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他者の存在について、仮定するとして。
他者の存在を信じるとしたら、心理的、倫理的に何を得られるだろうか。どんな利点があるだろうか。
逆に、他者の存在を信じないことで、どんな哲学的、社会的な影響が生じるのだろうか。
他者の存在を信じるとするならば、自分自身の意思以外にも、依って立てる基準が存在することになるため、自己が揺らいだ時にも立ち直りやすい。また、当たり前に配慮ができるため、周囲との軋轢を生みにくい。
他者の存在を信じないとするのならば、懐疑論的に、世界を感じることができるため、根拠を持った世界で生きることができる。その一方で、自己が揺らいだ時に依って立てるものがなく回復に時間がかかったり、他者の存在を根本的に信じていないため相手への尊重がおろそかになり対人関係で軋轢を生む可能性がある。




