エンシェントなんとけ参上!!
彼女が仲間になり数十分経過したが
どうやら彼女は格闘家らしい、道理であんなにパンチが強かったわけだ。とりあえず仲間ができた訳だしさっさと次の町にいくか。
その時知らない男の人がでてきた?!そして彼は突然
「我が名はエンシェントダーぎゅ!」と名乗った?それにしても
ぎゅ!?!ぎゅってなに!?まぁー面倒くさいことになりそうだから無視していこう。これ以上濃いメンバーはいらないし。
そうして俺が通り過ぎようとすると彼は涙目で
「もっかい!もう一回チャンスくれ!お願いします!」
と、しがみつきながら言ってくる
面倒くさくなりそうだなぁー…
そう思った俺は
「嫌です、はい。自分忙しんで」
そう言った。すると彼は泣きながら
「お願いします!もう一回だけチャンスをー…」
すると魔法使いが
「勇者はんもう一回だけきいてあげたほうがいいんちゃいますか?もう鼻水もだらだらやで」
うぅ…仕方ない面倒くさいが聞いてあげよう
「わかった、わかったからもう泣くな!ちゃんと聞いてやるから!」
俺がそう言うと彼は
「本当に!?やったぁ!」
と、太陽のように顔をきらめかせながら言った。本当に言いたかったんだな…
「本当にあと一回だからな」
「うん!」
即答で返事をした
「では…こほん。我が名はエンシェントダークフレイムナイト!古に伝わるこの力でそなたら、勇者一行の力になり魔王を封印にいくとしよう!!」
…うわぁーこいつめんどくせー中二病だよー格好もちょっと痛いし
でも装備からすると戦士だな…
とりあえず断ろう…
「あのーいまパーティーいっぱいなんで他あたってもらえます?」
そう言うと彼は
「…仲間にいれてくださいよ!」
と泣きながらいってくる。仕方ない…いれるか
「まぁー仲間にはいr…」
「はい!もちろん!!!」
まだ言いかけてるのに即答だよ…
すると後ろにいた格闘家が前に出てきて彼、戦士に
「私はあんたの先輩だから!お姉さんって呼んでもいいのよ?」
と言った。戦士は突然後ろから出てきた格闘家に戸惑っているようだ…そして第一印象を口にしてしまった
「うわぁー背ちっ…ごふ!?」
「身長のことは言うなぁぁあ!!!!!」
と渾身の一撃を戦士の腹におみまいした。そのまま戦士はお腹を抑えながら倒れこんだ。
あちゃー言っちゃったよーいたいなあれはー。そしてお腹を抑えながら起き上がった戦士兼中二病は
「これ…からっよろ…くたの…」
ばたりという効果音がでたように倒れる。
やっぱりこのパーティーは何かがおかしい!!本当に魔王を倒せることができるのかよ!!!!!!
そんな心の叫びは無論誰にも聞こえるはずがなかった。