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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
新たな仲間

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22/54

仁王立ちする変態

3人はメンターとの集合場所である街の北側の噴水の前へやってきた、そこには赤を基調とした立派な服を着た男が待っていた、こちらに気がついた男は3人を、特にラオトの方をじっと見つめていた

「お待ちしておりました、あなた方がトラウム様が推薦した冒険者様御一行ですね」

「あぁそうだけど、、、何で俺をじっと見ているんだ?」

「いえ、その服と杖が気になりまして、おっと自己紹介が遅れました、私はメンターが、、、失礼、メンター様がリーダーを務めておられるギルド、アクシスギルドの副リーダー兼、この街の外交官を務めさせていただいております、アスと申します、以後お見知りおきを」

アスは礼儀よくお辞儀をした

「それでは皆様、アクシスギルドの本拠地へご案内します」

そう言いアスはどこかへ歩き出した、その後をついて行くと、この街のちょうど中心にある一際大きな建物の前へたどり着いた

「こちらが私達アクシスギルドの本拠地となっております、さぁどうぞ中へ」

3人はアスと共にアクシスギルドの本拠地内へ入った

本拠地内部は人が全くおらず、非常に静かで四人の足音がよく響いた、メンターの部屋に行く道中には、おそらくメンバーのものであろう武器や防具が置かれていたり、作戦会議室や沢山の書類が置かれた部屋があった、それらを横目に歩き続け、4人はメンターの部屋の前へたどり着いた

「ここがメンター様の部屋となっております」

「、、、えっと、アスさん?」

ウィンディが心配そうな表情をしながらアスに話しかけた

「、、、皆様は大事なお客様ですので、ウィンディ様は下を向いていてください」

「分かった、、、」

ウィンディは覚悟を決めた

「何かあるのか?」

「はい、ラオト様とホルス様も気を引き締めてください」

意味が分からないまま、下を向いたウィンディとホルスと共に部屋へ入った、しかし、部屋に入った瞬間、衝撃の光景が目に入りラオトは一瞬目を逸らした

(え、今のは何だ?、、、落ち着け、見間違えかもしれない、もう一回見よう」

ラオトが恐る恐る視界を前に戻すとそこには、、、

「よく来た、君達!」

目の前にはパンツ一丁の、おそらくメンターと思われる一人の変態が腕を組み、仁王立ちで立っていた

「、、、」

衝撃の光景にラオトは唖然とした

「初めましてメンターさん、私はウィンディっていいます」

ウィンディが下を向きながら自己紹介をした

「俺はホルス、、、この二人専属のケンタウロスだ」

ホルスも少し動揺しながら自己紹介をした

「えっと、、、俺はラオト、よろしくな」

ラオトも二人に続いて自己紹介をした

「君達がトラウムが推薦した冒険者達だね、ところで君達好きな色は何だい?」

「私は緑です」

「俺は黄色だな」

ウィンディとホルスは、まるで質問される事を分かっていたかのように素早く答えた

「俺は黒だ」

ラオトもそれに釣られ、急いで好きな色を答えた

「ありがとう、私は赤が好きだ、それじゃあ次は好きな食べ物を教えてくれ」

「私は甘いスイーツかな」

「俺は肉なら何でも」

「俺も肉だな」

「私は魚が好きだ、それじゃあ最後に好きな属性を教えてくれ」

「私は風ね」

「俺は火だ」

「俺は土だな」

「私は氷が好きだな、ありがとう、早くて助かった、少し待っていてくれ」

そう言い、メンターはパンツ一丁のまま、駆け足で部屋を出た、そして数分後、ちゃんとした服を着て戻って来た

「ふぅ、君達、本当にありがとう」

「いえいえ」

ウィンディがようやく顔を上げ、メンターの方をちゃんと見ながら話し始めた

「3人共すまなかったな、特にウィンディ、女の子の前でパンツ一丁になるなんて、申し訳ない」

「大丈夫ですよ、アクシスギルドの掟ですもんね」

「掟?」

「あぁ、アクシスギルドのリーダーは、重要な相手や客人に対して敵意がない事を示す為に、相手と親しくなるまで全裸でいないといけないんだ」

「そんな掟があるのか」

「「親しくなる」の基準があやふやだったから、私はお互いの好きなものを3個知ったら親しいという事にしているんだ」

「なるほど、だからいきなり好きな色を聞いてきたんだな」

「そうだ、君達が答えてくれるのが早くて本当に助かったよ、本当に」

「ギルドのリーダーも苦労しているんだな、、、」





アクシスギルド


メンバーは約300人おり、この世界最大級のギルド、スクアドラ建設に携わったギルドの一つで、この地に一番最初に本拠地を置いたギルドでもある。基本的な業務は魔獣の討伐や用心棒などをしているが、この街の代表ギルドの為、この街の管理なども担当している

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