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【鋼の青魔】鋼の肉体を持つ青魔導士~敵の技をラーニングするが、自分を最強の戦士だと勘違い~  作者: ハリネズみ
第1章:鋼の肉体と青魔法

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第28話:トオルの反撃!

ムシャが闘気を高めている中、トオルが動いた。


「今度は、こちらから仕掛けさせてもらう!」

トオルの指先から、激しい青白い閃光が放たれる。

「――【サンダー】!」

バチバチという激しい音と共に、トオルから放たれた数万ボルトの電撃がムシャの巨体を包み込んだ。

しかし、ムシャは全身を震わせ、かつてトオルが初めて電撃を食らった際に見せたような、わずかな硬直を見せるにとどまった。

「ほう……しびれるな。一瞬、視界が白く染まったぞ」

「……さすがに、サンダーでは厳しいか」

トオルは、習得していた【神速突進】を無意識のうちに発動させた。

視界から消えるほどの超加速でムシャの懐に飛び込み、その勢いのまま【震動波】を乗せた拳をムシャの胸部へ叩き込む。

ドォォォォン!!

「なにっ……!? ぬおおおおおっ!」

さすがのムシャもたまらず吹き飛ばされ、その口端から鮮血がこぼれ落ちた。

確かなダメージを与えた手応え。しかし、それが逆にムシャの「狂戦士の本能」を完全に呼び覚ましてしまった。


「……素晴らしい! これほどまでに拙者をたかぶらせる人間が存在するとはな!」

ムシャは歓喜の叫びを上げ、どこからか取り出した無骨な巨大斧を片手で軽々と振り回した。

「次は、拙者の番だ! 暴虐の斧!」

今度は、斧の連撃が猛烈な勢いで振り下ろされる。

トオルは即座に【守護障壁カヴァーリング】を展開するが、斧の連撃が障壁を突き破り、トオルの身体に直接到達する。

「くっ……! 魔力の消費が激しいな……」

トオルは傷ついた箇所の修復のため【ヒール】を絶え間なく発動していた。

ムシャの連撃を浴びながらも、時折、震動波で痛烈に打ち返す。それはもはや、技術を超えた泥臭い打ち合い――プロレスさながらの、意地と体力の削り合いだった。

「わっはっは! まだ倒れんか! これほど血のたぎる戦いはいつぶりか!」

「……こちらの体力も、そろそろ限界に近いぞ」

自己修復を繰り返しているとはいえ、トオルの疲労は確実に蓄積されており、呼吸は荒くなっている。

ムシャの斧に微かなひびが入ったその時、ムシャは大きく後ろへ飛び退いた。

「お敬意を表そう、人間。……お主の名前は何と言う」

「……俺はトオルだ」

トオルは短く答え、この隙に呼吸を整える。

「トオルか、覚えておこう。まだまだ楽しみたいところだが、そろそろお別れの時間だ。最終奥義、【獄炎砕ゴクエンサイ】!」


ムシャが全身から魔力を噴き出すと、周囲の空気が赤黒く染まっていく。

その身体には、触れるものすべてを灰にするほどの地獄の炎が宿り始めていた。


次回、2026年3月7日19時10分更新です!


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