苦くて甘い薬
日の光を反射して銀色に輝く大蛇は、八つの頭部を激しくうねらせていた。一斉に口を開き、毒液の滴る牙で喰らいつこうと手近な標的に襲いかかる。
シュウは跳び退り避けた。
サツキは避けようとして躓き転んだが、結果的にそれで毒牙から逃れられた。
反射的に突き出したコズエの槍は、大蛇の口に噛み奪われ、遠くへと投げ飛ばされた。
普段なら素早く反応するアキラが硬直している。
咄嗟にコウメイがアキラの身体を抱え込んで身を伏せた。
ヒロは両腕で作った拳で大蛇の顎を打ち返した。
「素手かよっ」
「剣を抜く暇なかったんですよ」
不意打ちを辛うじてかわし、それぞれに武器を構えた。
頭は八つ、こちらは六人。
数の上では不利だ。
「動けるか、アキ?」
「なん、とか」
立ち上がり脇差を抜いたアキラの動きにいつもの滑らかさはないと見たコウメイは、構えた長剣と共に大蛇から庇って立った。
「八岐大蛇からピリピリっての出てるのか?」
「そう、だ」
「ならアキはこの場で指揮だ。俺たちを上手く動かせよ」
「コウメイ?」
「動けねぇなら足手纏いだ」
断言され、反論できなかった。虹魔石からの痛みで身体が軋むアキラは、即座に気持ちを切り替えた。八頭大蛇と仲間をまとめて視界におさめられる位置まで下がり、それぞれの動きを読み声を出した。
「サツキ、さがって薬の管理を」
「は、はいっ」
サツキは背負っていたリュックを下ろし、治療薬の入ったエプロンバッグを腰に巻いた。
「シュウは牽制と挑発、最低でも半分は引きつけろ!」
「無茶言うなーっ」
一人で大蛇の頭を四つも引きつけておけとは無茶な指示だ。
「身の軽さと素早さが自慢なんだろう」
「腕力もあるぜ」
「ならそれも使え」
口から文句を吐き出しているが、シュウはアキラの声を聞くと即座に大蛇の攻撃範囲に飛び込み、注意を引きつけに動いていた。
シュウが多くの蛇頭の注意をひきつけている間に、コウメイとヒロで確実に頭をつぶし減らしてゆく作戦だ。
「ヒロ、顎を狙え」
毒牙の奥の口端から顎は比較的柔らかい。斬るならそこを狙え、と。
牙を折るつもりで剣を叩きつけたヒロは、そのまま顎を裂くように押し斬った。
コウメイも同じように口腔を突き大蛇の力を削いでいった。
「コズエちゃん、二人の援護を」
シュウが大半を引きつけているとはいえ、残りをコウメイとヒロだけで相手するのだ、隙を狙わせないようにカバーは必要だ。
「やあっ!」
飛ばされた槍を拾って戻ったコズエは、ヒロの肩に噛みつこうとする頭を突いて牽制した。
アキラも溜めた魔力を高熱の塊にまとめ、コウメイの背後を覆いかぶさるように狙う頭に投げつけた。
「シュウさん、左腕をこちらに」
複数の蛇頭の攻撃を避け動くシュウの左腕が持ち上がらなくなっていることに気づいたサツキが、治療薬を手に駆け寄った。
「おー、助かるぜ」
「折れてますね」
「多分な」
袖をまくって確認したシュウの左腕は青黒く腫れ、ほんのわずかだが不自然に曲がっている。素早く治療薬を振り掛けたサツキは、邪魔にならないように飛び離れた。治療薬のかかった部分が金色に発光しているのを遠目で確認したサツキは、コウメイやヒロの動きに目を移した。
「よし、一つ目だ」
コウメイが蛇頭の顎を砕いた。引き千切られたように切り離された下顎が転がる。上顎だけが残った蛇頭は、ダラダラと血を流しながらゆっくりと首を垂れた。
ヒロも眼前の顎を狙って剣を突くが、鱗表皮は先ほどの白大蛇よりも硬い。突きこんだ勢いのまま剣先が滑る。
「突くな、鱗を削ぎ切れ」
アキラの指示通りに鱗の流れに逆らうように剣をあて斬ろうとしたが、ヒロの剣は長剣と同じく切れ味を追求した武器ではない。
「くそっ」
一旦退こうとするヒロのカバーにコズエが入る。
槍で間合いをとり、立て直すヒロを待った。
「コズエちゃん、後ろだ!」
「え?」
「その頭はまだ死んでない!!」
コウメイが顎を叩き斬った蛇頭が、最後の足掻きとばかりに頭を跳ね上げ、コズエを横から叩き飛ばした。
「きゃああーっ」
「コズエ!」
