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〈第9話〉縁は巡り巡って……(前)

白愛は真っ白な空間で誰かの鳴き声を耳にする。

意識を手中させるとそこはまた記憶の中だった。

白愛は草むらから顔を出し、鳴き声の主を探す。鳴き声の主は小太郎だった。

小太郎が何かを腕に抱えて泣いている……。

 ────???


 ここはどこだろう……。

 真っ白な空間、意識だけが漂っている感覚。

 そうか、ここは夢の中か……。


 ……っ!……っ!


 誰だろう、誰かが泣いてる……。


 私は意識を集中させた。


 すると、急に視界が開けてきた。


 ここは……、また記憶の中か。


 私は草むらから顔を出し、鳴き声の主を探した。

 小太郎だ。

 小太郎が境内の傍らで、何かを抱えて泣いている。

 私は人間の姿に化け、小太郎に近づく。


 「小太郎……。どうしたの?」

 私の存在に気付いた小太郎が顔を上げる。


 「白愛……。こいつ、ここに来る途中で死んじょった……」

 そう言って小太郎が抱きかかえているものを見せてくる。

 小太郎の腕の中にいたのは瘦せ細って息絶えている子猫だった。

 おそらく母猫に見捨てられ、ろくに餌も見つけられずに餓死してしまったのだろう。

 

 「小太郎……」

 泣いている小太郎を見て、何もできない自分がもどかしかった。

 小太郎の悲しみを少しでも和らげようと、私は小太郎を後ろから抱きしめ私も泣いた。


 「この子、ここに埋めてあげよう?」

 そう私が声を掛けると、小太郎は泣きながら頷く。

 私と小太郎は手ごろな石を持ち、地面に子猫が入るくらいの穴を掘る。

 ある程度穴が掘れたら、そこへ子猫を入れて上から土をかけてやる。

 穴を掘るのに使っていた石を墓石代わりに添え、野花の花束を添える。

 私と小太郎は、子猫を埋めた簡易的なお墓に手を合わせる。


 (この子がちゃんと天国へ行けますように……)

 私達は子猫が天国へ行けるようにと祈りを捧げる。

 

 「白愛……。こいつちゃんと天国へ行けるじゃろうか?」

 小太郎が顔を上げ、涙で濡れた頬を着物の袖で拭う。


 「行けるよ。だって神様の近くだからきっと行けるよ。そして、この”縁は巡り巡って……”、あなたに帰ってくる」

 私は小太郎の問いにそう答えた。


 (そう、この縁は必ずあなたに良縁をもたらしてくれる。自分より小さい命に涙を流せる優しいあなたに……)

 

~>゜~~


 9月19日白崎高校────体育館


 白崎高校の体育館の所々に等間隔の畳が敷かれている。

 今日は柔道の練習試合がある。

 俺は勘九郎から「一度は見に来てくれ」と頼まれ、ちょうど白崎高校で練習試合があるため、ちょっとした興味本位で、今2階の観戦席に居る。

 俺の他には田中と皆口が応援に来ている。

 杉谷は住んでいる場所から距離があるから、と毎回断っているようで、後に誰かしらの噂で試合結果を知っているみたいだ。

 

 練習試合だったが、観戦者は数名いるようで勘九郎が一本取る度、観戦者から歓声が上がった。

 今日の練習試合では、岩国地域にある9校が集まっている。

 他校の生徒が居るというだけで、いつもの学校とは雰囲気が違って見えるものだ。

 

 「それにしても結構な人数だね」

 1校10人としても引率の教師も合わせれば、100人以上が集まっていることになる。


 「まぁ練習試合でも岩国中の高校が集まればこのくらいはねぇ」

 隣に居る皆口が俺の言葉にそう答えてくる。

 

