現代版在籍名簿
今回は、最後の人物紹介・現代版となります。また此方は、現代世界に登場する人物以外にも、必要な人物を全てピックアップしています。
※此方は『登場人物紹介』一覧です。タイトルもそれらしくしています。
※人物覧の星印は、以下のように男女別とします。
★……男性、☆……女性、◇……性別不明、人間以外の生物(神様も含む)
※通称は、一般的な呼び名と愛称(『さん、ちゃん、君』同等)も含む。
本篇主要人物
※【 】内は、主要な役柄表記。
※年齢は、登場時の時のもの。
【本編主人公】
☆赤石 世里銘 年齢18~20歳ぐらい 通称:セリ
本編主人公であった『赤怜銘』の転生前(前世)の人物。
一般家庭で育った日本人。事故死した後に、異世界に転生。
高校時代から先輩、双愁とは恋人同士。最終番外編では大学生。
双愁創作『宮ラブ』に嵌る。但し、ゲーマーまではいかない。
現世世界と前世世界(2回)の転生を、繰り返している。
これは神の干渉による転生で、当人の記憶は操作された。
2回目現代世界で、双愁により事故を回避後、彼と結婚。
(但し、1回目の事故死の時、双愁に前世の記憶はない。)
《現世の赤怜銘》
ゲームの世界でもある麓水国では、当人にとっては未来。
(それ故、現実世界は、異世界の記憶が2回ともない。)
竜の神の干渉で異世界転生し、過去の記憶をほぼ隠された。
巫女の子孫という特殊な力を持ち、竜の神に協力することに。
巫女の力を得て邪神竜を浄化、もう1体の竜の神へと戻した。
平和を取り戻した後、愁水と婚姻し、皇太子妃 ➡ 皇后となる。
異世界転生後、前世で双愁を1人にしたと、未だ悔いている。
現代世界に転生した双愁と、関ったのが原因で事故死した。
【『宮ラブ』にも登場する者達】
★水間 双愁 年齢22~24歳ぐらい 通称:双ちゃん
彼の過去は王族で、麓水国の皇太子・麓愁水。セリの2歳上。
ゲームの世界でもある麓水国は、彼の過去(前世)の世界。
1回目転生時は過去の記憶はなく、何となく見覚えがある程度。
『宮ラブ』を創作した張本人。異世界転生を2回することに。
(怜銘にとっての過去世界は、愁水にとっては未来世界である)
杏梨は幼少期からの学友で、腐れ縁。男女を超えた親友(悪友)。
中学まではお金持ち学校として有名な、杏梨と同じ私学に通う。
高校から地元の公立に入学。彼が3年生の時、セリが入学する。
現世で、高校時代に出逢った怜銘と恋に落ちた。怜銘の先輩。
その後、双愁が告白し、2人は高校時代から恋人同士となる。
1回目と2回目の転生では、ゲーム設定なども若干異なる。
2回目過去に神が干渉、未来の記憶からセリの事故死を知る。
2回目未来で、恋人の死を回避した。後にセリと結婚。
現代への転生で1人の人間・双愁に転生。それが現代に影響し…
現代世界に歪みが生じ、1回目の運命ではセリが事故死した。
《過去の麓愁水》
本来の麓水国の皇太子。邪竜により、一度は国と共に亡ぶ。
邪竜となった竜の神により、愁水の一部から流水を生み出された。
(本来、流水は愁水の性格の一部、純真な部分であった。)
現代世界への異世界転生は、竜の神様によって転生させられる。
神の協力を得て邪神竜を浄化した時に、流水の正体を知った。
平和を取り戻した後、怜銘と婚姻。皇太子 ➡ 皇帝となる。
2回目の現代世界への転生を希望し、竜の神が叶えている。
1回目転生時の記憶を、2回目現世で神に与えられた。
(怜銘には、同じ世界の過去を持つと、勘違いされた。)
☆清倉 杏梨 年齢22~24歳 通称:特になし
