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新しい人生のはじめ方~無特典で異世界転移させられました~  作者: HAL
第4部 それぞれの選択

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王都 王都の森の冒険者たち2



 昼下がりの査定窓口は閑散としていた。冒険者達が獲物を持ち込むピークは閉門時間の頃だ。それまでは若手職員が交代で、たまにやってくる冒険者達の納品する獲物を検分して目を鍛えている。


「ええと、解体を習いたい、ですか?」

「ああ、双尾狐の解体はやったことがないから、この機会に習いたいんだが」

「し、少々お待ちください」


 コウメイの申し出に困り顔の若手職員は、一旦席をはずした。

 査定窓口に提出されたのは双尾狐が四匹に魔猪の皮と肉が三頭分、薬草のチル蔦の実とユルック草の茎とヘルテルの樹皮だ。単純計算なら二千七百ダルほどになり、ここから四匹の解体料二百ダルを差し引いて査定票を発行して終わりなのだが、持ち込んだ獲物で解体を習いたいなどと言い出す冒険者は若手職員には初めての経験だった。


「あんた達か、物好き野郎ってのは」


 若手職員が連れてきたのは首まで筋肉マッチョな男だった。ギルドの制服が窮屈なのか、襟のボタンは胸近くまではずされている。上着の胸には「査定部ケリー」という名札がついていた。


「お嬢さんたちもか?」


 コズエとサツキを見たケリーは驚きの目で二人を見た。小娘には無理だろうという薄ら笑いがこぼれていた。


「私たちだって冒険者ですからね。魔猪の解体だって私たちでやったんです」


 そう言ってカウンターに載せられている魔猪の皮を指差した。王都のギルドで解体された獲物が持ち込まれるのは珍しく、ケリーは興味深々に毛皮を手にとって検分をはじめた。


「毛皮がこの状態で……肉はこれか、ふむ」


 三枚とも丁寧に状態を確認したケリーはコズエたちに目を向けた。


「この腕なら折角の素材をゴミにすることもなさそうだな。受講料として双尾狐一匹分を差し引くがいいか?」


 三百ダルとはなかなかに高い受講料だが、今後のことを考えても覚えておいて損はない。

 コズエたちはケリーの後をついて解体室に向かった。今さら解体を習いたくないとゴネるシュウもコウメイが捕まえて引っ張っていった。


「ソロだからこそ解体は覚えておいた方がいいんだぜ。狐一匹に五十ダルも差し引かれるのはもったいねぇだろ」


 広いテーブルを囲んで解体教室がはじまった。


「双尾狐の購入層はお貴族様や大金持ち連中だ。服飾につかうためには傷のない状態の毛皮が必要になるため、ヘタクソな解体は査定が下がるから覚えとけよ」


 まずはケリーが解体の手本を見せてゆく。可食部位の無い狐の解体は、慣れた銀狼の解体と大きくは変わらないようだとコウメイはケリーの手元を見ながら思った。


「一番査定に差が出るのは尻尾の部分だ。ここで失敗すると買取額は半値になるから注意しておけよ」


 上流階級の紳士服の装飾に、長く形の良い双尾をぶら下げるアクセサリーが流行しているらしい。解体時に失敗して双尾でなくなればその価値は暴落する。貴族街に近い服飾店の店頭に飾られているので一度現物を見ておくといいだろうとケリーは言った。


「それじゃあ試しにやってみな。納品したやつは全部使っていいぜ、誰がやる?」

「俺とアキと」

「はい、私やります」

「コズエちゃんと一緒にヒロも触っとけ。シュウは」

「俺は無理だって」

「だな。とりあえず見てろ」


 作業する手元がよく見えるようにと、コウメイは顔色の良くないシュウの前で解体を始めた。アキラの解体を見学していたサツキがそわそわと落ち着かない様子に、途中でナイフを渡し兄妹二人で実践練習に入った。コズエとヒロはそれぞれが解体用ナイフを持ち左右に分かれて手早く作業を進めていく。


「お前たちくらい解体の上手い冒険者が増えてくれりゃ、俺らの仕事も楽になるんだがなぁ」


 五人のナイフさばきを見てケリーはしみじみと呟いた。


「解体手数料を上げれば、自分でやる気になる人も増えるんじゃないんですか?」


 コウメイらは天引きされる解体料金を節約したくて技術を学んだ。いくら獲物を狩っても手数料が高いとなれば、自分で出来ることは自分でやるようになるのではないだろうか。


「それがギルド間の協定でこれ以上は上げられないんだ」


 各地の冒険者ギルドのギルド長による会合が年に一度行われているが、その会合で素材の相場や流通に関する取り決めが行われる。その際に解体手数料の上限も決められており、王都ではその上限ギリギリの価格なのだという。


