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side ジョージ10:00

登場人物紹介


ジョージ・マカフリー 25歳

平和維持軍特殊事件担当部隊所属の兵士。

ハイスクール卒業と同時に入隊し、入隊直後から次々と成果を上げるスーパールーキー。その能力を買われて、特殊事件担当部隊が設立されたと同時に配属された。アランとは面識がある。

「総員、VTOLに乗り込め、仕事の時間だ。」

「了解。」

俺はジョージ・マカフリー、平和維持軍の軍人だ。

平和維持軍とは、すべての戦争行為が禁止されたこの世界で、テロなどの脅威に立ち向かうために設立された、国連軍をベースとした平和のための軍隊だ。

今回は海上都市アトランティスで起こった、謎のテロの鎮圧に向かう。

「ジョージ。君は少し残ってくれ。」

「はい、大佐。どうかされましたか?」

彼はアンドリュー・ブルーム大佐。平和維持軍創設メンバーであり、俺たち特殊事件担当部隊の責任者でもある。そんな人がわざわざ俺みたいな一兵士を呼びつけるなんて、一体何だろう?

「君の活躍はよく聞いているよ。君のおかげで我が特殊事件担当部隊の知名度はうなぎ登りだ。」

「もったいなきお言葉です。」

「謙遜しなくてもいいだろう。現に君は多くの人の命を救ってるんだ。それと…」

急に大佐はいつもの真剣な顔を崩した。こういうときは決まって、軍事意外の話題の時だ。

「君はこの軍の女性人気はトップだそうだ。さっきもそこで噂をしているのを見たぞ。」

「そ、そんなことが…。」

全く知らなかった。

「そこでだ、今度の休日、娘にあってもらえないか?」

「よ、よろしいんですか?」

過去に2、3度お会いしたことがあるが、俺が今まで出会った中でもトップクラスの美人だったな。

「ああ、もちろんだ。それに君なら娘を幸せにしてくれると思ってるからな。」

「そ、それは一体どういう意味…」

「はっはっは、残念だが、そろそろ時間だぞ。それではまた任務後に、この部屋に来てくれ。」

大佐が行ってしまった。さっきの質問はまさか…いや、深く考えるのはよそう、まずは任務だ。


~30分後~


「あ~あ、なんだよくそっ、来月に娘と家族旅行に来ようとしていたのによ。」

「残念だったなユーリ、また他の計画を立てるんだな。」

俺の隣でぼやいてる男はユーリ・トンプソン。俺と時を同じくして軍に入った同期だ。

「くそったれテロリストめ、現場で出会ったらただじゃおかないぜ。」

「………。」

正直、頭に血がのぼりやすいタイプだ。だが、根は優しく、家族思いな面を持つ。

「まあまあ落ち着きなって、僕達の仕事は人助けだろう?まずは生存者の救助が優先のはずだよ。」

ユーリをなだめるこいつはレイ・マッケンジー。優男みたいな雰囲気がある男だが、実は怒らせると一番恐ろしい人物だ。だってほら、なんか言葉のわりに威圧感が、なんかこう体中からにじみ出てきているっていうか、なんかそんな感覚がある。だが、彼は人の命を重んじているだけであって、元からこんなに威圧感を出しているわけじゃない。

「あ、ああ。そ、そうだよな。」

ユーリはレイの威圧感に負けて大人しくなった。…俺もちょっとびびったけど。

「………。」「よくお前は平気だよな。」

彼はトモノリ・オオタ。この部隊では切り込み隊長のようなポジションであり、最も口数が少ない男でもある。

「………。」

「今日もだんまりかよ。まぁいいけどな。」

「おい、そろそろ着くぞ。」

「見えてきたな。」

初めて来た場所を、俺は呟く。

「あれが今回の現場、"試作型"海上都市アトランティスか。」


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