表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

第6話 新しい家族

あの日から俺たちは恋人になった。

最初は慣れなかったが今はLwinという電話やトークができるアプリで

毎日、通話やトークでイチャイチャしてる毎日だ。

正直ここまで嬉しい事はない。

前は女子嫌いだった俺に彼女ができるなんて、思ってもいなかった。

今日も大好きだよ❤️ってトークで打つぐらいになっている。

こんな日々が一生続けばいいなと思っている中、事件が起きた。


突然、お父さんから一通のメールが届く。


それを読むと衝撃のことが書かれていた。


涼へ

お父さんは再婚します。


そして涼には妹ができます。

明日には一緒に暮らすことになるからよろしくな。


そう書かれてあった。


下にいるお父さんに話を聞く。

その妹は同じ学校の女子であること。

同級生だが、俺の方が誕生日が早いため、俺がお兄ちゃんらしい。


まだ他の女子には慣れていない。

多分佐藤だけは大丈夫だが、他の女子となると話は別だ。


明日からどうなるのだろうか。


そのことを早速電話する。


緊張でドキドキしている。


プツッ


「急にどうしたの?何かあった?」


「あ、あのさ、お父さんが再婚するんだ。それで同じ学校の女子なんだよ。どうしたらいいと思う...」


「良かったじゃん!

でも、欲情はしないでね?

するなら私にしてね!」


やばい、すごく可愛い


「うん、わかってるよ!

佐藤を裏切らないから!」


「あとさ! 佐藤ってやめない?

下の名前で呼んで欲しいな...」


「わかった、じゃあ俺も下で呼んでね!」


「紅美って呼んでね!私も涼って呼ぶね」


紅美か、嬉しいな

下で呼べるの。


「わかった こんな夜に急に電話かけてごめんね。じゃあおやすみ」


「うんおやすみ〜!」


プツッ


電話が終わった。

やっぱり電話ってドキドキする。

胸がはち切れそうだ。


そうして、今日が終わった。


次の日、朝の日差しが、カーテンから差し込み、その光で目が覚めた。

鳥のちゅんちゅんと鳴き声が聞こえる中、俺が倒れないかに震えていた。

一緒に暮らす家族だ。

第一印象は大事。

慎重に慎重に...

時計を見ると朝の10時だった。

11時に来るらしい。


俺は胸がドキドキしながら待っていた。

そうして、その時が来る。


玄関が開き、二人の女子が入ってきた。

玄関で俺とお父さんは待っていた。

涼、この方がお前の新しいお母さんだ。


「若杉有紗(ありさ)です。」


まずは新しいお母さんが挨拶した。


「そして今日からお前の妹になる

若杉栞菜ちゃんだ。」


「若杉栞菜(かんな)です!これからよろしくね!お兄ちゃん!」


と笑顔で返事をしてくれた。


新しいお母さんは

いかにもボン キュ ボンの体型だ。

髪は黒髪ロング。

美人で優しいそうなお母さんだ。


若杉栞菜は黒髪ロングの胸は控えめ。

モデルような体型をしている。

目はデカく、女子としては上の上にいそうなぐらいだった。


俺は緊張と、女子という事で、耐えながらも挨拶をする。


「神谷涼です。よろしくお願いします!」

少しは女子にも慣れてきたのか意外とスラスラと言えた。


昨日ひたすら練習していたなんて言えない...


そうして、新しい家族ができたのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