「値上げすると新人の利益がなくなっちまうだろ。角ウサギの解体なら多少下手くそでもいいが、双尾狐やムーン・ベアは皮に下手な傷が入ったら価値がなくなる。熟練どもに今さら角ウサギで解体を練習しろとも言えないし、新人の大半は来年には転職するし、解体技術は育ちにくいんだよ」


 査定部門の愚痴をこぼしながらもそれぞれの手元をしっかりと見ていたケリーは、要所要所でそれぞれに的確な指導を入れていた。四匹の解体が終わり出来上がりを見比べる。


「コウメイの解体した皮が査定の標準に近いな。次点がコズエとヒロの皮だ。アキラとサツキのは少し粗い、査定額は解体料を払ったほうが高いかもしれんぞ」


 アキラよりもサツキが刃を入れた部分の評価は高かった。狐に関してはアキラは余程でない限りは解体をしないほうが良さそうだ。


   +++


 講習料を差し引いた二千四百ダルを得た六人は、シュウの案内で武器屋に行き、これまで自己流で手入れをしていた武器をメンテナンスに出した。それぞれの武器を査定してもらい、コウメイは長剣を、コズエは槍を砥ぎに出した。アキラの使っていた脇差は、片刃の片手剣としては手入れが難しいもので扱える職人が限られている。そのため三日間ほど店に預けることになった。


「武器はパーティー資金で買っていいんだよな?」


 ヒロは使っていた短剣を下取りに出し、短めの片手剣を購入した。それまで使っていた短剣では間合いが取り辛く負傷することもあったので、使いやすい武器に買いなおしたいと思っていたのだ。八千ダルと結構なお値段だがしっくりと馴染む武器を手にできたヒロは嬉しそうだ。


「自動弓は取り扱っていないんですね」


 矢の補充をしたかったサツキだが、その店では自動弓用の矢は取り扱っていない。店員に別の店を紹介してもらったがそちらでも在庫は少なく、職人も少ないのでしばらく入荷はないと聞き、店にあった矢を全て買い占めることになった。


   +


 一旦宿に戻って荷物を置いたコウメイたちは、夕刻に再び冒険者ギルドへと戻った。

 八の鐘が鳴り、南門が閉じられてからのギルドは獲物を持ち帰った冒険者達で溢れている。こんな込み合ったところにわざわざ戻る理由が分からず首を傾げるシュウに、コズエが狩りから戻った冒険者達を示して言った。


「他の冒険者がどういうものを持ち込むのか、リサーチするんですよ」

「リサーチ?」


 待合スペースに陣取ったコウメイらは、窓から見える査定窓口への列を眺めては獲物の種類や数を分析していた。


「すげぇな、オークをそのまんま持ち帰ってくるのか」

「見た目がちょっと……」


 魔物の死体を箱台車に無造作に詰め込んだ状態は、見慣れていない者には衝撃の光景だ。血に染まった手足が箱台車からぶら下がり、目を見開いたまま死んだオークの頭半分が荷台の上にのっかっている。これを直視するのはキツイとコズエやサツキは視線を逸らしている。


「あれを見たあとではオーク肉を食べようなんて気になれませんよね」

「肉屋で小さく切り分けられて売られてりゃ平気なんだろうけどな」

「後ろに並んでる子供達が青ざめてますよ」


 新人冒険者らしき二人組は、薬草のはいった袋と角ウサギの死体をそれぞれが抱えていた。


「角ウサギ一羽に解体料取られたら割に合わないですね」

「解体を覚えるのが先か、転職するのが先かってやつだな」


 銀狼、オーク、オーク、角ウサギ、双尾狐、オーク、オーク、魔猪、角ウサギ、オーク、魔猪、オーク。査定窓口は二人の職員が必死に対応しているが、列はどんどんと長くなるばかりだ。新しく列に並ぶ冒険者達はオークの死体を背負ったソロも多い。


「本当にオークだらけだな」

「誰も解体してないのが凄い」

「オーク肉なんて食えるのは腹の部分と背中の脂だけなんだから、解体すりゃ半分くらいの重さになるのにな」


 今日の買い取り相場ではオーク肉は三百五十ダルだ。討伐報酬も含めると五百五十ダル、解体料を差し引くと五百ダルになるが、ソロの冒険者の一日の収入としては悪くはない。だがゴブリン二体屠れば討伐報酬は七百二十ダルだ。重い荷物を運ぶ必要もないし解体手数料もかからないと、分析する目で見ていたアキラが「もったいない」と呟いた。


