、桂一郎は複雑そうな心境をそのまま顔に表した。

 彼はとても正直で、わかりやすい。

 故にその優しさもとても、わかりやすいものである。

「よく思ってないっつーか……あいつもお年頃だからさ、きっと姉ちゃんに反抗したいんだよ。恥ずかしがってんだよ」

「……そーかなぁ」

 伶二郎と一つしか違わない兄の言葉に、都は苦笑した。

 最初のうちは「恥ずかしがっているのではないか」とその可能性を考えないこともなかったが、その可能性も先日の体育祭の一件で消滅した。


 ――あんたがいなくても、うちは、やっていけるよ。

 彼の吐き出した言葉は、尤もであった。


 突然留学先から帰国した都は、その理由を言い繕って米沢家に居座っている。

 表面上では「これからは家族に貢献したいから」「これからは私が母親代わりになるから」などと体のいい言葉を飾っておきながら、その実は、留学先のカナダから逃げ出して来たようなものだ。

 恐らくそれを、勘の良い伶二郎には気付かれているのである。

 そして、逃げ帰ってきただけで何の役にも立たない都のことを、彼は疎ましく思っている。


 故に、言うのだ。――ライアンのところに、帰りなよ、と。


「あ、そうだ」

 ぱん、と桂一郎が手を打った音で、都ははっと我に返った。

 都の前に立っている桂一郎は都が物思いに耽っていたのをどう思ったのやら、突然都の腕を掴んで引っ張ると、校舎の中を進んで行く。

「桂一郎……?」

 抗うことなく引かれるままに歩いて行くと、桂一郎に連れられ校門とは反対側の方へと廊下を進むことになった。初めてこの高校の中を歩く都は、もちろん彼がどこへ向かっているのか知らない。

「どこ、行くの?」

「……もうすぐミス・ミスターコンテストやるんだよ。丁度いいからさ、伶二郎見て行けば?」

「えっ?」

 都は声を詰まらせた。

 伶二郎には此処にきていたことを気付かれたくないのだと、今しがた言ったばかりではないか。

 不安そうな顔をする都に、桂一郎はあっけらかんと笑ってみせる。

「ほら、父さんと桃子さんも見たがってたけどさ、来れねえみたいだし……せっかく来たんだから、見ていってやってよ」

「でも……」

「平気平気、どーせ観客たくさんいるし、舞台からみー姉なんて見えねえよ」

「だけど……」

「あ、卓球部のこと気にしてんなら、別にいいから。っつーかコンテスト終わったら寄ってって」

 おどけた口調で言われて、都は思わずくすと笑った。


 桂一郎の明るい口調に押され、それならいいか、と思ってしまう自分は、なんて単純なのだろう。というより、弟にこんな風に励まされていること自体、情けない。

 留学先の高校でも、大学でも、よく出来た生徒だなんて持ち上げられてばかりいたけれど、一体こんな自分のどこが優秀だなんて言うのだろう。


 桂一郎に、はつらつと誘われて、校舎の裏に出る。その小さな扉を抜ければ、そこから体育館はすぐ近くであった。ミス・ミスターコンテストが開催されているのは、その体育館の中である。

