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旅立ち
「コレ、マジっすか!俺こんなところ初めてっスよ!」ユウトのテンションの高さにマサオミは呆れたように答える。
「はしゃぐんじゃねーよ。部屋なんかどうでもいいんだよ!早く外へ行こうぜ!」
「いや、でも、これは凄いですよ!」いつもは冷静なリンも興奮を隠せないでいた。
東南アジアの国に3人の若者が旅行に訪れた時の事である。
彼ら、特に、ユウトとリンは興奮していた。マサオミのおかげでホテルの最上階のスゥイートルームへ泊まることができたのである。
このホテルはアジアでもトップクラスの高さを誇っている。100階建ての最上階からみる景色は見る者を圧倒させる。マサオミも、口では興味なさそうに言っているが、他の2人と同じように窓から見える景色から目が離せないでいた。
彼らははしゃぎ過ぎていた。
毎日のように遊びまわり、連日、夜遅くまで遊び尽くした。
そして最終日の夜…、恐怖が3人を襲うことになる。




