なろう系は低品質なのか?
なろう系 いわゆる「異世界転生や追放ざまぁと言った ネット小説で流行になったジャンル」は低品質 そう思った事がある人は少なく無いと思います
しかし 人によっては「読者の需要を満たしてるから高品質」「売れてるから高品質」と言う人も居ます
ならば実際にはどうなのか?
あくまで私個人としての意見を言いましょう
なろう系は低品質です
何故なろう系が低品質と言われるのか
よく「主人公がチート能力で無双するから」とか「主人公がハーレムになるから」と言われますが それは品質では無いと思っています
主人公が無双したり ハーレムしたりするのはあくまで人の趣味嗜好であって 品質とは関係ないものだと思っています
じゃあ何故なろう系が低品質なのかと言われるのか それはとにかく「登場人物の言動が滅茶苦茶」である点だと思います
例えば「主人公が冒険者に固執してる」と言う設定が多いのですが まずそこからして滅茶苦茶です
どう考えても商人とかやった方が稼げるであろうスキルを持ってたとしても冒険者をやる
戦闘慣れなんてしてるハズも無い現代人が冒険者をやる
特に理由も無く冒険者をやる
もはや冒険者以外に職業は無いのか?と言わんばかりに冒険者にしかならないケースが多いです
金が理由なら他に本当に稼ぐ手段は無いのか 金以外が理由ならその理由は何か
例えばONE PIECEの海賊ですが 海賊と言う名から想像できるように 海賊になる人は大抵はマトモな職に就けないお尋ね者です
例外は主人公ことルフィですが 彼は偉大な海賊シャンクスに憧れたと言うちゃんとした理由がありますし 憧れるまでの流れにも説得力があります
一方なろう系と呼ばれる冒険者にはそれが無い 説得力のある理由が存在しないのです
その上で 転生ものなら主人公があまりにもあっさりと現世を諦め異世界に順応する
追放ものなら無能扱いの主人公を1度加入させ 無能だからと切り捨てる
ダンジョン配信なら危険なダンジョンを政府が一般公開し 一般人が配信しに行くと言った 整合性のかけらも無い設定がテンプレとなっています
こんなの作者がマトモに作品を作る気がないと言われても仕方ないです
ここまで読んで「筆者はリアリティを気にし過ぎ」「読者はそんな細かい所まで気にしない」と言う意見を持つ人が居るかもしれません
しかし これらの話は大体が1話目で起きる出来事です
その1話目の それも大筋から滅茶苦茶なんです
例えば「一流シェフ級の料理を作れる俺が 安全に稼ぐためにモンスターが出るダンジョンで配信します」
みたいな設定をお出しされたら「それはおかしいだろ」って感想になると思います
なろう系はこのレベルで狂ってる事が多いです
じゃあ読者がそういう展開を望んでるかって言われると それも違うと思います
チート無双やハーレムと言った要素は読者が望んでるから問題ないと言いましたが 破綻しまくった設定と展開に需要がある事はありません
全てが計算通りだったり ギャグ作品なら別かもしれませんが
そして「1話目から整合性が滅茶苦茶」ならば「2話以降も整合性は滅茶苦茶」である事も想像がつきます
そんな作品を「品質がいい」とはお世辞にも言えません
私がなろう系の事を「品質が悪い」と言うのはそういう理由です
じゃあ何故そんな「質が悪い」なろう系がここまで流行してしまったのか
あくまで私の想像になりますが「ちゃんと小説や漫画を読める人が減った」んだと思います
ちゃんと読めないから とりあえず想像で補完がしやすい似たようななろう系が流行る
ちゃんと読めないから 作中に頻繁に出てくる破綻部分が気にならない 気が付かない
そして質が悪くてもいいなら作者も書くのが楽だからどんどん数が増えて行った
この悪循環の結果が今現在だと思っています
結論を言いますと「売れてるのと品質が悪いのは両立する」です
せめて整合性はちゃんと取れたなろう系を読みたいものです・・・




