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68:出来た剣の行く先

前回相槌で打った剣をあげたりする話!


 ――ファイの地下採掘施設で石拾いをしてたらヒヒイロカネとかいう石を拾って、サーディの顔なじみの次男さんに見せに行ったら何故か鍛冶場の長男さんと剣を打つことになり……気付けばその剣は3本に増えていた。


 「……と、いうことでカズあげる」

 「いや、貰うけど。急に呼び出してきたから何かと思えば……」


 あの後、長男さんから打った剣は全部あげると言われたから貰ったわけだけど、そもそもボクは大きな剣を使えるジョブじゃないし、ステータスうんぬんの問題もあったからこそ、カズを呼び出したわけだけど。


 「ん-……どうせならさ、ヒカタ。オークションに出したらどうだ」

 「オークション?」


 カズが言うには、ファスタウンのハウス近くにオークションの会場があり、そこではプレイヤーやNPCから提供のあったアイテムを売買するためのオークションが行われているらしい。


 「そんなのあったんだね」

 「おう。小遣い稼ぎにもちょうどいいみたいだけどな」


 なお、そこのオークションに出せるアイテムは自身が作成したアイテムという限定があるらしい。なんでも、β版の頃は特にそういう制限はなかったみたいだけど、盗品やら鉄くずなどのごみ素材と呼ばれるものを出す人が多かったとかでそういう制限がβ版の途中で追加されたとのことだった。


 「ちなみに、オークションには3つの形式がある」

 「3つ?」


 カズの説明では《初手売り》《競売》《目隠し》というのがその形式の名称で、

《初手売り》は売主が提示した金額に対して最初に手を挙げた人が買う権利を得るというもの

《目隠し》は売主が提示している金額は隠されており、欲しいと思った人が紙に自分が出せる金額を書いて提出、その中で売主が提示した金額に一番近い人が買う権利を得ることができるというもので、《競売》はよくある最初の金額だけ売主が提示して後は欲しいと思った人が言い値を出していき、最高値を出した人が買う権利を得る形になる。


 「まぁ、そんなところだな」

 「なんかめんどくさいね」

 「まぁ……ある意味一番気が楽なのは初手売りかもしれないな。俺は使ったことないけど」


 とりあえず、3本のうち1本をオークションに出すことにして、ひとまずという形でボクのアイテムボックスから打ちたてほやほやの剣を3本とも出して見せた。


 【ヒイロの(つるぎ):攻+30/攻50以上で装備可能】

 【シンプルな(けん):攻+20】

 【火喰い(ひくい)(けん):攻+15/火属性の攻撃を吸収することでHPかMPの少ない方を回復することが出来る】


 以上が今回出来た剣だった。


 「じゃあヒイロの剣とシンプルな剣貰うわ」

 「あれ、なんか効果ついてる方じゃないんだ」


 カズが言うには、戦い方の問題で吸収とかは必要ないし、アイテムボックスの肥やしにするのも勿体からということらしい。


 「そういうものなんだねぇ……で、オークションってどうやって出すの? あといくらにしたらいい?」

 「白鳳を呼ぼう」


 ということで、白鳳達も呼んで作った剣をオークションに出すという話をしたら頭を抱えられたのはもう驚かないとして、白鳳はちゃんと教えてくれた。


 「じゃあ作成者名は匿名のところにチェックをいれて……そうそう、でどれにするんだ?」

 「初手なんとかにする」


 それから、オークションの申請はどこでもできるからと、その場で申請を完了させた。ちなみに、オークションに出した【火喰いの剣】の提示金額は白鳳達と相談して1500枚になった。正直高いのか安いのかよくわかんないけどまぁいいか。



 ――なお、ボクが出した剣は1日と経たずに売れたのは多分いいことだと思う


一応オークションもあるんだよという話でもある。

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