現世で怜銘の侍女になる、『墨清季』の転生前(前世)の人物。
現代世界ではスレンダー美女。友人の前では男っぽく振る舞う。
由緒正しい家柄のお嬢様だが、日々退屈し窮屈に感じていた。
双愁とは幼少期からの知り合い、男女を超えた親友、腐れ縁。
双愁とは美男美女で家柄も釣り合い、恋人によく間違われる。
高校時代の女子友の影響で、BLに嵌る。初投稿で賞を取る。
有名なBL小説家として活躍。縁を切った家族には秘密である。
現代で、転生後の愁水の影響を受け、麓水国の夢を見たことも。
現代では、セリとの交流は特になし。顔と名を知る程度だった。
《現世の墨清季》
特殊な能力を持ち、自然の摂理で異世界転生した。十人並みの容姿。
麓水国の夢を見てゲーム作成をした。転生後は神の協力者となる。
ゲームでは主人公達のサポートキャラという、重要なキャラである。
現世では竜の神から、怜銘の補佐をするよう依頼されていた。
麓水国で小説家となった。後にBLを執筆したかは、現時点で不明。
【その他】
★麓流水 年齢不詳 通称:特になし
麓水国の王族・第一皇子として、『宮ラブ』に登場した主役キャラ。
現世でも麓水国に存在した。実は、邪竜に生み出された虚像の人物。
愁水の一部で、現代世界では愁水と融合、1人の人間・双愁に転生。
◇竜の神様 年齢不詳 通称:神
この世界を作ったとされる竜の神様。伝承されるだけの存在。
現世で見た人間はおらず、竜の姿の神様と伝承されていた。
『宮ラブ』では、ハッピーエンド時ゲーム最後に登場する。
『宮ラブ』では人型の竜人で登場する。現実は竜の姿のまま。
実際に存在し、主に夢の中だが、主人公達の前に姿を見せた。
セリへの償いで異世界転生させ、辛い過去の記憶を消した。
偶然異世界転生した清季にも使命を与え、人間に関与する。
麓水国の竜の神の1体であり、邪竜の浄化は長年の望み。
逸早くセリの巫女の力に気付き、巫女の力を必要とする。
杏梨のことも、夢の時からもう1人の逸材として利用する。
清季に怜銘を守る役目を与え、代わりに望みを叶えると約束。
◇邪神竜 年齢不詳 通称:邪竜、邪神竜
本来は竜の神様の1体。人間の邪悪な心を取り込み、邪竜に。
『宮ラブ』では、バットエンド時にゲーム最後に登場する。
現世でも同様に、本編後半で登場。伝説にも登場する邪竜。
怜銘が異世界転生する以前、流水を操り国を滅ぼしかけた。
主人公達2度目の転生で、巫女の力を得た怜銘に浄化される。
元の姿に戻った後、怜銘達に贖罪し、見守ることにした。
竜の神様の時、人間に傾倒する。相棒の神より神力が強い。
基本的に人間に関われないが、この神には制限がない。
☆BL小説家・アンリ 年齢不詳 通称:特になし
BL小説家として有名な人物で、アンリは作者名である。
その正体は杏梨で、公には正体不明とされ、公表していない。
但し、セリは双愁から聞かされており、杏梨も公認済み。
『宮ラブ』の元となる麓水国の出来事を、夢で見ている。
(麓水国&流水関連の夢は、竜の神の仕業である。)
夢の時から竜の神に、国を救う人材として目を付けられた。
本来は、夢の話をBL小説に利用する気満々でいた。
双愁が過去を思い出したことで、ゲーム作成に協力した。
『宮ラブ』ではキャラ設定を担当。原作者はアンリと公表。
◇赤石家
ごく一般的な家庭。(詳細は、読者のご想像にお任せとする)
初期設定の両親は、裁判官か弁護士の職業(これも変更可能)
礼儀(作法も含め)には厳しいが、優しく子煩悩の両親。
