side修一 00:31
登場人物紹介
周防 修一 17歳 高校生
秋野 茜と旅行に来たら、たまたま今回の事件に巻き込まれた少年。基本的に普通の高校生だが、困っている人を見捨てられない性格で、それゆえか周りからの評価は高い。生まれつき体が弱い茜のことを自分が守らなくてはならないと思っている。
「ここまで来れば大丈夫かな。」
俺達は今何かから逃げていた。何から逃げているかわからないが。
「ね、ねぇ、シュウちゃん。」
不意に茜が話しかけてきた。俺から見た彼女はとても不安がっているように見えた。
「どうした?」
「あ、あのね。何だかさっきから、ものすごく嫌な予感がするの。」
マジかよ。茜の嫌な予感は的中率がとてつもなく高い。だから今は警戒しないといけないな。
「そうか、でも大丈夫だ。俺が絶対お前を守ってやるからッ!」
カッコつけの台詞を言っている最中、後ろからこちらに近づく足音がしたから思わず振り返ってしまった。そこにいたのは白人の男だった。
何か聞きたいことがあるのか?困ったな、英語話せないや。
そう思った時だった。
「馬鹿野郎!そいつから離れろ!」
そう叫ぶ声がした。確かあの声は、「アランさん?」
「シュウちゃん危ない!」
その時だった、男が掴みかかろうとしたのは。
「うわっ!何しやがる!」
間一髪、茜がいなかったらこの時俺は死んでいたかもしれない。
「こっちだ、早く!」
言われるがまま、俺達はアランさんについていった。
あれは一体何なんだ?
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