コズエの身体が岩の傾斜下へと落ちていく。
アキラが最大威力を込めた風膜を放った。コズエの身体を包み込み、落下の衝撃から風のクッションで守る。
「行くなヒロ、無事に降ろした」
コズエを追おうとしたヒロは、アキラの制止を無視して大蛇に背を向け岩を降りようと踏み出す。
「ヒロさん、駄目ですっ」
メイスを手に援護に入ったサツキがヒロを追った。
無防備な背に向う蛇頭の一つを殴り、別の蛇頭に向けメイスを持ち直したが間に合わなかった。
「うあぁっ」
上顎の毒牙がヒロの右の肩に深々と打ち込まれた。
「コウメイ!」
「おうっ」
コウメイがヒロの肩に噛み付いた蛇頭を打ち離し、そのまま口腔に剣を斬り入れる。
アキラは倒れ伏したヒロの身体を引きずってさがり、上着を切り裂き患部を確認した。毒牙が折れ肉に埋まっていた。見る見るうちに周辺がどす黒く変色してゆく。
「サツキ、水だ」
「はいっ」
肉に食い込んだ毒牙をナイフの先でほじり出し、変色した周囲の肉を抉って捨てた。サツキの水が傷口を洗い流したのを確認して後を頼み、アキラは脇差を手に大蛇に向う。
「シュウ、これを使え」
複数の頭を相手に撹乱戦を続けていたシュウに自分の脇差を投げ渡した。シュウの獣人の腕力なら脇差の切れを活かせる。
「表皮を削ぎ切れ」
「どーやるんだよっ」
「魚の鱗落とす要領だ」
「いや、俺は料理しねーし」
「まどろっこしいな、貸せ」
コウメイが自分の長剣をシュウに押し付け、脇差を奪い取った。
「っせーの、と」
二人に代わってアキラが囮となり引きつけている複数の蛇頭の鱗表皮を、コウメイは下から上へとまるで根菜の皮を剥くかのうように削いだ。手の平ばかりの大きさの肉が露わになったそこにアキラが解体用ナイフを突き刺した。やはり硬いのは鱗に覆われた表皮だけだ。
コウメイが表皮を削ぎ落とした箇所にシュウが剣を突き刺し、アキラの風の矢が貫く。その連携で徐々に八頭大蛇を削っていった。
+
「ヒロさん、飲んでください」
「……こ、」
「傷口は癒えていますが、体内にまわった毒は毒消薬を飲まないと消えません」
「コ、ズエ、は」
「大丈夫。お兄ちゃんを信じてください。無事に降ろしたって言ってました」
喉を締め付けるような苦しさがあった。これが毒を受けた感覚なのかと感心する間にも、ヒロは息の吸い方が分からなくなってきた。
「飲んでください、早くっ」
焦り慌てた声とともに口元に押し当てられた薬を飲もうとするのに、ヒロは口を動かすことができなかった。蛇は獲物を丸呑みにする前に毒で麻痺させ動きを封じるのだという。今まさに自分は細胞レベルで動きを封じられようとしていると感じた。肺が悲鳴を上げ、頭が重く、視界が定まらない。
「ヒロさん!」
間近でパクパクと口が動いていたが、その声が届かない。
「お願い、口をあけて!」
叩かれていると分かるが、その痛みすらも遠く。
あたりが暗い。
「……ぁ」
微かにでも感覚が残っているうちに、なんとか口を動かさなければたどり着く先は死だ。
だが、動かない。動かせない。
口腔にぬるく苦い液体が入り込んだ。
全身が麻痺したような状態なのに、味覚だけはまだ健在なのかと不思議に思いながら、ヒロはわずかな液体をゆっくりと嚥下する。
喉がゆっくりと動くのにあわせ、ぬるく苦い液体が何度も口腔を満たす。
飲み下すごとに、ヒロに感覚が戻ってきていた。
「……こ」
身体の中心から次第に感覚を取り戻したヒロは、ゆっくりと目を開けた。
土埃と草の汁で汚れた強張った顔が、ヒロの視線がはっきりと意思を持って動いたのを確かめると、綻ぶように崩れた。
「間に合った……よかった」
「……サツ、キ、さん」
「はい。ちゃんと見えてますね。身体は動きますか?」
「息は、でき、る」
だがまだ身体の末端部分は思うように動かせないというと、サツキの手が口元に伸ばされた。
「次は回復薬です。飲んでください」
甘い香りの容器を押し付けられたヒロは、ゆっくりと口を開いた。流し入れられた回復薬は香りのままに甘くとろけるような液体薬だった。
