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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
新たな仲間

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散財日和

スティアは他のメンバーやギルドの負傷人の回復、アレスは戦場へ行き兵士達の援護、特にする事のないラオトとホルスは各々自分のやりたい事をする為に、ラオトのパーティーは一度解散する事になった、夜に合流する宿を全員で共有し、ホルスに10万カウリィを渡したのち、ラオトは一番乗りでアクシスギルドの宿営地を後にした、それに続きホルスも宿営地を離れ、宿営地には、クラト、オディ、スティア、アレス、それとスティアに回復してもらった兵士、そしてベットで横になっているウィンディが残った

「それでは我々も持ち場へ戻ろう、オディ君、天使の案内は任せた」

「おう!」

スティアの案内を任されたオディは、他の場所にいる負傷者の元へスティアを連れて行った

「悪魔よ、君は私について来い」

クラトはその場に残っていた兵をウィンディの見守り用に1人だけ残し、それ以外の兵とアレスを連れて戦場へ向かった


外へ出たラオトは特にやりたい事や行きたい場所などは無かった為、適当に街を歩く事にした

「そういえばこの世界に来てから1人で出歩くのは初めてだな、でも特に行きたい場所とか無いんだよな、どっか適当に暇つぶしでもするか」

ラオトは適当な店や暇つぶしになりそうな者を探して街を探索した、この街は獣人の国の中にあるだけあって街を歩いている人は全員様々な種族の獣人だった、しかし全員浮かない顔をしており、街を出歩く人数もこの街の規模と比べて少ないように感じた

「やっぱりみんな戦争に怯えているんだな、そもそも何で魔王軍は獣人の国に攻め入ったんだろう?」

戦争の経緯が気になったラオトは近くにあった掲示板へ立ち寄り、獣人の国のニュースや広告をみた

「「魔王軍が魔水晶採掘場へ侵攻!?狙いは大量の魔水晶か」、、、なるほどな、魔王はこの国の北にある魔水晶を狙っているのか、確かに魔水晶は強力だし、大量に手に入れたい気持ちもわかるな」

魔王軍の目的が分かったラオトは掲示板を後にしようとしたが、ふと一つの広告が目に入ってしまった

「、、、獣人の国の原産品が豊富に入ったオリジナルパフェだと!」

ラオトはその魅力的な広告を再度じっくり確認した

「しかも今なら30%オフ!これは行くしか無いな」

ラオトはスイーツの誘惑に負け、すぐさまそのパフェの売っている店へ向かった、その店は戦争中にも関わらず獣人で賑わっていた

「すみません!オリジナルパフェ一つください!」

「おやおや、人間のお客様とは珍しいね、オリジナルパフェ一つね、少しお待ち」

「ラオトは店内の席に座りながら待っていると、カラフルで様々な具材の入ったパフェが運ばれてきた

「おぉ、すごいカラフルだな、それじゃあいただきます!」

そうしてラオトがパフェを口に入れた途端、今まで感じたことのないような不思議な甘みが口いっぱいに広がった

「凄いな、あっちの世界じゃ感じたことの無い甘さだ、それじゃあこの果物も」

ラオトはパフェに添えられているカラフルな果物のうち、赤色の果物を食べた、その果物からはイチゴのようなレモンのような不思議な酸味を感じた、その後もパフェの不思議な味覚を楽しみながら、ラオトはパフェを完食した

「ふぅ、ごちそうさまでした、不思議な味で美味しかったな、またいつか食べれるかな」

ラオトはお会計を済ませ店を出た、また何もする事がなくなったラオトが街をぶらぶら歩いていると、とある防具屋が目に入った

「防具屋か、そういえば入ったこと無かったな、この機会に一回入ってみようかな」

ラオトは防具屋へ入った、店の中には店主以外の人はおらず、シーンとしていた

「いらっしゃい、うん?アンタ人間かい?珍しいね」

「珍しい?」

「あぁ、昔は良くうちの店にも来ていたんだが、戦争が始まって以来この店どころか街でも見なくなっちまったね」

「そうなのか」

ラオトは店主と少し会話を交えつつ店内の商品を見て回った、その中でラオトは一つの商品が気になった

「ショルダーバッグかぁ、この服にあるポケットだけじゃ持ち運べる量にも限りがあるし、買ってもいいかもな」

そう思ったラオトはショルダーバッグをカウンターへ持って行った

「このバッグください」

「あいよ」

店主はバックを丁寧に包みながらラオトへ話しかけた

「なぁ、その杖を見るに、アンタ魔法使いだろ」

「あぁ、そうだけど」

「それならコイツも買っていかないかい?」

そう言うと、店主は店の棚に置かれていた小さなパーツを持ってきた

「何だこれは?」

「コイツはそのバックの拡張パーツだ、バックのベルトの部分につければその持っている杖を背負えるぞ」

「へぇ便利だな、それじゃあそれも頼む」

「まいど」

ラオトは防具屋で小さなショルダーバッグと杖を背負う用のパーツを購入し店を後にした、その後も気になった店に寄って暇を潰し、気がついたら合流時刻まで後少しになっていた

「もう時間か、早かったな、それじゃあ宿へ向かおう」

ラオトは買った商品などを大切に抱えながら、合流する約束の宿へ向かった


果物や野菜


この世界にも様々な果物や木の実、野菜などがあり、科学の世界同様サラダやデザートとして食べられている、しかし見た目や味などは大きく違い、こちらの世界の果物や野菜は魔力を含んでいる為、奇妙な形になりやすく、味も不思議で独特な味がする。これらの果物や野菜の味はその果物や野菜に含まれている魔力の量や種類に寄って引き起こされており、魔力を感じることのできない科学の世界の人が食べても無味無臭であるが、この世界に染まり始めているラオトは味を感じることが出来た

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