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神降り

思いつきで新たな小説を書き始めてしまいました。


 


 残暑もようやく落ち着き、夜風が秋の雰囲気を纏い始めた九月も中盤の頃。夏のセミに勝る勢いで鳴いていた蛙達に代わる様に鈴虫やコオロギが所狭しと恋歌を鳴り響かせる夜道を一台の自転車が風を切り走っていた。

 自転車は機能性に優れたマウンテンバイク。平らな道の為かギアは見る限りかなりの重さで、それに比して時速三十キロ程のスピードで人影を乗せて進んでいた。そんな自転車を駆る人物は、少々マウンテンバイクから連想しにくい人物だった。


「昼間に火照った体にちょうど良い涼しさね」


 乗り手は背の中ほどまである黒髪をポニーテールに纏めた少女。黒いリュックを背負って、時折スカートを完全に気にしないで立ちこぎする様子はやや鋭く意思の強さを秘めた瞳を持つ彼女に妙に似合っていた。


「あ……もうっ!」


 衣替え前の制服、高校指定の制服のポロシャツに自転車のライトに釣られて飛んできた虫が二の腕にしがみ付くが、右手を離しぺちりと叩き落した。きりっとした容姿とすらりと伸びた手足、中性的な魅力と虫をも恐れぬ女子らしからぬ、この少女。名は四方栞しほうしおりといった。


「ん……月が綺麗ね。あぁそういえば明後日は十五夜かぁ」


 煌々と夜空を照らす満月に近い月を眺め、栞はやや鋭い瞳を細め、穏やかな表情を浮かべていた。片道で四十五分以上も自転車を漕がなければいけない通学法だが、元々自転車を漕ぐのが好きな栞にとっては悪天候でなければそこまで辛くは無い。それに、この月を見ながら帰り道は一日の中で一番好きな時間でもあった。

たった一つの欠点を除くなら。


「……うわぁ、目が合っちゃったよ」


 月ばかり見ている訳にもいかないので、安全を確かめる為に視線を前方に戻す中、栞の視線は進行方向に向って左側の田んぼの真ん中に立ち尽くす一人の男性と目が合い、眉をやや顰めてしまう。本来なら失礼極まりない行為なのだが、男性にはそれを気にした様子は一切無い。どころか、もうその姿は数瞬前に佇んでいたのが嘘の様に掻き消えていた。


「はぁ、この道で見るのは久しぶりだなぁ。明日は違う道で帰ろうかなぁ」


 そんな神隠しの様な異常事態にも関わらず、栞には驚いた様子は微塵も見られない。まるで、良く遭遇する出来事の様に受け入れていた。

 それもそのはず、四方栞は所謂、霊感と言うモノをその身に宿していた。そう、先程の男性は生者ではなく死者、幽霊と呼ばれる類のものであった。


(まぁ、ここの土地柄、悪霊では無いと思うけど、憑かれない保証は無いしね。えっと……うん、とりあえず憑かれては無さそうね。家に入る前に塩を蒔いておこう)


 ざっと体を見渡して先程の男性の幽霊が憑いてないのを確認すると、栞は今まで以上のスピードで自転車を漕ぐのだった。





 それから田んぼを抜け、住宅街を栞は相棒の自転車を走らせる。田んぼと違い、車の排気ガスなどで住宅街はやや気温が高い。栞の肌を撫ぜる風も爽やかさが先程と比べ損なわれているように栞は感じていた。

 そんな風を浴びること数分、栞は自転車のギアの軽くし、慣れた動作で後ろブレーキ、前ブレーキと順番にブレーキを掛けて、とある一軒家で自転車を止め、自転車から降りる。


「到着ー」


 二階建ての平均的な一軒家、特に特徴の無いこの家が栞が両親、妹、弟と住む家だ。車を縦に入れれば二台は車が入る車庫の奥に自転車を置き、玄関の目の前に着くと、おもむろにポケットから塩が入った小瓶を取り出し、胸元に少しだけ振りかけて栞は家のインターホンを二回鳴らす。二回鳴らすのは自覚の無いクセのようなもので、自分以外の家族が、それで栞が帰って来たと判断しているとは栞は知りもしない。


「はーい!」

「僕が開けるー!」


 元気な女の子の声と、子供特有の甲高い声がインターホンが鳴り終わるよりも早く響き、それに続きどたどたと足音までが栞の耳に届いた。

 ガチャリと鍵特有の音がすると、勢い良く玄関が開かれ、宵闇が橙色の光に消された。暗さに慣れた栞の目はその光をやや眩しいと感じるも、玄関を開けっ放しにしていては、九月になり少なくなったとはいっても未だに夜を飛び回る虫が入ってしまう。栞は早々にその身を家の中に滑り込ませた。


