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**あとがき**

 長い間お付き合いありがとうございます。

 今更あとがきなんてどうかな? とは思いましたものの、ちょっとくらいひと言書き添えさせていただいても構わないかなーと我侭をやってみました。


 因みにサイトの方と、こちらの投稿とではラスト一文が違います。

 これまでもちょいちょい変えてるところもあったのですが、最後、どうしても納得いかなくて考えた末、こっちにしてみました。


 ―― ネタバレありますので、読了後目を通していただけると嬉しいです ――


 そんなわけでこの紅譚、400字詰め原稿用紙に換算しますとなんと! 600ページを超えます!

 ブログにて今度は異世界トリップものを書いてみたーい! と騒いだのがきっかけで書きはじめた物ですが意外と私自身嵌ってしまい、超楽しく手がけさせていただきました。


 最初は、二通りのストーリーを用意していました。


 ブログも読んでたよっ! なんて奇特な方は、ご承知かもしれませんが……闇猫ルートのほかに王子ルートもありました。

 書いてる間に王子ルートは消えてしまったんですけれど、そっちもあったらあったで楽しかったかなーと思います。


 そして、存在しなかった王子ルートの断片が次回作の銀狼譚で触れていたりします。


 くっ付く相手がブラックではなくエミルであったならきっとマシロは一度も元の世界に戻ることはなかったでしょう。

 ああ見えて、ブラックは包容力のある奴です。なので自分の意思とは関係なくマシロが望むなら、自分の我を押し通すような無茶はしませんし、マシロにも求めません。

 エミルは王子様育ちということもあり、優しい本質のほかに我侭なところもある奴です。

 だから自分の大切なものは傍に置きたいし、離したくない。マシロが如何に元の世界に戻らなくてはいけないと思っていても、気がつけばそのまま居座ってしまったという展開を起こしてしまうミラクルな人です。


 他の二人。

 カナイとアルファですが彼らにも一応恋愛ルート的なものを考えていました。彼らはそれぞれ過去に重いものを持っています。(外伝にてそっと触れてます)だからそれを掘り下げていくルートを考えていました。

 ですが、マシロが出会った時点の彼らはエミルの虜!

 なのでそんな大切なエミルを差し置いてまで自分の恋心を目覚めさせたり押し通したりは決してしないだろうという流れになってしまいました。私としてもちょっと惜しかったですね! 特にツンとデレのあり方を弁えたカナイさんとのルートは、個人的に楽しい流れになっていたはずっ!


 長く書いているとやはりキャラ一人ひとりにとても愛着が沸いてきます。


 文学的なという表現をするのはおこがましい感じがするし小説というのも、間違いではないけれどちょっと敷居が高い。だからライトノベルという表現が私には丁度良くて、私はそんな曖昧が丁度良い世界で生きています。


 しかし伝えたいこともちゃんとあり、読み手の皆様にとっても何か得るものがあれば良いなと思います。私の力不足で至らないこと多々ですが。


 感想など寄せていただけるともんのすごーく喜びます。お時間あれば是非構ってやってくださいませ。


 ではでは、まだもう少し続きます。種シリーズ。良かったら引き続きお付き合いください。

** あとがきのあとがきって……失礼します。宣伝です。

外伝はこちら→ http://ncode.syosetu.com/n5907m/

第二弾:銀狼譚はこちら→ http://ncode.syosetu.com/n8550m/(完結済み)

第三弾:種想譚はこちら→ http://ncode.syosetu.com/n6671p/(完結済み)


お時間あればぜひよろしくお願いしますv



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