子供の恋愛には、余程のことがない限り、見守っている。
セリの両親は常識人で、博識だと周りからは思われてある。
娘の恋人・双愁のことを、両親共に大層気に入っている。
◇水間家
それなりに大きな会社を経営し、資産も潤沢な旧家の家柄。
古くから代々続く家柄で、主人公達が住む地区で有名な資産家。
清倉家とも釣り合いが取れ、清倉家父は娘を嫁に…と希望した。
古くは政略結婚だったが、何代か前の当主から恋愛結婚である。
双愁とセリの仲を応援し、一刻も早く嫁に来てほしいと願う。
清倉家のような上から目線の人間を、内心では嫌っている。
但し、杏梨とその母親に関しては、その対象ではないらしい。
◇清倉家
地元で有名な地主の家系。由緒正しい血筋の旧家の家柄。
父親は偏見のある人。杏梨の将来を勝手に決めようとした。
母親は娘の味方で、父親にバレないようこっそり応援。
母親は表立っては父親に逆らわず、普段は夫の命令に従う。
実は夫に隠れ、裏から杏梨の手助けをする、ちゃっかり者。
杏梨は家を出てから連絡せず、現在父とは絶縁状態に近い。
父親も娘を見限り、存在しない者として娘を無視している。
父親は杏梨と双樹の関係を誤解し、付き合うことに賛成。
父は恋人同士と誤解したが、母は誤解せず見抜いている。
※同一人物であっても、別名となる者全員を、記載しています。
※現代世界に存在&番外登場関係なく、関係者は記載しています。
※竜の神様&邪神竜に関し、現代版での追加事項がありました。
※『赤石家』は紹介文通り、読者の想像で変更可能としています。
※『水間家』『清倉家』は、家柄が変更可能な範囲での設定です。
【本文及び番外編への補足】
元々別の世界に存在する者が、異世界に転生した場合、その異世界に歪が生じるようだ。また元々この国の異世界人が、転生者の近くに長く居ると、歪の影響を受けるらしい。その異世界人が強い幸運を持っていても、不幸となることが多かった。最悪の場合、その異世界人が転生者の代わりに、弾かれてしまう可能性が高い。
【1週目】邪神竜の意のまま、皇太子流水が麓水国を滅ぼしかける。死んだ愁水の魂を、竜の神が日本へ転生させた影響で、双愁の恋人だった世里奈が事故死。世里奈の魂をまた竜の神が、麓水国に転生させた。その前後で死亡した杏梨が、自然の摂理で麓水国に自ら転生。
【2週目】異世界転生した怜銘の影響で、流水は失脚し愁水が皇太子に立位。邪神竜が再び国を滅ぼそうとし、竜の神の協力で怜銘は巫女の力に目覚め、邪神竜を元の竜の神に戻す。愁水と怜銘の婚姻後、1週目の双愁の記憶を愁水へと、竜の神により記憶操作される。双愁に転生後その記憶を使い、世里奈の事故死を回避した。これにより、繰り返す転生は収束。現代でも、双愁と世里銘は夫婦となる。
以上を、補足として追加させていただきます。
今回の人物紹介には、本編にも番外編にも登場していない、家族(両親)の情報も入れたくて、必要設定を記載しています。此方は、筆者用の設定を確認するメモでもありますが、ご参考までにと投稿しております。
今回は現代版で新たに、設定をつけ加えています。また、背景が複雑すぎると思いましたので、補足という形で全体の流れの説明を、付け加えました。
※これにて、『宮ラブ』は完結致します。今までお付き合いくださり、ありがとうございます。完結まで書き続けられたのも、偏に皆様が応援してくださったお陰です。長らく応援していただき、本当にありがとうございました! また他にも小説を執筆しています。宜しければ他の作品の方も、よろしくお願い致します。




