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〈第2話〉また会えますように……。

8月18日昼、小次郎は夕飯の買い出しのため家から数分先のあるスーパーへ。

そこで既視感のあるガタイのいい学生に出会うが……

8月18日、昼────

俺は部屋のエアコンの電源を落とし、買い物に行く身支度をする。

身支度を終え、机の引き出しから横長の財布を出し、今朝母からもらった5千円を入れ、買い物メモ、折りたたみのエコバックと一緒にズボンのポケットに突っ込む。

出かける支度ができた俺は、玄関へ向かい靴箱に入っているシューズを1足出して履く。

シューズも履いて、いざ玄関の扉をあける。

すると、外の熱気が一気に入ってくる。

昨今世間では、地球沸騰化などと言われて毎年毎年最高気温を更新している。


「ジーンズじゃちょっと暑いかな……」

玄関から入ってくる茹だる熱気に、出かける気力を奪われそうになるが、俺は意を決して玄関から出る。


(そういえば自転車!俺は帰ってたみたいだけど自転車はどうした!?)

俺は昨日乗っていた自転車の存在を思い出し、少し焦り気味に、アパートの階段を駆け下り敷地内の駐輪場へ向かった。


「ある……。なんで?」

あの神社に行ってからなんか妙だなと首を傾げつつも、俺は自転車を駐輪場から出し、跨り自転車のペダルを漕ぎアパートを後にした。


~>゜~~


8月18日、昼〈白天比女神社・母屋〉──


「白愛、そろそろ起きなさい!」

私を起こす声と共に、部屋のドアがドンドンッ!と叩かれる。

私はその声と音に抗うように、布団の中で身動ぎする。


───ガチャッ


ドアを開け、姉の美沙が入ってくる。


「ほら、夏休みだからっていつまでも寝てないで」

そう言ってまだ寝ぼけている私から布団を剥ぎ取る。


「まだ眠い……」

布団を剥ぎ取られても尚、横になったまま悪足掻きをする。

そんな私を見て呆れたのか、「はぁ……」とため息を着く声が聞こえる。


「まだ眠いって……、もうお昼よ……。ほら、起きなさい」

美沙が私の手を掴んで無理矢理起こしにかかる。私は観念して上体を起こし、欠伸をしてまだ重い瞼を擦る。


「お昼ご飯用意してあるから食べてね」

美沙が部屋から出て行くのを見届け、私はベッドから立ち上がり、寝巻きを脱ぎ、いつもの白の下地に銀の糸で白蛇が刺繍された着物を着る。


「夏に着物は暑くないか?」とよく美沙に聞かれるが、私は特に暑いと感じることはなく、着物が私の普段着になっている。


私は「用意してある」と言うお昼ご飯を食べに、階下へと向かう。

リビングに入ると台所で使い終わった食器を洗っている美沙が居た。美沙は洗い物の手を止め、リビングに入り食卓の席に着く私を確認したら、再び手を動かし洗い物を続けた。

昼を過ぎても家に居るっていうことは、今日は非番なのかな?


食卓には夏の定番の素麺が、涼し気な透明な器に、1人分用意されている。

器に入っている氷があまり溶けてなくまだ新しい。私が着替えている間に、美沙が作ってくれたようだ。


私は席について、つゆ用の小さな器に麺つゆを入れ、まずは薬味を入れずに麺を1口分取り啜る。


麺がよく冷えていて、とても美味しい。暑い日にはぴったりの料理だ。

次は薬味のネギと茗荷を入れて麺を啜る。


うん、これも美味しい。

茗荷のシャキシャキした食感と香りがまた美味しさを際立たせている。


「どう?美味しい?」

いつの間にか洗い物を終わらせていた美沙が、台所から顔を覗かせ、美味しそうに素麺を啜る私を見て満足そうに微笑む。


「……。そういえば、正臣は?」

私は少し気恥ずかしくなり、黙々と素麺を啜り、話題をかえる。


「今日は私と同じで非番よ。今は神社の方に居るんじゃない?」

洗い物を終わらせた美沙が私の問に応え、濡れた手を拭きながら台所から出てきて、リビングのソファに腰掛ける。


私の叔父、白河正臣は白崎高等学校の校長と兼任で、白天比女神社の宮司も務めている。


(神社か……。お昼ご飯食べ終わったら手伝いにいくかな)

「神社の手伝いもいいけど、勉強もしなさいね。あなた来年受験でしょ」

美沙が私の考えを見透かし、夏休みの母親のようなことを言ってくる。


ちなみに私達の両親は、アメリカに住んでいる。父だけでは私生活が心配だからと、父の仕事に母が付き添って一緒にいるのだ。なので今私と美沙は叔父の正臣の家に居候させてもらっている。