 「この練習試合で3年生が引退する学校もあるじゃろうしな」

 そうか、3年生にもなると受験が控えているから今日の試合が最後って言う高校もあるのか。


 「うちの高校は?」

 「うちも今日の練習試合で3年は引退じゃよ。ほんで勘ちゃんが主将の時代じゃ!」

 田中が俺の質問に答える。

 勘九郎が主将か。確かに転校初日くらいに勘九郎は柔道部のエースでって言ってた気がする。

 今日の試合を見る限り、勘九郎以外が白崎高校の柔道部を引っ張っていくことはできないだろう。


 「よし!また一本取った!」

 「勘ちゃん、いいぞ!」

 勘九郎が見事な一本で試合を決め、田中と皆口が歓声を上げる。

 勘九郎も応援してくれている人に応えるようにガッツポーズをする。

 柔道のルールはよくわからないが、勘九郎は副将になっている。

 引退がある関係か先鋒、次鋒、中堅、主将を先輩が務め、3年生が多いチーム構成になっているみたいだ。

 うちの高校は準決勝まで上がってきてはいるが、先鋒と次鋒が負け中堅と副将戦は勝っているため、次の決勝に上がるにはお互いのチーム主将の勝敗にかかっている。

 主将の先輩が、相手選手から大外刈りで技ありを取られると観客席から「あぁ~」と落胆の声が上がる。

 決して先輩が弱いわけではない、準決勝ともなると相手選手も強者揃いだ。

 次に技ありを取られるとうちの高校は負けになってしまう。

 俺は今までハラハラしながらスポーツを観戦することがなかったが、こうやってスポーツ観戦をするのも悪くない。

 審判の掛け声がかかり、主将と相手選手が再び組合になり、主将の先輩は足を払われ体勢を崩すが、何とか持ちこたえ体勢を立て直す。

 相手選手は技ありを取っているからか果敢に攻めていく。

 一方の主将は防戦一方だが、攻めるチャンスを窺っている様に見える。

 相手選手が残り時間を気にしたのか、一瞬集中が途切れた。

 主将は相手選手の集中が切れた瞬間を見逃さず、掬い投げをして技ありを取る。

 どちらも技ありを取った状況で、審判の声がかかる。

 相手選手も技ありを取られたせいか、警戒して慎重になっている様で中々組み合いにならない。

 時代劇であるような、達人同士が間合いを取り合っている感じだ。

 

 「中々組み合わんのぅ」

 「先輩に技ありを取られて相手が逃げ腰になっちょるのぅ」

 開始から1分が過ぎるか過ぎないかの時、相手側が襟首を掴み仕掛けてきた。

 主将も相手の襟首と袖をつかみ返し組み合いへ。

 組み合いになった2人は押し合い引き合いで、お互い体勢を崩そうとしている。

 主将が相手選手に袖を思いっきり引っ張られ、体勢がうつ伏せのような姿勢になる。

 相手選手は主将の内股に脚を入れ様とするが、主将は素早く膝を内側に曲げ、相手の空振りを誘う。

 技を掛けようとした相手選手は脚が空振った事で重心が崩れた。

 主将はそれを見逃さず、カウンターで相手選手を前に転がすように投げ飛ばす。

 主将が相手を投げ飛ばした瞬間、俺はついつい熱くなって「やった!」と声に出していた。

 審判から技ありの判定が出て、合わせ技2本先取でうちの高校が決勝戦へと進出になった。

 

 うちの高校と相手高校が向かい合って一列に並び、お互いに礼をしてその試合は解散になり次の試合の準備がされる。


 「いやぁ、さっきのカウンターすごかったのぅ」

 皆口の隣で見ていた田中が興奮気味に話してくる。

 

 「ホントにね。柔道でここまで白熱して見たの初めてだよ」

 田中に感化され、俺もうちの高校の勝利に少々興奮する。

 

 「な?見に来てよかったじゃろ?実際にやるのは無理じゃけど、こうやって観戦するのは面白いもんじゃよ」

 皆口が俺の方を向きそう言ってくる。

 確かに皆口の言う通りだと思った。

 前の学校ではこうやって何かのスポーツを観戦する事などなかったから、一度見に来いと誘ってくれた勘九郎には感謝だな。


 「さて、次の勘ちゃんの試合までちょっとあるし昼飯でも買いに行く?」

 田中が席から立ち上がり、俺と皆口に声をかけてくる。


 「そうじゃね。佐々木はどうする?一緒に行くか?」

 「俺は自分で作ってきたから大丈夫。行ってきなよ」

 普段学校での昼食は、白愛と一緒の時が多いため、と言うか白愛としか食べてなかったため、勘九郎が俺の作った弁当を見てみたいというので、今日は弁当を作ってきている。

 

 「そっか、じゃあ、ちょっと行ってくる」

 田中と皆口が弁当を買いに行くのを見届け、俺は次の試合までにトイレを済ませようと席を立つ。

 

 俺はトイレから戻る際、2階の観戦席に見知った女生徒が居るのに気付く。


 「瑞希?」

 俺が声を掛けると瑞希もこちらに気付き、歩み寄ってくる。


 「小次郎も来てたんだ」

 「まぁね、瑞希は……、なんで制服?」

 瑞希の恰好を見ると、私服ではなく、制服を着ていた。


 「一応学校だからね。私服より制服で来た方が違和感ないでしょ」

 俺の質問に瑞希がそう答えるが、休みの日くらい私服で来ても良くないかと思ったが、その辺りが委員長気質の様だ。


 「あれ?田中と皆口は?一緒じゃないの?」

 「あぁ、弁当買いに行ったよ。ってあれ?俺、田中と皆口と一緒に居るって言ったっけ?」

 俺は瑞希の質問に答えるが、俺が田中と皆口3人で来ている事は瑞希に言ってなかったため、何故知っているのか不思議に思い瑞希に聞き返す。


 「あの2人は毎回酒井の試合見に来てるから」

 俺の質問に瑞希が答えてくれるが、これだと瑞希も毎回勘九郎の試合を見に来ているようにも聞こえるが。

 

