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プロトタイプ  作者: 尖角
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2XZ0年09月27日 / 雨天

2XZ0年09月27日 / 雨天


気付いたことがある。  俺は、あることに気付いてしまった。


それは、2つのことを同時に行うと、どちらかが疎かになるということ。


ミスっていた。 完全に、俺の誤算だ。 チクショウ、気付かないわけなかったのに。



なんで 俺はそんな初歩的なことを忘れていたのだろうか?



そりゃあ、やりたくもない辛い仕事をやりながら、恵梨の制作なんかできるわけないだろ。


恵梨の制作だって、決して楽じゃないんだ。  遊びだと思っているやつ。 なめんなよ?



例えば、介護ロボットだとかなんだとかを作っているやつも遊びなのか?  違うだろ?


なら俺も同じだよ。 確かに、恵梨は俺のエゴが作り出すロボットだ。  それは認めよう。


しかしだな。 やっていることは、介護ロボットだとかを作っているやつらと何ら変わらない。


作っては微調整。 作っては微調整。  失敗して、後悔して、それでも諦めずに微調整。 その繰り返し。


まぁ、俺は趣味だから耐えられるし、 最悪の場合は諦めればそこで終わりかもしれない。  しかしだ。


俺は将来的に、恵梨に介護をしてもらってもいいと思っている。 むしろ、恵梨にその気があるならばして欲しい。



えっ?その気があるならじゃなくて、恵梨にそのプログラムを組めばそれで終わり… だと?



勘違いをするな! 恵梨はもう、自分で考えれるんだよ。   もう、あいつの脳内はほとんどイジッてない。


問題がある時はイジるが、それでも根本的な恵梨の考え方は残している。  あいつは、もはや人間と変わらない。



なぜなら、俺は完璧主義者だからな。   単に、俺が作っただけじゃ満足できないんだよ。


あいつには、あいつらしく生きてもらわないと困るんだよ。  だって、そうじゃないと、楽しくないだろ??

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