答え合わせ
ホルスは、2人で居るときに起こった事を簡易的に4人に話した
「なるほど、、、いや、それってほとんどスティアの妄想じゃないか!」
「いやいや、あの叫び声と荒れようは、絶対に魔人と戦っていた後でしょ!」
「そういえば、ラオトとウィンディはなんで叫んでいたんだ?それにすごい音も聞こえたが」
「それは我も気になっていたのだ、なにやら騒々しい輩がいると思ったら、まさかラオトとウィンディだったとはな」
ラオトとウィンディは、そのカッコ悪い理由を言い出せず、そのまま苦笑いで誤魔化した
「あー、あの叫び声か?ちょっと色々あってな、ハハハ」
「そうなの、色々あって、、、ハハ」
「2人の攻撃の跡もあったが、大丈夫だったか?」
「あぁ、それはー、そのー、魔獣に襲われてね」
「そうそう、赤い目をした恐ろしい魔獣だったな」
「魔獣と戦っていたのか、暗い中大丈夫だったのか?」
「うん、、、一応」
「へぇー、あの音の正体は2人が魔獣と戦ってる音だったんでしょ、私合ってるじゃん!」
「まぁ、そういう事になるな」
「惜しかったな堕天使、魔王軍という飛躍した考えにならなければ正解していただろうに」
「うっさいわね、、、私は最悪の事態を想定してただけよ!」
「、、、」
5人が各々の現象の答え合わせをしている中、考古学者ドワーフは俯いて、何やら考え事をしていた
「おじさん、さっきからどうしたんだ?」
「、、、一つ気になることがあるんじゃ、天使の娘とケンタウロスよ、その魔王軍のようなマークがあった場所は覚えてあるか?」
「覚えてるもなにも、ここに来る途中の道にあるよ」
「そうか、、、すまぬが、皆付いて来てはくれぬか」
「あぁ、別にいいけど、急にどうしたんだ?」
「いや、そのマークが少し気になってな」
広間から出た6人は、ホルスとスティアがそのマークを見たという場所にやって来た
「えっと、確かここに、、、あれ?」
ホルスとスティアは、マークのあった付近を探してみたが、そのマークはどこにもなかった
「おかしいな、確かにここにあったはずなんだが」
「2人とも、そのマークの詳細を教えてくるないか」
「えーっと、上側に帽子をかぶって杖を持った人がいて、下に剣を持った人、そして真ん中に魔王軍のマークみたいなのが描かれていたよ」
「そうか、、、少し待っておれ」
考古学者ドワーフはローブから羽ペンと手帳を取り出すと、何やら不思議なマークを描き、そのマークをホルスとスティアに見せた
「もしや、このような模様ではなかったか?」
「あ!そうそう、この模様!」
「マジか!あのマークまんまじゃないか」
「俺達にも見せてくれ」
ホルスとスティアの横に立っていた他の3人も、手帳に描かれたそのマークをじっくりと見つめた
「へぇ、不思議なマークだな」
「うーん、この上に描かれた魔法使い、どこかで見たことがあるような、、、」
「、、、、、これは」
アレスはそのマークを見ると、今までに無いほど酷く動揺した、しかし、持ち前のポーカーフェイスを駆使したおかげで、誰にも気づかれる事はなかった
「それで、このマークって一体何なんだ?」
「、、、このマークはじゃのう」
考古学者ドワーフは、長い溜めの後、5人にマークの意味を教えた




