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side 修一11:23

「これは、ドロイドか?」

庭にあった人の足はドロイドのものだった。

この世界にはドロイドとアンドロイドが存在し、両方とも人に似せて作ってある。そのふたつの大きな違いは、ドロイドはある一定の知識と知能が与えられていて、その知識に沿った仕事をこなしているだけ。稀に人と同じように生活しているのもいるが。アンドロイドはほとんど人だ。成長もするし、自分で考えて行動し、生殖機能まである人造人間だ。人間との決定的な違いはある程度肉体的に成長させられた状態で生まれることらしい。…ここまでは全部学校の教科書に書いてあった説明文だ。

とまあ説明はここまでにしよう。問題はなぜここにドロイドの足だけがあるのかだ。

「茜、近くにドロイドの体はなかったか?」

「うーん、ないよ」

「そうか、けど近くに足をなくしたドロイドが居るはずだ。少し探してみよう」

「そうだね。まだヘレンちゃんは来なそうだし」

俺達は暇潰しのつもりで足をなくしたドロイドを探し始めた。もちろん武器は持ってる。模造刀と使い方のわからない拳銃しかないが。

まずはどこを見てみようか。倉庫にしよう。

俺達は最初に倉庫を開けてみることにした。するとなんと驚くことに。

「ウゥゥ…」

ゾンビが人を貪っていた。いや、正確には死人だ。

「いやっ!」

茜が小さく悲鳴を上げ、すぐに口を塞いだが遅かったようだ。奴はこちらにゆっくりと顔を向けると、急に獲物を見るような目になり、突然立ち上がり走ってきた。

「うわぁぁぁ!」

俺はそれを模造刀でバッティングの要領でぶっ飛ばす。

茜を逃がさなくては。

すぐにそう思った。逃げようとも思ったが、ヘレンを置いて逃げるわけには行かない。

「茜、逃げろ!家に入ってろ!」

「でも!」

「いいから、俺のことなら心配するな」

「…わかった。絶対に無事でいてね」

「当たり前だ」

茜は家に無断だが入れさせてもらった。この際仕方ないだろう?さてと、俺はなんとか勝って生き残らなきゃ。茜を悲しませないためにも。

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