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2024 詩ノート

小さな池

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(みどり)なす


水面(みなも)光りて



(くく)りゆく


海亀のやう



(ふる)


(ふる)緋鯉(ひごひ)



光り届かぬ


水底(みなそこ)へ消ゆ


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 昔、通っていた小学校にあった、今は駐車場になっている小さな池は、小学生の膝を越えるか超えないかほどの深さしかありませんでしたが、緑色のペンキをぶちまけたように藻が繁殖していて、水面(すいめん)を泳いでいる鯉の背中の一部しか見ることができませんでした。


 藻が大量発生している池や湖を見るたびに、そのことを思い出します。



 最終行の『水底(みなそこ)へ消ゆ』の「消ゆ』は、新しく行を変えたほうがよかったのか、蛇足だったのか。


 「消え」や「消へ」にするのもなあ、と思いながら投稿した次第。


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