 「ほら、すぐそこだから」と桂一郎に説明されて、「ありがとう」と都は微笑んだ。

 どうせ舞台から見えないのなら、是非見て行きたいという気持ちは山々である。

 なにしろ初めての高校の文化祭だ。なにもかもが新鮮で、興味深くて仕方ない。


 そう思い、わくわくしながら都が校舎裏の扉を開こうとした、その時である。


 そこにいるはずのない人物が、校舎裏に近いトイレの中から出て来て、ばっちりと都と目が合った。

 都ははっと、息を呑んだ。


「……伶二郎」

 そう呟いたのは、桂一郎であった。都はただ、瞠目する。


 なぜ、彼がここにいるのだろう、と思った。

 桂一郎の話によれば、あと少しで彼の出場するというミス・ミスターは始まるというではないか。

 本当ならもうとっくに舞台裏に待機をしているはずの彼が、どうして此処にいるのだ。


 疑問は浮かぶもそれを問いかけることはできず、その整った顔立ちが都を見るなり冷たい表情を浮かべて、その表情から目線を逸らすこともできず、都はその場に固まった。

 二人の間の距離は三メートルほど。

 汚い物でも見るかのように冷淡な顔をする伶二郎と、そんな彼に怯えて立ちすくむ都。

 二人の間の空気がぴしりと張りつめた。


「……あっれぇ、伶、お前ここで何してんのっ? つーかなんだ、その格好っ!」

 一瞬で剣呑な空気が広がったことに気付いたのか、いつも以上に明るい調子で桂一郎が二人の間に飛び出す。

 二人の間に広がる三メートルに無理矢理飛び込んで空気を和まそうとしてくれたようではあるが、あまり効果はなかった。

 伶二郎は兄の桂一郎を避けて都の方へと一歩踏み出し、都は思わず一歩後退りたくなるが、足が固まってしまって動かない。蛇に睨まれた蛙のような気分だ。

「――やっぱ来たんだ、あんた」

 ぼそりと呟かれた言葉が、空気をますます重たくしていく。

 するとこのタイミングで、校舎裏の向こう側、体育館の方から、甲高い声が響いた。

「伶二郎――っ!」

 体育館側から校舎の中に飛び込んで、伶二郎を目指して走ってきたのは都もよく知っている人物であった。

「ちょっと、伶っ! いつまで此処にいるのよ、もう三分前だってっ! みんな探してるよっ!!」

 元気な声をあげるその女子生徒は、家族同然の隣人、瀬田貴恵という。

 が、彼女のそのはつらつとした声も、校舎に飛び込んで伶二郎と都の姿を見つけ、二人の間に走る妙な緊張感に気付くと途端に活力を失った。

「……みー姉?」

 貴恵は都の後ろで足を止め、なんとなく彼らの様子のおかしいことを悟って萎縮する。なにがあったんだ、と訝しげな顔をするが、都も伶二郎も桂一郎も自分のことでいっぱいいっぱいで、彼女に状況説明をする余裕は持ち合わせていなかった。


 校舎裏の陰った通路を歩いて行く一般客や生徒たちが、奇異な目付きでこちらを見ていた。

 こそこそとこちらを見て噂する彼らに気付かない伶二郎ではないだろう。

 普段なら、人目のあるところでは仮面を被って、いくら都のことが嫌いだからと言って決して険悪な雰囲気にはしない伶二郎なのに、今日はこんなに人通りの多いところで、あからさまに怒っている。

 自分はそんなにも彼の逆鱗に触れるようなことをしてしまったのだろうか、と都はただただ焦った。

 文化祭なんかに来たら彼はよく思わないに違いないとは思っていたけれど、まさかこんなに怒らせてしまうなんて、想定外である。

「伶くん、あのね……」

 紡ごうとした言い訳は、即座に遮られた。

「体育祭に引き続き、今日ものこのこやってきたんだね……なに? 保護者気取り? ただの好奇心? これが俺たち兄弟のためになるとでも?」

「伶くん、あのね、私……」

「俺さ、言ったよね。別にあんたがいたところでさ、何の役にも立たないんだから、さっさとライアン・バーンズのところに帰れって」

「……」

「ライアンに連絡はしたの?」

 二の句が継げず、都は押し黙った。


 ライアン・バーンズ、それは、都がカナダにいた頃に散々お世話になった人の名前だ。都がなにがなんでもカナダの大学に行きたいと思ったその理由でもある。

 その彼から逃げるようにして帰国した都であるが、先月くらいに彼から米沢の家に電話があったらしい。

 その電話に応対してくれたのは、他でもない、伶二郎であった。

 しかし都は、まだ一度もライアンに連絡をしていない。多忙でできなかったというわけではない。今更なんと連絡を入れていいのかわからなくて、手紙も、メールも、電話も、手に取ることさえできなかったのだ。


 都は、臆病だ。

 ライアンに対しても、弟の伶二郎に対しても。


「……何も言わないってことは、連絡さえしてないわけだ。――あんた、いつまで日本で油売り続けるつもりだよ」

「おい、伶二郎」

 二人の会話の意図は全く読めていないようではあるが、とりあえず仲裁に入らなくてはと、桂一郎が身を乗り出す。

 が、弟は兄を無視して都を見下した。

 普段は兄に逆らうようなことなど決してしない伶二郎が、兄に見向きもしない。

「……あんた見てるとイライラするって言ったよね? 桂兄とかきー姉とかが優しいからっていい加減図に乗るのはやめた方がいいよ」

「れ、伶二郎?」

 普段見ないような伶二郎の冷たい発言に、都の後ろで貴恵があたふたしている。

 しかし桂一郎も貴恵も、伶二郎のその剣幕に気圧されて結局何も出来ず、ただ戸惑うだけだ。

 都に至っては、体を震わせることしかできない。

 伶二郎は震える都の前に仁王立ちになって、言葉を続けた。

「うちは兄弟が多いからさ、とにかく家計が苦しい。父さんも桃子さんも、普通の家庭なら十分裕福に養っていけるくらいには稼いでいるんだろうけど、全然足りない。それを見た桂兄は、部活にも所属しないで本当は人付き合いが大好きなくせに友達とも遊ばないで、バイトばっかりしてる。きー姉は忙しい父さんとか桃子さんの代わりに家のこととか家族の面倒とか、全部取り仕切ってくれる。二人ともまだ高校生だよ、十七歳だよ。遊びたい盛りだし、勉強だってしたいはずだよ。――それと同い年の時、あんた、どこで何してたんだっけ?」