「た……」

「栞姉お帰りなさい」

「おねーちゃんお帰り!」


 栞がただいまと言う前に、栞の帰りを待っていた妹と弟からそれぞれお帰りなさいと告げられてしまい、栞は思わず苦笑してしまうが、それでも帰りの挨拶は欠かさなかった。


「ただいま、沙織さおり伊織いおり。転んだら危ないから家の中では走ったらダメって言ってるでしょ」


 妹の四方沙織、弟の四方伊織の頭を右手と左手でそれぞれ撫でると、毎日の様に言っている注意を一応しておく。慕ってくれるのはとても嬉しいのだが、家の中で走るのは怪我をしそうで心配でしょうがないのだ。ちなみに、沙織は中学二年生、伊織は小学三年生。高校一年生である栞とは、それぞれ二歳、七歳と歳が離れていた。


「ただいまー」


 玄関でローファーを脱ぎ、伊織もしくは沙織が用意したであろう栞用のもこもこしたスリッパに履き替え、玄関から続く廊下の先にあるリビングのドアを開け、もう一度、帰宅を告げた。


「あら。おかえりなさい」


 栞の帰宅ににこやかに挨拶を返したのは四方直子(なおこ)。少し茶色く染めた髪をショートカットにした穏やかな性格の優しいお母さんである。あらかじめ、大まかに帰ってくる時間をメールしておいたため今はエプロン姿で夕食の温め直しをしていた。

 温められた料理からは湯気と共に、香気も立ち上がり、栞の鼻腔を刺激する。その香りの中に山椒の独特の臭いを感じとり、栞はある料理を半ば自動的に思い浮かべていた。


「今日は麻婆豆腐?」

「ぶぶー。今日は麻婆茄子です」


 何が面白いのか、麻婆茄子を皿に盛りながら直子はくすくすと笑っていた。この年頃なら父親に限らず母親とも衝突する者も少なくないだろうが、両親と栞の関係は非常に良好だった。


「他の料理も温め終わるから早く着替えてきなさいよ。あと沙織か伊織、お風呂に入っちゃってね」

「分かった。ありがと」

「伊織、あたしはもう少しで宿題終わるところだから、先にお風呂良いよ」

「うん。じゃあ先に入る」


 直子の言葉を皮切りに各々がそれぞれ動き出す中、栞は制服から着替えるために階段を上がり自室に入っていった。




「いただきまーす」


 リビング・ダイニング・キッチンに据えられたテーブル並べられた料理を目の前に栞は手を合わせ夕食を取り始める。今日の献立は先ほどの麻婆茄子と浅漬け、厚揚げ、味噌汁の四品だ。最近では夕食は低カロリーの方が健康に良いと言われいるというテレビ番組に直子が影響された結果だった。

 とは言え、栞も今どきの女子高校生。体型、体重が気になるお年頃なので、都合が良いと言えば良い夕食ではあった。


「そういえばさー」 

「うん」


 麻婆茄子を皿に用意されたスプーンでご飯にかけながら、栞が口を開く。直子は栞の向かい側にある椅子に腰かけ、ゴールデンの番組を眺めながら、相槌を打つ。


「今使ってる帰り道で二週間ぶりぐらいに幽霊見たよ」

「あら。……うん、憑かれてはいないみたいね。塩撒いた?」


 普通なら流すなり突っ込みを入れたりするだろう栞の言葉に直子は至極真面目に言葉を返した。そう、直子もまた栞と同じく幽霊が見える人であった。というか直子だけではない。沙織も伊織も、そして父である幸隆も幽霊を見る事が出来る。

 四方家は一杜市で最大の神社、神籬かみがき神社の宮司の家系、神代家の分家の分家も、傍流も傍流。神と対話し神の名代として最大の力を誇る神代家とは違い、精々そこらの幽霊を見る力しか残ってはいない。


「うん。一応、撒いておいたよ。悪いもんじゃないとは思うけどね」


 ちなみに四方家の血を継いでいるのは直子の方で、幸隆は婿養子である。二人が高校自体の時に偶然にも肝試しのペアになり、実際に幽霊が出た為、お互いに霊感があるのが分かったのが二人の馴れ初めだったりする。……既にこの話は、細部に至るまで完全に説明が出来る程に栞は聞かされていた。 


