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即撃

眠い

「ふぅ〜。お腹いっぱい。」

妹は満足そうな声を出す。

気に入ってくれてよかった。

改めて見ると、

顔や声、食べ方まで昔と変わらないようだ。

見た目の方は別として、

3年前の日常がここにはある。

懐かしくも落ち着いた雰囲気だ。

俺は気になっていることを聞くことにした。

「その剣はどうしたんだ?」

この雰囲気が壊れないギリギリの態度で聞く。

妹は穏やかな顔のままで答える。

「この剣は城を襲った者に刺された。

でも、大丈夫。死なないから。」

あまり鮮明なことは話してくれない。

だが、妹が大丈夫と言うのなら心配はないだろう。

「そうか。」

簡単な返事をして、テーブルに目を落とす。

俺の後ろにある窓から月がグラスに反射している。

「今日は満月だn、」

視線を上げ、話し始めて間も無く。

耳の近くで何かが爆発した。

恐る恐る振り向くと窓ガラスが割れている。

近くの壁には小さな穴。

「え?」

声が漏れる。

続いて、食器の割れる音が鳴り響く。

妹が動けない俺を倒したテーブルの陰に引きずり込む。

「狙撃されてる。頭を下げてて。」

心臓の鼓動が早い。

妹は俺を助けてすぐにテーブルを飛び越え、

窓に向かって消えた。

騎士を妹にもつ兄が、

監視されていないはずはなかった。

俺の軽率な考えは、

俺だけではなく妹をも危険にさらしてしまった。

カーテンを閉め忘れていたなんて…。



やっぱり眠い

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