「ゴブリンを屠った奴はいないようだ」

「右耳をいれた袋も見あたらねぇし、あの異臭のするものをオークと同じ台車で運ぶわけはねぇしな」

「巣を見つける手間も、倒すための労力も、大して変わらないと思うが」


 儲けるためには競争率が低くなおかつ報酬の高い獲物を狙うのに限る。


「俺たちが狙うのはゴブリンで決まりだな」

「自分達で食う肉は狩りたいから、鹿とか猪とか、オークもたまに狩ろうぜ」


 二人の間でパーティーの行動方針が大雑把に決まった。


「あんな大きな箱台車使って三体しか運べないなんてもったいないですよ」


 箱台車のレンタル料は最も大きなもので一日八十ダルもする。解体料が一体につき五十ダルかかるのにと、コズエは他パーティーだというのにコストがかかりきっている事が気にかかって仕方がないようだった。

 新人冒険者はともかく、それなりの経験を踏んでいるであろう冒険者達も、ほとんどが狩った獲物をそのまま持ち込んでいる。ナモルタタルでは解体してから持ち込む冒険者の方が多かったのだが、これは土地柄だろうか。そんなことを考えながら査定窓口の様子をうかがっていたコズエは、部下達の後ろで指示を飛ばしているケリーと目が合った。


「え?」


 獲物を見つけたとばかりにニヤリと笑ったケリーが、査定窓口を抜けてコズエたちの元へと駆けてきた。


「丁度いいところに居てくれた! おまえら、手伝え!」

「は?」

「あのー」

「コウメイとヒロはオークの解体、コズエとサツキはウサギと猪を任せる。アキラは薬草の分類と評価をやれ」

「ちょっと待て、何でだっ」

「人手が足りてないんだよ。これから九の鐘まで大量に獲物が持ち込まれるんだ、手早く解体しないと肉が不味くなるだろうが」


 東門が閉まるギリギリに帰ってきた冒険者達の獲物の処理に手間がかかるせいで、査定部門は毎日のように残業続きらしい。


「換金は翌日でもできるが、肉は早いとこ処理しないとどんどん悪くなるんだよ。賃金は払うから手を貸せ」

「イキナリだなおいっ」

「ちょっと、待ってください、て」


 ケリーはコウメイとヒロを掴んで引きずるように歩き出した。二人を強引に連れ去られて自分達だけ逃げるわけにもゆかない。アキラは深々と溜息をつき、コズエは少しばかり楽しそうに、サツキは苦笑して後を追った。


「ああ、シュウは手伝わなくていいぞ。お前が解体できないのは知ってるから」


 王都に長く暮らす獣人がいつも獲物を丸ごと持ち込んでいることは周知だった。


「シュウさん、先に宿に戻っててください。私たちの分の晩御飯、残しておいてくださいって頼んでおいてくださいね」


 サツキにそう頼まれたシュウは、薄ら笑いで五人を見送った。


   +++


 解体部屋に次々と持ち込まれる獲物に解体用ナイフを刺しいれてゆく。


「ったく、血抜きぐらいしてこいよなっ」


 死体から血が派手に飛び散ることは無いが、肉を切り落とす過程でどうしても滴り落ちる血があたりを汚す。解体職員に借りたエプロンは既に血まみれだ。


「コウメイさん、もう少しおとなしく解体してください。こっちに血が飛んできましたよ」


 オークから魔石を取り出していたヒロが、コウメイが振り払ったナイフから飛んできた血をそっと拭いた。


「せめて内臓だけでも取り除いてから持ってきてくれたら楽なのになぁ」


 ウサギの角をナイフの先でえぐり取りながらコズエは溜息をついた。


「角ウサギの解体はそんなに難しくないのにね」


 腹を割き内臓を取り出しながらサツキも眉間にシワを寄せる。

 もうどれくらい解体作業を続けているだろうか。四人が職員の手伝いに入って処理速度は上がっているはずなのに、持ち込まれたオークや魔獣の死体の山が小さくなったとは思えない。


「……お腹がすきました」


 休みなく続く解体作業は重労働だ。そろそろ空腹を誤魔化せそうに無いと呟いたサツキにコウメイが同意した。


「肉が食いてぇな」

「え、肉ですか?」

「肉はちょっと」

「流石に、ねぇ」


 目の前の死体と生肉に圧倒され、既に食料であるという認識が薄れてきている気がした。


「ご飯が食べたいです」

「白いご飯に鰹節がいい」

「私は卵かけご飯っ」


 あいにくとこの世界では未だに米に類する穀物は発見できていない。麦に類似した穀物や蕎麦があるのだ、米だってどこかに存在するだろうが、今はまだ幻の穀物だ。


「米を探しに行きてぇなぁ」


 コウメイの呟きに三人は同意を返すその間もナイフを動かす手は止まらなかった。


   +


「サフサフ草の根は君の人差し指と中指を合わせたくらいの太さじゃないと査定が下がる。根元の土を少しだけ掘って太さを確認してから抜いてきたほうがいい」


 アキラは臨時に作った席で、主に新人冒険者や女性冒険者達が持ち込む薬草を査定していた。


「ユーク草は根から引き抜くのではなく、根元からナイフで切り取って採取するんだ。十日も待てば新しい葉が生えてまた採取できるようになる。抜いてしまったら一度で終わりだ」

