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他者の存在が、幻影ならば。
もし他者が私の意識の幻影でしかなく、存在していない場合、倫理的判断や他者への配慮はどうなるだろうか。私は、その存在を「他者」として扱うべきか?
また、他者の存在を認めることは、意識的に自分の世界をどう構造化することと関係するだろうか。
別にこの条件でなくても、それは本質的に個人の自由だと思う。だが、私は独立した他者が存在すると考えるのが妥当だと思っているため、そう思うのならば他者として扱った方が良いと思う。
また、他者の存在を認めることは、私の世界を外界世界に存在する一意識であると仮定することに繋がる。