 「瑞希も毎回試合見に来てるの?」

 「え、ま、まさか!た、たまたま来たら試合をやってただけよ!」

 瑞希は俺の問いに、分かりやすいくらい動揺をする。


 「べ、別に酒井を見に来てるわけじゃ!」

 俺が勘九郎とは言ってないことに、瑞希が「あっ」と自分の失言に気付く。


 「……」

 「……」

 俺と瑞希の間に奇妙な沈黙が流れる。


 「はぁ。そ、そうよ、酒井を見に来てるわ」

 瑞希が観念したように顔を赤くしてそう言う。


 「そっか……。なんかごめん」

 俺は瑞希の言葉を誘導してしまったように感じ、つい瑞希に謝ってしまう。


 「何で謝るのよ。別にいいわよ……」

 瑞希は手近な観戦席に座り俺に答える。


 「ま、お察しの通り、私酒井の事好きよ」

 瑞希は自分が勘九郎に好意を寄せていることを素直に認める。

 それと同じくらいに、決勝戦の試合が始まり観戦に来ている応援者が湧きたつ。


 「いつから?」

 俺は疑問に思ったことが声に出る。


 「ん~、いつからかな。わかんない。幼稚園から一緒じゃったからね……。いつの間にかってとこかな」

 瑞希は脚を組み、頬杖をついて始まった試合を観戦しながら俺に答える。

 俺も瑞希の隣に腰を下ろし、始まった試合を眺める。


 「普段の酒井って声でかいし、ガサツだしでゴリラみたいな奴だけど、いざって時カッコいいんだよね……」

 そう言って瑞希が勘九郎を観客席から指さす。

 

 「いつもは騒がしいけど、こういった試合の時には顔つきが変わって、ああやって静かにチームの事を見守るの……」

 確かに瑞希に言われて勘九郎の表情を見てみると、いつものふざけた勘九郎はそこに居なくて、真剣に試合の成り行きを見届けている勘九郎が居た。


 「告白……とかしないの?」

 俺は冗談とか冷やかしなしに瑞希に聞いてみる。


 「……しないわね。ていうか今の関係が壊れそうで怖くてできない……」

 瑞希は俺の方を見ずに答える。


 「幼馴染ってさ、好きって気づいたときに距離が近すぎて何もできなくなっちゃうんだよね……」

 相変わらず瑞希の視線は試合の方に向けられたままで、悲しそうな表情で続ける。

 

 「小次郎はさ、篠原さんの事好き?」

 急に話しを振られ、俺は「え!?」となる。


 「今篠原さんって小次郎にもの凄いアプローチ掛けてるけど、それがもしかしたら自分が思っている感情じゃないって考えたら怖くならない?」

 確かに瑞希の言う通りかもしれない、白愛は俺との距離を縮めようとして来てるけど、それが恋愛感情からくるものなのか確かめたことはない。

 もしかしたら白愛が俺とだけ距離を縮めようとしているのは、俺のことを好きだからだろうという考えは一方的で身勝手な考えかもしれない。

 

 「ね?怖くなるでしょ?人の心って読めないからさ、人との距離の縮め方間違えると自分も傷つくし、もしかしたら相手も傷つけちゃうかもしれないって思ったら怖いよ……」

 瑞希の言うことも分かるが、人の心が分からないからこそ想いというのは言葉にしないと相手に伝わらない。

 

 「それでもさ、瑞希が勘九郎に想いを伝えるってなったら、俺は応援するよ」

 俺がそう言うと、一瞬呆気にとられた顔をするが、すぐに笑顔に戻り「ありがとう」と言ってくる。

 そんな会話を瑞希としながら、しばらく試合を見ていると、うちの高校の先鋒が相手に技ありを2本先取され負ける。

 

 「ん~、これは次鋒と中堅も厳しいかな……」

 次鋒の試合が始まり、瑞希が試合の結果が見えているかのように呟く。


 「何でわかるの?」

 「こっちの選手と相手選手の体裁きの切れがね……。そもそも今日は3年生の引退試合も兼ねてるからベストメンバーじゃないのよ」

 瑞希が俺にそう答えている間に、次鋒が技ありを取られる。

 

 「あっちの控えに居る1年生ともう一人2年生が居るんだけど、いつもだったらあの2人が先鋒と次鋒」

 瑞希がそう言って控え選手の方を指さす。

 さすがに毎回見に来ているだけあって部員に詳しい。

 