「ご馳走様、美味しかったわ」

私は素麺を食べ終わり、箸を置き手を合わせる。


「そのままでいいわよ。後は片付けるから」

席を立ち食べ終えた食器を重ね、流し台に持って行こうとすると、美沙が声を掛けてくる。


「自分で片付けられるわ」

「いいから!白愛が洗い物すると台所泡だらけのなっちゃうでしょ、もう……」

そう言って美沙が私の手から食器を取り上げる。


美沙の言い方に少なからずムッとしたが、素直に引き下がり、リビングを後にし神社へ向かうことにした。


~>゜~~〜


自転車を漕いで数分、俺はアパートから1番近いスーパーに到着した。スーパーの駐輪場に自転車を止め鍵をかける。


太陽が1番高い時間帯になり、アスファルトからの照り返しの暑さで、立って居るだけでじわじわと汗が吹き出てくる。俺はそんな暑さから逃げるように、足早にスーパーの店内へと入っていく。


スーパーの店内は冷房が効いていて涼しい。店内の冷房のおかげで、先程までかいていた汗はすっかり収まっていた。


俺は入口にあるカゴとカートを取り、予め買うものを書出していたメモを手に、店内を散策し始める。

メモにはトマト・生麺・漬物・牛乳と書いてある。


散策を始めてまず目に入ったのが、果物・野菜コーナー。


「ここで買うものは……」

俺は手に持っているメモに視線を落とす。野菜コーナーで欲しいものは、トマトと漬物類だ。俺はトマトと漬物を求めて物色をする。


「お、あったあった」

しばらく物色していると、2個で1パックになって並んでいるトマトを見つける。今日のメニューで使い切りたいから、出来れば1個でいいのだが、残れば明日使えばいいやと思い、1パックカゴに入れる。


「えっと、次は〜……」

俺はカートを押しながら、辺りを見回し漬物を探す。漬物は野菜コーナーと隣接していてすぐに見つかった。


「ん〜、どれにするかなぁ」

真空パックされている漬物をいくつか手に取り、どれにしようか悩む。


「これでいいか」

俺は沢庵の漬物を1本手に取りカゴに入れる。


「あとは〜、麺と牛乳か」

漬物のあった冷蔵のレーンに沿って歩いていると、うどん・焼きそば・中華そばの生麺が並んでいるのを見つけた。生麺にするとスープを作る手間があるなぁと考え、視線を少しだけ上に動かすと、冷やし中華用の麺とスープがセットになっている袋が目に入ってきた。1袋手に取って見るが、1袋で2食分しか入ってないようだ。うちは3人家族、これを2袋買えば1食分余ってしまう上、生麺を3玉買うよりコストが高い。だが、スープを作る手間は省ける。対して生麺3玉買うと、余りはせずコストもだいぶ抑えられるがスープを作る手間が増えてしまう。そうやって生麺と冷やし中華のセットを見比べて思案していると、1つミスがあった事に気付く。そう、家にある調味料の把握をしてなかったのだ。スープに必要な調味料を買えばいい話しだが、それだと家にある調味料と被ったときに困る。俺はやむを得ず、1食分余ってしまうが、冷やし中華セットの方を買うことに決めた。トマトも1つ余る計算だし、明日の昼食を考えなくていいかと、俺はそう思うようにした。


「明日の昼も冷やし中華決定っと。具材は今日多めに作り置きして、明日よ昼にすぐ食べられるようにしとくか……」

と呟きながら、冷やし中華セットを2袋手に取りカゴの中へ。


「あとは牛乳か。ここら辺には……ないか」

一通り辺りを見渡し、最後の牛乳を探し歩く。


鮮魚・精肉・惣菜コーナーを通り過ぎ、乳製品コーナーを探し歩いていると、アイスクリームの陳列してある冷凍レーンで、部活帰りと思われる4人組の男子学生の集団がいた。迷惑とまでは行かないが、やたらと声が通る学生が1人。「今日はどれにしようかのぅ」などと聞こえてくるので、気になってチラッと視線を向けてみると、角刈りで赤いタオルを首に掛けたかなりガタイのいい学生だった。


(あ……れ……?)

