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源術師  作者: 相生 磊兎
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-00- プロローグ

初めまして。 

相生アイオ 磊兎ライトと申します。

物語を作ってみたいという欲が高じて、ここで初めて投稿してみることにしました。


主に漫画を読んで来ていて、小説はあまり読んだことがなく、文章の構成など、皆さまが読まれていて疑問に思われるところが多々あると思います。

もし、ご意見があればコメントしていただけると、私の至らないところとして大変勉強になります。

忌憚のないご意見お待ちしております。

-アルケテロス軍本部本館 1F 大会議室-


「・・・というわけで、軍に入隊してから1年間の研修大変ご苦労であった。今後は配属先で、軍ひいては国、国民の為に自らの実力を十二分に発揮されることを期待する。以上。」

「それでは解散!」

1年間、鬼の教官と新人隊員の間で恐れられたブルックリン大尉の挨拶が終わった後、進行役の士官が解散を告げ、俺たち、軍204期生の配属先通知兼新人隊員特別研修修了式を終えた。


〇〇〇〇〇〇〇〇


式が終了し、新人隊員たちが大会議室から退室していく中、2人の青年隊員は立ち話をしていた。


「ウィル!希望通り研究所配属で良かったな。各方面の警備部隊がお前の事狙ってただろ?部隊長さん達歯ぎしりしてると思うぜ。」

「かはぁー!ほんと良かったよ。警備部隊なんてあんな筋肉自慢ばっかなとこ、ちときついからなぁ。」

「確かにな。まぁ、そんなところに俺は行くんですけどね・・・」

「ロックの配属先は北東だっけか?」

「うん。体験入隊の時地獄を見させられた。」

「あれは、思い出したくもねぇな。走らされ、食わされ、また走らされ、また食わされ・・・ああやってお前もそのうち、あそこの先輩のようになっていくんだろうな・・・死ぬなよ?」

「死にやしないさ!それに、あそこには北東警備部の紅一点、ナギサ中尉がいらっしゃるからな!それだけでもう、頑張れるってもんさ!」

「確かにきれいな人だったけど、それだけで頑張れんのか?」

「砂漠の中にあるオアシス・・・それがナギサ中尉だよ。」

「そのオアシスが毒じゃなければいいけどな。」


冗談交じりの会話を交わしながら、少し時間が経った後、ロック・フィルムは少し真面目な顔つきになって、こう続けた。


「でもウィルともここでお別れか。最後にそろそろ研究所を希望した理由話してくれてもいいんじゃないか?いつもはぐらかされてきたけど。」

「理由もなにも、研究所勤務だったら国中研究調査だっつって自由に行き来できるだろ。部隊じゃ自由に行動できないからな。それに俺は年1で報告書出さねぇといけねぇし、そっちの方が都合いいんだよ。」

「なるほどなぁ。大変だなぁ特殊源術師(げんじゅつし)様は。一般源術師(げんじゅつし)にはそんなものないもんなぁ。」


『ウィリアム・ギルバート准尉!いつまで話し込んでおるかぁ!用が済んだら研究所の門前へ来るように!』

遠くから研究所の所員と思われる人物が声を掛けてきた。

俺は返事をし、敬礼をした。そしてロックの方を向きなおして会話に戻る。


「ほんとは軍だって入る気なかったし、たまたま特殊源術師の免状貰っちまったからこうなったわけで、行動に制約がなければどこでも良かったんだよ。」

「ふーん。」とロックは俺の話に全ては納得してなさそうだったが、招集も掛けられていたため時間もほどほどに、俺はロックに最後の挨拶をする。

「まぁ、これでしばらくお別れだ。元気でな。」

「そっちもな。俺のところにお前が招集されないように祈るし、そうなんないように頑張るよ。じゃあ、また。」

「また。」

俺たちは拳を合わせあって別れた。

次話作成中です。

今しばらくお待ちください。

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