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科学の知識で異世界旅  作者: 察知
仲間との旅路

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11/17

魔法再学習

3人は、ラオトの魔法の練習をする為に少し寄り道をする事にし、近くのちょっとした森へ立ち寄った

「よし、この森なら強い魔獣もいないしラオトの練習にピッタリね、それじゃあまずは教わった魔法の補足をしましょう」

「じゃ、俺はここら辺に生えている木の実なんかを集めてくるな」

そう言い、ホルスは森の奥へ入って行った、おそらく魔法の説明を聞くのが退屈だったのだろう

「それじゃあ、アデルから教わった魔法を言われた通りに全部言ってみて」

ラオトはアデルから教えてもらった土属性魔法や便利魔法を思い出せる限り、教わった通りにウィンディに話した、それを聞いたウィンディは絶句した

「どうしたんだ?」

「ソールの時と同じで、殆どの魔法の大まかな部分は合っているけど、どの魔法も重要な部分や使い方の説明が欠けているね」

「全く、アデルは昔っから大雑把な性格は変わらないね」

呆れた様子でウィンディがボソッと呟いた

「まあ、説明が足りない部分は分かったから、修正していきましょう」

そう言い、ウィンディの怒涛の修正ラッシュが続いた

魔法の階級、使い方、組み合わせ方、使う相手など、

あまりの長さに途中、ホルスが帰ってきたが、木の実を置いてまた行ってしまった、その木の実をつまみながらさらに数十分、ようやく全ての魔法の説明が終わった

「これで終わりよ、ラオト分かった?」

「あ、あぁ、分かったよ」

あまりの修正量に頭がこんがらがりつつ、最後の方はあまり聞いてなかった気もするが、これ以上聞いたら頭が爆発しそうだったのでラオトは適当に返事を返した

「それにしても、アデルから魔法の説明を聞いた時は、案外簡単だと思っていたが、まさかこんなに複雑だったとはな」

「そうね、何せ、魔法が無くちゃ私達はまともに生活出来ないからね、複雑な仕組みまでよーく知っておかなくちゃ」

その時、木の実を持ったホルスが帰ってきた

「お、その様子じゃ、終わったようだな」

「あぁ、やっとだよ、魔法って複雑なんだな」

「お疲れさん、ほら2人とも、これやるよ」

そう言いホルスは綺麗なオレンジ色の木の実をラオトとウィンディへ投げた

「ありがとな」

へとへとの2人はその木の実にかぶりついた

「ホルスって木の実探しが得意なのか?」

「いや、俺が得意って訳じゃ無くて、俺達獣人族の特技さ」

「そうなんだな、そういえば、獣人族ってどんな種族何だ?」

「獣人族は人間の見た目、または人間に近い見た目をした人類に友好的な種族の総称よ、人間と同程度の知能を持ち、強い力や元となった動物の特徴を持っている事が殆どね」

「ただ、弱点もあって、獣人族は他の種族と比べて魔力量が非常に低いの、そのせいで、魔法攻撃に対して打たれ弱いし、攻撃方法も剣や槍など近接攻撃が主流になっているわね」

「まぁ、その分、俺達獣人は近接戦闘のエキスパートばかりになっているがな」

「そうね、獣人族達の近接戦闘術はかなりのものよ、とある獣人が、凄い硬い魔王軍のシールドを一刀両断した、なんて話もあるくらいだし」

「なるほどなぁ」

そんな話をしている時、森の奥から木の実の匂いに釣られて、大きな魔獣が「グルグル」と唸りながらやってきた

「おぉ、大物だな」

そう言い、ホルスが槍を構えようとした時、ウィンディが止めた

「待って、ここはラオトに任せて」

「お、そうだったな」

そう言い、ホルスは槍を背中にしまった

「ラオト、こういう大型の魔獣にちょうど良い魔法、覚えてる?」

「ああ、勿論だ」

そう言い、ラオトは力を込め始めた、その隙に魔獣がラオトへ向かい走ってきた

「グルァー!!」

魔獣は目の前、その時、ラオトが魔法を唱えた

「グランテ!!」

ラオトが魔法を唱えた瞬間、目の前の魔獣の真下の地面が変形し、ツルのように魔獣に巻き付いた、その後ラオトはもう一つの魔法を唱えた

「フォラーレ!!」

その魔法を唱えると、ソールと同じように地面から尖った数本の岩が出現し、魔獣を貫いた

「どうだ、ウィンディ」

「うん、良い感じね、グランテで縛ってからフォラーレでトドメを刺す、ちゃんと出来ているじゃない!」

「ふう、よかった」

ラオトは使う魔法の種類が合っていたようで安心した

「よし、これでこの森に来た要件はおしまいね」

「そうだな、よし、それじゃあ森から出よう」

3人は森を出て、元いた道へ戻った、しかし、魔法の説明に時間をかけ過ぎたせいか、すぐに空が暗くなり始めた

「マズいな、もうそろそろ夜になっちまう」

「そうだね、それじゃあ急ごう」

3人は小走りをしながら宿へ急いだ、しかし宿へ着く前に辺りは真っ暗になってしまった

「マズいな、この暗闇の中進むのは危険だ」

「そうだな、という事は」

「野宿ね、、、」

しょんぼりした様子のウィンディが低い声で呟いた















獣人族


動物の特徴をもち、人間の見た目、または人間に近い見た目をした人類に友好的な人間ではない種族の総称。

はるか昔、獣人族の元となる魔獣が、とある事を きっかけに人間の魔力を大量に浴びた事により突然変異し、人間に近い見た目をした獣人やが生まれた。その特殊な見た目から長い間人類に馴染めず、過去には何回も戦争を繰り返した、その後和平が結ばれ、人類との友好を選んだ種族は獣人、和平を結ばずに「魔王軍」として独立した種族を魔人と呼ぶ事となった。




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