その学生の姿を見た途端、なんとも言い難い既視感を覚えた。

俺はその既視感わ払拭するように頭を振り、乳製品コーナーへ向かった。


「牛乳は〜っと……。あった」

乳製品の陳列棚に沿って歩くと、エンド付近に牛乳を見つける。

牛乳も色々種類があるが、うちの家族はこれと言ったこだわりがないので、適当なものを1本取りカゴに入れる。


「これで終わりかな」

カゴの中のものとメモ書きを照らし合わせ、買い忘れがないか確認する。


「よし、OK」

確認も終え、カートを押してレジに向かう途中文具コーナーが目に入った。


「……。ノートでも買っとくか」

母から「文具で必要なものがあったら」とも言われていたし、A4ノートの色違いが5冊セットになっているものを買うことにした。


目的のものは揃ったが、これからは頻繁に来る事になるだろうから、店内を色々と見て回りたい所だが、不審者に思われたくないので、早々に会計をするためレジに向かう。


レジは店員の居る有人レジと客が自分達で商品をスキャンして会計する無人レジとがあった。

無人レジには先程の学生達が、各々手にアイスを持ち、談笑しながら順番待ちをしていた。最後尾はあのガタイのいいがくせいだ。

俺はその学生の後ろにならんだが、近くで見るとその身体の大きさに圧倒される。


(俺が170cm位だから……、190はあるか?)とか(さっきの既視感はなんだったんだろう)などと考えていると、レジの進みが早くなり、すぐに俺の番が来た。

学生達がアイス1品だけだったから急に進んだんだろう。


俺はレジの右側にある台にカゴを置き、ポケットからエコバックを出し、レジ左側のフックにバックの口を開いてセットする。

そして、商品のバーコードをスキャナーに通し、重たいものからバックに詰めていく。


「ん?あれ?」

俺がレジを通した商品をバックに入れていると、すぐ横で会計をしていたガタイのいい学生が、仕切りにポケットに手を突っ込みだし何かを探している。


「あぁ〜、アイツらもう外にでちょる……。どうしよう……」

ポケットの中で何かを探していると思ったら、今度は連れの姿を探し、既に店外に居る連れの姿を見つけると落胆する。


───トントンッ


「ん?」

俺は意を決して、ガタイのいい学生の肩を軽く叩き、話しかけることにした。


「どうかした?」

「その……、アイスを買おうと思ったんじゃが……。5円足りんくて……」

学生は話しかけてきた俺に一瞬驚いた様子だったが、すぐに申し訳なさそうな表情になり、手持ちが5円足りないと言う。

(なんだ、そんなことか)と思い、俺は財布を開き、中から5円玉を1枚その学生に差し出す。


「いや、見ず知らずの人から金は貰えんっちゃ」

「いいよ、ここで俺が話しかけたのもなにかのご縁(5円)だし受け取ってよ」

学生は最初こそ遠慮し、戸惑っていたが、俺のその言葉を聞いて「わはははっ!」と店内に響くんじゃないかと思う位の声で笑い出す。


「お前粋なこと言うのぅ。わかった、それじゃこのご縁(5円)は借りとくわ。何処かで縁があれば返すけぇの」

そう言って学生が俺の手から5円玉を受け取り、会計を済ませて「ありがとうな!」とお礼の一言を残し、俺の方に手を振って店外へ出ていく。


「ご縁……か」

学生が待たせている連れと合流し、自転車を漕いで去って行くのを店内から見届ける。

学生の笑い声で注目が集まったのか、周囲からの視線を感じ、気恥ずかしくなり手早く会計を済ませ、商品を詰めたエコバックを手に持ち足早に店外へ出ていく。


店外の蒸せるような暑さに、身体中の皮膚から一気に汗が滲み出てくる。

冷房の効いた店内に戻りたい衝動を抑え、俺は駐輪場に止めてある自転車のカゴにエコバックを入れ、鍵を外して直射日光で熱くなったサドルに跨り、自転車を漕ぎ始め帰路に着いた。