「そう。なら良いわ。見えるのはまぁ良いとしても、家にまで入ってこられるのはね。あ、栞。覚えていると思うけど、明後日は例大祭だからね」

「覚えてるよ。服は制服でも良いんだよね?」

「ええ、分家の分家なんて一般の参列者とそう変わらないからね」


 他の神社と変わらず神籬かみがき神社も幾つかの神事、祭事が毎年催される。無論、その祭事を執り行うのは宮司たる神代家の役割だ。その土地に住む者達だけの祭事、他の土地からの参列者を招く祭事、神代家のゆかりの者達だけでやる祭事など、年に幾つもの祭事が行われている。

 基本的に家系図の端っこも端っこに記されている程度の四方家だが、例大祭の後の祭事だけは例外的に親族として拝殿に集まらなければならない。……と言っても、本家と四分家とその直系が行う祭事を見るだけの役目だが。


「一年に一回だけと思えば良いかぁ」

「まったく面倒よね」


 とても県内どころか国内でも有数の神社を護る家系の一族とは思えない母と娘の会話だが中途半端に本家に近いなら劣等感やらなんやらが有るのだろうが、この二人くらい本家から離れた血統だと、比べるのも馬鹿らしい。たまに顔を合わせる遠い親戚感覚だ。

 

「まぁ天音命アマオトノミコト様を間近で見れるのが唯一の楽しみかな」

「そうね。私達、分家も分家ならこれくらいしか機会が無いものねぇ」


 天音命。神籬神社の祭神して、一杜の土地神、そして産土神を兼ねる女神の名である。そして、この二人の会話は親族だけ、ご神体として祀られている物を見られるというものでは無い。正真正銘の神をその目で見る事が出来ると言う意味だった。

 もちろん、ある程度の霊感が有るのが前提だが、幸いにも二人にはそのある程度以上の霊感がある。当当然と言えば当然だが、神々しいその姿は見るだけで穢れが祓われる程の御利益があるという。


「でも、せっかくの土曜日が潰れるのはちょっとね。……さてと御馳走様。洗い物はやっとくね」

「ん、ありがとう。この夏のホラー特集、偽物が多いわね。……あ、この子の隣、本物の幽霊が居るわね」


 夕御飯を食べ終わったタイミングで栞がそれまでの会話を切り上げる。直子はサラダ煎餅を齧りながら、なんとなく点けていた夏定番のホラー特集を見ながら、独り言に近い呟きを漏らしていた。その呟きの後半には恐ろしい事を言っているが、これも本物の霊感が有ってのものだった。

 なんでも無いけれど、ちょっと中学とは変わった日常にすっかり慣れた栞、そんな彼女のほぼ普通の人と変わらない日々を栞はなんとはなしに過ごしていた。


「高校って言ってもあまり変わらないもんね」


 そんな平穏な日々に少し落胆しながら、今日の栞はそう呟いた。ちょっとは刺激的な日々を送りたいと願いを込めて。だが彼女、栞は今現在知る由も無かった。


 あぁ、あの日常に戻りたい


 一週間後、自分が肩を落としながらそう呟くことを。





 土曜日、神籬神社の例大祭が行われる当日。姿見の前で栞は自分の姿を映していた。高校指定のポロシャツに、膝がようやっと出る位の丈のスカート、紺のハイソックスを履いた、いつもの姿の自分を見て、栞はうん、と一人頷く。寝癖も無いし、特に見た目に不備は見当たらない。


「栞、準備できたー?」

「うん。今、降りるとこだよ」


 母、直子の言葉に栞は大きな声で返事を返す。部屋を出る前に一度だけ振り向き、寝巻が散らかっていないのを確認すると、栞は部屋のドアを閉め、階段を下りた。その足取りは面倒な行事に参加する為か、いつもより少し重かった。




 神籬神社は一杜市の市街、そのほぼ中心に位置する大きな神社である。栞が住む一杜市の西の地区、雨宮とは同じ市内とはいえ電車で四十分近くの距離がある。これは国の市町村合併政策に流れに乗って多くの市町村が合併したが故に一杜市が単純に大きいからだった。何せその大きさときたら、県を東と西で横断してしまうほどで、国内でも指折りな大都市だ。

 故にそんな大都市の中心部に位置する神籬神社はその参拝者数も天照大神や住吉三神、大国主といった名の知られた神にも引けを取らない。豊穣、家内安全、恋愛、その他諸々の加護を持つ女神として一杜の一帯では神といったら天音命といって差支えないだろう。


「そんな凄い神様を拝めるんだから霊感も捨てたもんじゃないのかもね」

「もう栞はまたそんなこと言って……まぁ気持ちは分かるけどね」


 あまり信心深さが無い栞の言葉に直子が一瞬諌める様な声をあげるが、自分も似たような事を考えているのを思い出して、クスリと笑みを浮かべた。


「でも、他の家の方々には聞こえないようにね」


 分家も分家、傍流も傍流、そんな四方家が神代家の水面下権力闘争に影響力もへったくれもないが、変な事を聞かれて余計な面倒事に巻き込まれるのは避けたい所、当主などと言った大層なもんでもないが、四方の名を継ぐ可能性が有る栞には、そろそろそこら大人の事情を教えようと直子は考えていた。