 「なるほどね」

 俺は瑞希に相槌を打つ。


 「あ、やばいかも」

 そう言う瑞希の視線を追って、俺も試合に目を向けると、次鋒の選手が重心を前に崩され、足を払われ倒れてしまう。

 審判の技あり判定が出て、瑞希の言う通り次鋒も技ありを2本先取され負けてしまう。


 「ただいま。佐々木、お茶買って来たけど飲むか?」

 「って、市川も居ったんか」

 次鋒戦が終わった辺りで、弁当を買いに行っていた田中と皆口が返ってくる。

 俺は気を利かせてくれた皆口に礼を言ってお茶を受け取る。


 「たまたま来てただけよ」

 俺はそれを聞いてクスッと笑いがこぼれてしまい、瑞希から睨まれる。恐らく「余計なことは言うなよ」という意味だろうと俺は受け取った。


 「戦況どんな感じ?」

 「先鋒と次鋒が負けて今から中堅戦」

 田中と皆口が俺と瑞希が座っている一段上の席に腰掛ける。


 「やっぱり決勝にもなると強い奴が多いのぅ」

 「でも、まだ3戦残っちょるから勝敗はまだわからんって」

 田中と皆口の会話を聞きながら俺も中堅戦に視線を戻す。


 中堅の選手が相手の脚を払い、倒れた相手の首に腕を回し、上半身で抑え込む。

 相手は抑え込まれた状態を何とかしようと足掻くが、中堅選手に腕をガッチリとロックされ抜け出せない。

 ここで審判から技ありの判定が下り、うちの高校が一歩リードする。

 もう一本技ありを取れば勝負はわからなくなる。

 勘九郎は強い。

 それが分かっている相手側も、勘九郎に繋げさせまいと先程とは顔つきと動きが変わる。

 相手選手は早々に中堅選手を組み合いに持ち込み、スピード勝負に出た。

 そのスピードのまま中堅選手を袖を引き、重心を崩した軸脚を払って押し倒す。

 その技が一本の決め手になり、中堅戦も相手高校の勝ちで終わってしまった。


 「あぁ~!逆転の一本勝ち取られた!」

 その勝敗に皆口が頭を抱え残念がる。

 これで3連敗。瑞希が予測した結果になる。

 次は勘九郎の副将戦だ。

 

 「勘ちゃん!がんばれ!」

 田中と皆口はその場に立ち上がり勘九郎の応援に熱が入る。

 一方の瑞希は微笑んで観戦してる。まるで勘九郎の勝ちが分かっている様に。

 もうチームとしての負けは決定してしまったが、勘九郎の集中力は凄まじく、この観戦席にまで気迫が伝わってくる。


 「始め!」

 お互い礼を済ませ、審判のその掛け声で試合が始まる。

 相手選手は試合が始まった瞬間に勘九郎から距離を取る。

 勘九郎に袖を掴まれそうになればそれを払い除け、勘九郎に捕まらないように立ち回る。

 相手選手は勘九郎の気迫に押され逃げ腰だ。

 それをわかっているのか、勘九郎がじわじわと相手をコーナーに追い詰める。

 コーナーに追い詰められ、逃げ場をなくした相手選手が、勘九郎に掴みかかってくる。

 勘九郎は掴みかかってきた相手選手の袖と襟首を掴み、足を踏み込み一気に相手を背負い投げ倒す。

 これは俺でも知っている背負い投げと言う技だが、ここまで綺麗に決まった背負い投げを見たのは初めてだ。

 審判から一本の判定が下り、副将戦の勝ちが決まる。

 

 「おぉ!一本勝ちじゃ!」

 「さすが勘ちゃん!」

 後ろの2人が勘九郎の勝利に沸き立つ。


 「やった!勘九郎の勝ちだ!」

 俺も立ち上がり勘九郎の勝利を喜ぶ。

 隣の瑞希を見ると、相変わらず静かな微笑みで勘九郎に視線を送っていた。


 「勘九郎が勝ったの嬉しくない?」

 「まさか、嬉しいわよ。でもあいつは絶対勝つって分かってたから」

 俺の質問に瑞希がそう答え、笑顔をこちらに向けてくる。


 (そっか、長年の付き合いで勘九郎が負けるわけないって思ってたのか)

 

 副将戦後の主将戦は、技ありを一本取りつつも、その後相手選手に技ありを2本先取され、主将戦は負け判定になった。

 うちの高校は力及ばず1勝4敗という結果で、2位で終わってしまった。

 引退する3年生にとっては残念な戦績で終わってしまったが、勘九郎が一矢報いてくれたと思えば気持ちも少しは軽くなるだろう。


 こうして、午前の団体戦が終わり、午後からは個人戦があるためここで昼休憩を挟むことなった。

いつも稚拙な文章にブックマーク、いいね!ありがとうございます。

更新頻度が遅いですが執筆の励みになっております。

今回柔道パートが長引いたため(前)(後)で投稿しようと思います。

いつも応援してくれている方達に幸福が訪れますように。

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