「私は……」

「高校にあがる時になって突然海外にいきたいなんて言い出してさ、大学も誰にも相談せずに勝手に受けてさ、そのくせ学費やら生活費やらは家に頼って。急に帰ってきたと思ったら、一生懸命働いてるきー姉たちの邪魔するか、自分の娯楽のために動くことしかしてないじゃん」

「そんな、つもりは……」

「じゃあ、どんなつもり? まさかこの期の及んで、まだ、家族の為に貢献したいから帰国した、なんて言わないよね? あんたは単純に逃げてきたんだろ? 何があったのか知らないけど、海の向こうから、逃げて来たんだろ?」


 どうしてわかったのだろう、と思った。


 都はまだ、海の向こうで、何起こったのか、家族にさえ誰にも話していない。

 なのに、この弟伶二郎は非常に勘が鋭くて、都の様子とライアンからかかってきた電話から、全てお見通しのようだ。


 図星のあまり言葉が返せない都に、はあ、と伶二郎は重々しい溜め息を吐く。溜め息一つで、空気が凍てつくようだ。

「そもそもさ、あんたの着てる服も、アクセサリーも、何もかもさ……なんでそんなに立派なんだよ。着飾って、美人だって褒められることがそんなに嬉しいか? あんたが男に貢がせた金が家族から援助してもらった金で服買って髪巻いて化粧してる間に、きー姉は家計切り盛りして家族の食事作ってんだよ」

 伶二郎の手が、都の左腕に嵌められた腕時計を掴んだ。

 かつてライアンにもらったその時計は、確かに少々値の張る商品である。


「――自己中だって、思わねえ?」


 伶二郎の顔を真正面から見る勇気がでない。

 そのため、都は俯いて、薄汚れた校舎の床を見つめていた。

 なんと答えたらいいのだろう、あまりにも正論すぎて、言葉なんて一つも浮かばない。


 押し黙った都と切羽詰まったように責め続ける伶二郎の二人を見て、ついに黙っていられなくなったのか、貴恵が喚くのが聞こえた。

「ちょっと、伶二郎っ! あんた、いい加減に――!」

「――ごめん、きー姉。呼びに来てくれてありがとう。俺行くわ」

 伶二郎は貴恵の喚きさえ最後まで聞かず、さっぱりとした声で遮る。

 掴まれていた腕時計が伶二郎の手のひらから開放され、力なくぱたんと落ちた都の手首はぶらぶらと振子のように揺れた。

 彼はにこりと恐ろしいほど綺麗な微笑みを浮かべて、踵を返した。

 さきほどまでの剣幕はどこへやら、その作られた微笑みに背筋が凍る。


 「ありがとう」と貴恵に謝礼した伶二郎は、足早に校舎裏から去って、体育館の方へと走って行った。

 伶二郎がいなくなって緊張していた空気が一気に緩む。

 と同時に、一斉に時間が動き始めたように感じた。

 何人かの生徒が興味深そうにこちらを見ている。伶二郎は高校ではアイドルなのだと聞いたけれど、これは後々どんなスキャンダルに仕立て上げられることだろう。


「みー姉、大丈夫か?」

 はじかれたように駆け寄ってきたのは、桂一郎であった。

 貴恵は困惑した表情で、都と、伶二郎の走り去った方を見比べている。

「気にすることねーよ。伶には俺から言っとくから――」

「言っとく……必要は、ないよ。だって全部、事実だもの」

 なんとか、都はそれだけを搾り出した。声が震えていたが、気付かないふりをする。

 自分がどんな顔をしているかわからないので、弟たちには背を向けた。

 自分の鼓動がうるさくて、耳がつんざけそうだ。


 いつまで日本で油を売るつもりだと伶二郎には言われたが、実のところ、もうカナダに戻るつもりはなかった。

 大学を卒業する気はあるので、最低限は戻るつもりであるが、本格的にあちらに住む気はない。

 もともと優秀だった都はすでに、卒業論文さえ完成させれば卒業できる状態にはなっている。

 故に、卒業論文だけ完成させて、それで全て終わりにするつもりだった。


 カナダを離れ、あれだけ憧れていたライアン・バーンズ教授のもとを離れたのは、自分に課した罰であると思っていた。

 そしてタイミングをはからったかのように母が亡くなり、これからは家族のために生きることが自分の義務なのだと思った。そして、その決心は揺らいではいない。

 だとすれば、弟に辛く当たられることも、あまりにも自分が無力であることも、全て罰であり、それを克服することが償いなのかもしれないと思った。

 全ては今までの自分勝手な行動への償いであり、これを乗り越えないことには意味がないのだ、と。


 胸に抱いた腕時計が、心拍と同調する。

 カナダにはもう戻らないのだ、ライアンとは二度と会うこともないのだと言いながら、この腕時計を捨てることができないのは、ただの未練である。

 都はこの腕時計を捨てない限り、前には進めない。


 それなのに、この腕時計を守るように胸に抱いてしまう自分が、ひどく滑稽であった。

 そしてひたすら、無様であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