 一般の参拝者も参加できる祭りの後、一族の者達は神社の拝殿へと集合していた。ここからは神代本家とその血を継ぐ分家達のみが参加することを許された秘奥の儀式。一年に一度、神がその姿を霊感を持った者に限ってだが、その姿を顕現する秘中の義。

 その儀式の中、栞と直子の四方家の座っている場所は祭壇からかなり離れた、むしろ入口の方が大分近い位置。儀式を執り行う本家神代家の巫女の表情がギリギリ見えるか見えないかという程、距離が空いていた。


「……神代本家」

奏莉かなりさま。……栞と同い年よね?」

「う、うん。話したことは無いけど」


 あまり親族内の権力闘争に頓着が無い直子も本家なれば話は別だ。地位云々では無い。本家に血に宿る力に畏怖を感じているからだ。多少なりとも霊感を持つ身だからこそ理解できるその畏敬が神代本家には備わっていた。


「オオー」


 巫女である奏莉の後ろに控えた四人の宮司の格好をした男達が声を揃えて大きな声をあげる。その声が終わると同時、奏莉は右手に握った玉串を自分の顔の前まで上げて一度、深く礼をする。そして左手に持ち替え、もう一度深く頭を下げた。そのまま、右足、左足の順に後ろに下がり、今度は両手で玉串を握り、再び頭を下げた。神社のよって色々な作法のある玉串奉奠たまぐしほうでんだが、神籬神社では今の様な作法だった。

 ざわり、拝殿の空気が明らかに変わる。そして、奏莉が祈りを捧げている方向から前触れも無く一人の少女が姿を現した。

 一切の癖が無い艶やかな黒髪。同じ色の形の良い眉と、黒真珠の如き大きな黒い瞳。白くきめ細やかな肌。そしてそんな肌を包む巫女装束。

 一杜の土地神、産土神にして、神籬神社の祭神。天音命が降神した瞬間だった。


「―――――――――」


 神の御姿をみた瞬間、そこにいた神代家に連なる者達は例外無く息を呑んでいた。その美しさは陳腐であり、当たり前のものだが、まさに神秘的な美しさだった。天音命は音無き声をあげ、声無き歌を歌う。一年に只の一度だけ、自らを祀り守る一族の働きを労う様に―――――――――――。





「はぁ……」

「何度見ても見惚れちゃうわねぇ」


 一族の誰もが感嘆の感情を浮かべる中、四方家の母娘も例に漏れず感動していた。


「――――――――」


 暫し、舞と歌を披露した天音命は小さく頭を下げ、その姿を現出させた時と同様に音も無くその姿を消していった。


「あぁもう終わりかぁ」

「……」


 残念そうな声を直子は口にする。それは多くの神代家の者が抱く思いだった。そう多くの。

 名残惜しそうな表情を浮かべる直子の視線は神職、神主の服を纏った神代本家とそれに最も近い血を継ぐ家、四名家に注がれていた。

 その羨ましさすら滲ませた表情の理由は、直子と分家全てが今現在の天音命の姿が見えない事に起因する。五百年にも続く神籬例大祭。その祭事を司るにはある程度の霊力が必要だと言われている。つまり、今の天音命の姿を見れるだけの霊力があるのが最低条件。

 今、天音命は神代本家と四名家の目の前に姿を見せているのだ。美しいを越え神々しい天音命を見続ける事が出来る。それだけで多くの分家が羨望の眼差しを送るのは致し方ない事だった。

 だが、その羨望の眼差しを送らない例外がここに居た。


「栞どうしたの?」

「お母さん。今、天音命様は姿を消しているわよね」


 普段は見せない真剣な表情で栞は母、直子にそう問いかけた。そう、まるで自らの疑念を打ち祓うように。


「うん。私にはどこにも見えないわねぇ。でも、あそこに居るんじゃないの?本家の人達がなんか話しかけているし……。もしかして見えるの?」

「……ううん。私にもあそこには(・・・・・)何も見えないよ」


 直子と同様に栞にも四名家の近くには天音命はおろか、その他の幽霊、羽虫一匹だって見えやしない。だが、あくまでそこ(・・)には何も見えないだけだった。

 なぜなら、栞の瞳には天井付近から、何もいない空間に声をかけたり、頷いたりする四名家を面白そうに眺める天音命の姿があったのだから。 


天音命様が本格的に動き出すのは次話からです。

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