DAYS3 -人物 用語紹介-
『ゼロ』
図書館で目覚めた女性。図書館で目覚めた女性。身長は160cm程で年齢は20歳程、華奢な体型をしており、茶色がかったやや長い髪を、シュシュでサイドポニーにしてまとめている。
二十三番の事を『フタミ』と呼ぶ。
フタミとは大規模スリープ以前からの知り合いのようで、フタミに好意を持っているような言葉を口走る事もあるが、それが全ての人に対して共通する好意なのか、フタミ個人に対してだけ現れる好意なのかは自分でも気付いていない。
◆性格◆
よく何かに怯えているが、その実心の奥にはちゃんと芯が通っており、言うべきことやすべき事をまっとうする強さがある。少しだけ天然が入っている為、たまにドジを踏む。
その人間性を一言で説明するなら『優しい』以外の何物でも無いが、問題が天秤に書けられた時の取捨選択の判断は早い。
◆固有武器◆
三種類所有しており、一つはスイッチによりその刃の長さが自由に変更出来る短刀。
彼女の性格からか、攻撃に使うというよりは、咄嗟の防御に使う事が多いようである。
一つは相手の目を一度見る事によってその人物の情報をディジェネ内のデータベースから引用出来るデバイス。だが、名前の欄は隠されており、その情報が何処まで詳しく書かれているかは不明。
一つは管理者権限を持った彼女そのもの、彼女は気付いていないが声紋認証や虹彩認証についての管理者権限も持っている。
『雪代垂』
医療フロアと生活フロアを繋ぐ部屋に住んでいた、三つ子の末っ子で次女。
年齢は十歳程で、見た目は痩身、小柄、セミロングヘアーの可愛らしい少女。
◆性格◆
姉に強いコンプレックスを抱いており、姉に強制されたわけではないが姉の言葉や選択に逆らう事が出来ずにいる。
自身の性格というものを自制によりフラットな物やその場に適した物に書き換えているために、あまり感情豊かでは無いように見えるものの、時折自分の想像を越える事態が置きた時には表情豊かになる。
基本的には穏やかな言葉遣いをしている。
◆固有武器◆
存在しない。
その代わりに、エボル現象の特殊例の精神進化が起こっており、状況の予測についての思考に長けている。
『雪代業』
医療フロアと生活フロアを繋ぐ部屋に住んでいた、三つ子の二番目で長男。
年齢は十歳程だったはずだが、その姿は完全にノッカーと化している為、元の姿の判別は不可能。
小柄だったであろう身体が、ノッカー化により余計な肉が無くなり更に小柄になっている。
その小ささは大きめのリュックに収納出来る程。
だが、その力は通常のノッカーを遥かにしのいでいる。
単純に全身進化したノッカーという事もあるが、彼が通常のノッカーよりも強いその理由の大きな一つは、彼自身にエボル現象の特殊例の精神進化が起きており、完全にノッカーと化した後にも、通常のノッカーに比べてより具体的な思考が出来ている為である、
言葉は発せないが、基本的に言葉の判別が出来ており、姉と妹の言葉には従順に従う。
人間の食事が受け付けず、ノッカーを食することでしか生きられない。
◆固有武器◆
存在しない。
その代わりにノッカーとしてかなり強力な進化を遂げている。
『雪代椋』
医療フロアと生活フロアを繋ぐ部屋に住んでいた、三つ子の一番上で長女。
見た目は垂とほぼ変わらないが、やや目つきが鋭い。
◆性格◆
盲目的な愛を業に注いでおり、業をちゃんと生かして行くことだけを生きる目的としている。
だが、その愛はちゃんと垂の方にも向いており、垂が自分をあまり好ましく思っていない事にも勘付いていて、少し傷ついていた。
管理者権限を持った人間が施設内で目覚めた事をきっかけに、この安定している生活が壊される事を危惧し、凶行に走る。
◆固有武器◆
存在しない。
その代りに、エボル現象の特殊例の精神進化が起こっており、数学的思考の異常な発達が見られる。
ディジェネのデータベースをハッキングしたことにより、遠隔操作式の管理者権限を持っていたが、ゼロが持っている権限よりレベルが低いことには最後まで気付かなかった。
『医療フロア』
雪代家族が生活していた部屋の向こう側に存在しているフロア。
椋の提案により、ずっとそのフロアの存在は雪代家族以外にはひた隠しにされていた。




