とある姫君
続きが気になるがこれはいずれ勇者と会うとある王国の姫君のお話。
何故か姫君は外に出たいと言い出した。それから仕方なく外出してるわけだ
「執事ー、さっさと行くわよー!」
「わかりました、ワカー。」
なぜこの姫がワカというと名前がワカ・ルドルシュ・シルフィアのファーストネームからとったからだ。
「案外街中も悪いもんじゃないわね。」
う街中もなかなかですわね。
賑やかですし
「待ってくださいよワカー」
ふと歩いていると目に入ったのはわかくさ幼稚園というところだ。
「ふーん、幼稚園というものがあるのね。ところで執事、幼稚園って何かしら。」
疑問に思うのは仕方ない、なぜならこの姫君はずっと宮殿で暮らしていたからだ
「幼稚園って言うのはですね、まだ小学校に通えないちっちゃい子たちが入るとこですよ。」
「ふーん、そんなとこがあるのね」
「わか…くさ」
「ん?なんか言ったかしら?」
「だから、わかくさ」
「わかくさが…どうかしたんですの?」
何をいいたいの?と言わんばかりに首を傾げる姫。
どういう意味?そう思っていると執事が
「ワカ臭」
といった。
「誰が臭いですってぇ!?」
「聴こえませんでした?ワカが臭いとおっしゃったんですよぉー」
ムキー!誰が臭いですって!?毎回毎回この執事は私のこと馬鹿にして!
「これだからツインドロリといわれるんですよぉー」
「ツインドロリってなんですの!?言われたこともないし聴いたことないわよ!」
「いや、一方的に私が影で言ってるだけです」
と執事はキリッといった
「影でいうんじゃないわよ!ツインドロリってどう言う意味なんですの!?」
すると執事はゴクリとつばを飲み言い出した。
「ツインテール+コロネみたいなドリルの髪型+ロリ」
「をいこら待て執事ぃぃい!」
姫が怒っていると執事は
「やーい貧乳ー貧乳ロリー」
と馬鹿にしている
「あの執事めーー!」
宮殿に帰ったら説教よ!
と心に決めた姫であった
…姫も…めんどくさいんだな………。
そう思うナレーターであった。