意図
「このマークはじゃなぁ、、、」
「、、、ゴクリ」
「、、、、、なんだったかのう」
「ズコーー」
考古学者ドワーフは、結局マークの意味を覚えていなかった。
「おい!あれだけ勿体ぶっておいて、このマークの意味を覚えていなかったのかよ!」
「すまんのう、確か魔王軍関係のマークなのは違いないんじゃが、、、どんな意味だったかのう」
「え!?本当に魔王軍関係のマークだったの?それじゃあ、、、」
ラオトとウィンディ、そしてホルスは、恐る恐る隣に立っていたスティアの顔を覗き込んだ、そこにいたスティアは、憎たらしいほどのドヤ顔を披露していた、そして、まるで悪役のような笑いをした
「フッフッフッ、やっぱり私の考えは合っていたのね、フッフッフッ、ハッハッハ!」
「、、、スティアは置いといて、これが魔王軍関係のマークなの?魔王軍のシンボルとは少し違うけど」
「コイツはかなり昔の魔王軍のシンボルマークじゃ、それも1000年以上前のな」
「、、、へ、へぇー」
その言葉を聞いたスティアは、先ほどまでの上機嫌から打って変わり、苦笑いをしながら目を逸らした
「スティアどうしたんだ?急に静かになったけど」
「べべべ別に?なんでもないよ、それよりも、なんでここにこのマークがあったんだろう、今は消えちゃったし」
「確かにな、なんでだろう、、、」
「うむ、、、分からぬのう」
6人は、マークの意図についてじっくりと考えたが、特に何も思いつかなかった
「うーん、手がかりが無さすぎるな」
「そうだね、、、ふあぁ〜」
ウィンディは眠たそうにあくびをした
「そういや、もう夜だな、早く宿に戻って明日の準備をしないとマズいな」
「そうか、お主らも帰らねばならぬ時間か、まだあの壁画を説明しておらぬが、、、」
「そうだな、けど仕方がない、また明後日とかに時間をつくるから、その時にお願いするよ」
「本当か!?また来てくれるのか!」
「あぁ、俺もあの壁画について知りたいしな」
「そうかそうか、分かったぞ、それでは明後日にここに来ておくれ、時間はいつでもいいぞ」
「あぁ、絶対に行くよ」
「待っておるぞ」
考古学者ドワーフとまた会う約束をしたラオトら一行は、ホルスとスティアの灯を頼りに真っ暗な通路を通り抜け、本がたくさん置かれた書物庫へ戻って来た、そして書物庫を出ると空はすでに真っ暗で、出歩く人も1人もいなかった
「おぉ真っ暗だな、どうりで眠くなるわけだ」
その後5人は宿に戻ると、色々あった今日の疲れを癒す為、すぐに眠りに入った、しかし、あのマークを見て以降様子がおかしかったアレスは、他の4人が寝る中、1人であのマークについて怯えていた
「、、、、、あのマーク」