「は、はいっ。分かりました」


 赤毛にソバカスだらけの少年はアキラの説明に何度も頷いた。


「トラント草は縁が黒くなった成長した葉だけを摘み取ってきなさい。黒縁の無い葉には薬効成分が無いので持ち込まれても値段はつかない」

「黒縁の大きな葉ですね!」


 栗色のくせ毛の少女はアキラの顔に見とれつつも、しっかりとトラント草の特徴を覚えて帰った。


「フェイタ草の葉は特徴的だが、コレタ草と間違えやすい。半分はただの雑草だ」

「そんなぁ」

「よく見比べればわかる。フェイタ草の葉脈は太いものがまっすぐ葉先まで通っているが、雑草の方は途中で枝分かれしているだろう」

「あ、ホントだ」


 この春に冒険者になったばかりの新人達は、薬草の見分け方や採取のコツを教えられて驚き、同時に明日はもっと稼げるぞとやる気を出して帰っていく。


「あの、名札をつけてないようですが、お名前聞いてもいいですか?」


 査定窓口の職員は解体業務に携わるせいで鍛え上げられたマッチョが多い。冒険者あがりの厳つい男達が並ぶ窓口に、涼しげな美形の優男が突然添えられたのだ、女性冒険者は好奇心もあらわに近寄ってくる。


「こちらは薬草の査定です。魔獣の査定はあちらへどうぞ」


 アキラは薄く笑みを浮かべ、角ウサギを背負った黒髪の女冒険者達を隣のカウンターへと促すのだった。


「明日は薬草も採取してこようっと」

「しばらく薬草採ってないから、種類とか忘れちゃってるよ、どうしよう」

「間違ったっていいじゃない。その分おしゃべりできるもの」


 小声でささやき合う女冒険者達は、翌日の納品で落胆するに違いなかった。


   +++


「遅いな」

「十の鐘が鳴ったら閉めるからな」

「おっちゃん、もう少し待てねーか? あいつらケリーに頼まれて手伝ってるんだ。無碍に断われる相手じゃねーだろ?」


 白狼亭の食堂にシュウ以外の人はおらず閑散としていた。九の鐘で街に戻った冒険者達の食事も終わり、それぞれの部屋へ戻ってしまってもコウメイたちは帰ってこない。


「悪いが厨房の火は落とした。温めなおしはできねぇぞ」

「食えりゃいいって、文句はいわせねーからよ」


 五人分の夕食がテーブルに並べられた。黒パンと温野菜に魔猪肉のピリ辛焼き。今食べれば熱々で美味しいのだが、一体何時になったらコウメイたちは帰ってくるのだろうか。

 白狼亭の主人が皿を洗い終え、厨房の清掃を終えた頃、ようやく五人が帰宅した。


「遅せーぞ」

「おやじさん、遅くなってすまねぇ。延長代金はギルドのケリーに請求してくれ」


 げっそりとしたコウメイが虚ろに笑うのを見たシュウは、待たされたクレームを飲み込んだ。


「おい、大丈夫か?」

「大丈夫じゃねぇよ。残業する職員と一緒に最後まで手伝わされたんだぜ」

「割増賃金支払うからって、休憩もさせてもらえませんでしたしね」


 査定部の解体班は毎日の残業が常態化したブラック職場だった。


「もうしばらく解体したくないです」

「冒険者教育が足りないからああなってるんだ……」

「確かになぁ。解体して持ち込ませるようにすりゃ楽になるってのに、なんでやらねぇんだろ」


 疲れきった五人はテーブルに腰をおろし、普段は飲まないエールを一気にあけた。冷めた食事をポツリポツリと口に運び、なんとか完食してフラフラの足取りのまま部屋にと向かう様子はただ事ではない。

 普段なら食事の時間を守らない宿泊客を一喝する主人も、心配そうにコウメイらの背を見送った。


「……人手が足りないと聞いていたが、これ程とはなぁ」


 疲れに負け、獣の血の臭いをまとったまま眠りについた彼らは、夢の中でもひたすら獲物を解体し続ける夢にうなされたのだった。


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