~>゜~~〜〜


しばらく自転車を漕いでいると、不意に昨日の神社の事を思い出した。

このまま寄り道をせずに帰ろうかとも考えたが、1度気になりだすと今日も行ってみたくなり方向転換する。


「どう行くんだったっけ」

うろ覚えながらも昨日通ったであろう道を思い出しながら自転車を走らせる。


何度か道を間違え行き止まりに突き当たったりしたが、昨日訪れた白天比女神社に到着する。

人間うろ覚えでも辿り着けるものだなとこの時思った。

自転車を邪魔にならないように、木陰になっている道の脇に停める。


「昨日は気にしてなかったけど、ここって涼しいな……」

立派な大木で木陰ができているせいか、夏の外気が気にならないくらい、冷房とは違う自然の心地よい涼しさを感じる。


俺は石造りの鳥居をくぐり、昨日同様境内を進み社殿へと向かった。


あの白い少女に︎︎今日も会えるかな……︎︎という淡い期待が湧いてくる。


相変わらず掃除の行き届いた境内の石畳を進んで行くと社殿が見えてくる。

辺りを見回すと地面の落ち葉を箒で集めている宮司さんが1人いた。


どうやらあの白い少女は居ないらしい。

少し残念に思いつつ、せっかくだし参拝帰ろうと、社殿前にある賽銭箱に近づく。


「こんなちは」

宮司さんの近くを通り過ぎる際に挨拶と軽い会釈をする。


「こんにちは」

宮司さんもその挨拶で、俺の存在に気づき、振り返って挨拶を返してくる。


「おや?佐々木君じゃないか」

と通り過ぎた宮司さんから名前を呼ばれる。


(はて?宮司さんの知り合いなんていたっけ?)

そう思いながら後ろを振り返ると。


「あ!校長先生!」

そこには昨日の転校手続きで顔を合わせた、白河校長先生が箒を持ち宮司の格好をして立っていた。


「やぁ、今日も来たのかね。参拝かな?」

「えぇ、まぁ……」

思いもよらない事に戸惑っていると、校長先生の方から近寄ってくる。


「ん?今日も?」

校長先生のその言葉が引っ掛かりつい聞き返してしまう。


「おいおい、覚えてないのかね?君は昨日ここで倒れていたんだよ」

「倒れてた!?ここでですか!?」

確かに昨日ここを訪れてから、その先の記憶がない。

でも、まさか倒れていたとは思わなかった。

「そうだとも。いやぁ、あの時はたいへんだったよ。急に白愛から『小太郎が倒れた』なんて、切羽詰まった声で電話してくるものだから心配したよ」

白愛ってあの白い少女の事か。

そうか、あの子が助けを呼んでくれたのか。


「それから……、どうなったんです?」

俺は昨日の思い出せない空白の記憶を求め、その後何があったのか校長先生に聞く。


「美沙ちゃ……、篠原先生にも声を掛けて、君を篠原先生の車で送って、自転車は私の軽トラに積んで届けたんだよ。家に着く頃には意識は戻ってみたいで、玄関まで送ったら『あとは大丈夫』と言って家に入っていったよ。あの後は大丈夫だった?」

「そうだったんですか……。今朝起きたらベッドの上で寝ていたみたいで

……。何があったのか気になっました。ご迷惑おかけしてすいませんでした」

俺は申し訳なくなり頭を下げ謝罪する。

ただ、空白だった記憶が分かって少しスッキリした。


「いやいや、大丈夫だったらいいんだ」

そう言って校長先生はうんうんと頷いた。


「ところで、先生はなんで宮司の格好をしているんです?」

校長先生の格好が気になり、つい質問をしてしまう。


「あぁ、言ってなかったかな?私はこの神社の神主もしていてね。社殿の奥に家が見えるだろ?」

校長先生が指差す方に視線を向けると、二階建ての大きな家が見えた。


「1人であの家に住むのは広すぎでね。それで妹夫婦が居ない間姪っ子2人と一緒に住んでいるんだよ」

確かに言われてみれば2世帯は住めそうな家だ。

姪っ子2人って言ってたな。1人は篠原先生でもう1人は……、白愛って子か。


「あの、昨日助けを呼んでくれた……、白愛……さんは今日は居ないんですか?」

どうにもこの︎︎︎︎"︎︎白愛︎︎"︎︎って名前を意識するだけで鼓動が早くなってしまう。


「ん?白愛ならさっきまで私の手伝いをしてくれていたが……、もしかして今日来たのは参拝が目的じゃなく白愛に会いに……」

校長先生は1度周囲を見渡し、彼女が居ないことを確認すると、ニヤリとからかうような笑みを浮かべ俺の方を見てくる。


「ち、違いますよ!俺は本当に参拝に……」

もしかしたら今日も会えるかなと思っていた俺の考えを見透かされ、恥ずかしさのあまり顔が赤くなり全力で否定する。

急に慌てだした俺を見た校長先生が「はははっ!隠さなくてもいいのに」と笑う。


「今居ないってことは家の方に入ったんだろう。わざわざ来たのにすまないね」

「いえ、それじゃ参拝して帰ります」

俺は誤魔化すように校長先生に会釈をし背を向ける。

境内の参道を歩き賽銭箱の前で止まり、財布から適当に10円玉をだし、賽銭箱へ放り投げてから鈴緒を鳴らし2礼2拍手して願い事を思い浮かべる。


あの白い少女……白愛に︎︎"︎︎また会えますように……︎︎"︎︎と。

ブックマーク、高評価ありがとうございます。


次作も頑張って投稿します。

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