「ここにもう一本あります、これも飲んでくださいね」
まだ自由に動かせないヒロの手に回復薬を握らせたサツキは、袖で目元を拭き、メイスを持って立ち上がった。
「コズエちゃんは絶対に大丈夫です。お兄ちゃんがそう言ったんだから、信じてください」
横たわったヒロからサツキの細い足首越しに、五つの蛇頭と戦うコウメイたちの姿が見えた。
「ま……」
待て、と止める間もなくサツキは大蛇に向って走っていった。
+
アキラが引きつけている間にコウメイが大蛇の表皮を削ぎ落とし、シュウがその獣じみた腕力で鱗の失せた部分から大蛇の肉を斬る。一撃でしとめることはできないが、確実に大蛇の頭を落とし衰弱させていた。
「顎を落とせ、毒牙を折ってから次の頭に移るんだ」
複数の蛇頭の動きをコントロールしながらアキラの指示が飛ぶ。
「シュウ、押さえ込め。サツキ、遠慮なく殴れ」
「はい!」
シュウが蛇の首に乗りあがるようにして押さえ込んだ蛇頭を、反動をつけて振り上げられたメイスが強打する。サツキの細腕でも相当な威力になった一撃は、眼間の骨を砕いた。すかさずシュウが確実にその頭の息の根を止める。
「やっと半分か」
「休む暇はないぞ」
「のんびりしてねぇでこっち手伝え」
コウメイが集中的に狙う蛇頭の鱗の大半が削ぎ落とされ、首周りは血が滲んで赤く染まっている。シュウの剣を拾ったアキラがその首を斬りつけたが、剣は頚椎に相当する骨に当たって止められた。シュウがその力で斬りつけていたなら一刀両断できていただろう。
「人使い荒れーな」
二人の戦いを横目に切り落とした蛇の頭をぐりぐりと踏みつけていたシュウは、疲れをごまかすように大きなため息をつく。そこに小さな容器が差し出された。
「回復薬をどうぞ。スタミナ切れですよね?」
「サツキちゃん良く見てんだなー」
「大蛇が相手じゃ私は戦力にならないですから、バックアップはしっかりやらないと」
回復薬の容器を回収したサツキは、シュウにコウメイへの伝言を頼んだ。
「一度下がるように言ってください。左足の治療が必要です」
「りょーかい」
コウメイの長剣を軽々と肩に担いだシュウは、みなぎる力を足に込め駆け出した。
シュウと交代して戻ってきたコウメイのズボンを捲り上げたサツキは、パンパンに腫れた足首に治療薬を振り掛けた。どの時点で痛めたのかは分からないが、ずっと負傷を押して戦っていたのだろう、折れてはいないが、腫れあがり靴紐が足に食い込んで鬱血も酷い状態で相当に痛かったはずだ。
「もう一本必要ですね」
「いやこれで大丈夫だ」
「でも」
「コウメイさんは休んでいてください。俺が行きます」
「ヒロさん!」
「毒は大丈夫なのか?」
治療のために裂かれた上着を脱ぎ捨てた半裸のヒロが、しっかりとした足取りで寄ってきた。毒牙と共に広範囲の肉を抉り取った肩の傷は、治療薬のおかげで痕跡もなく完治していた。
「流石に本調子ではないですが、シュウさんの援護はできます」
「じゃあこれで頼む。片っ端から鱗を削ぎ斬ってくれ。鱗がなくなりゃ首を落とすのはそんなに難しくねぇ相手だ」
コウメイと武器を交換したヒロは、脇差の重さを確かめるように振りながら大蛇に向っていく。
八つあった大蛇の頭は残り二つにまで減っていた。コウメイが削ぎ落とした表皮を広げるようにヒロが脇差を振るう。獣人の腕力と重い長剣の相性は良いようだ、シュウが長剣を振り回すたびにザク、ザク、と肉の切れる小気味よい音がする。
程なく最後の蛇頭が落ちた。
「そんじゃ、最後のおいしいところを掻っ攫いに行くか」
サツキのそばで足の腫れが完全に引くのを待っていたコウメイは、ゆっくりと立ち上がって大蛇に向った。八つの頭すべてが切り落とされ、折られ、砕かれ、裂かれているというのに、銀の鱗を持つ大蛇はいまだ生きていた。ゆっくりとした動きで逃げ場を探すように地を這っている。
「驚異的な生命力だな」
「後はお任せします」
ヒロに返された脇差を握りなおしたアキラは、大蛇の八つの首の付け根あたりに刃を入れた。コウメイを真似て削ぐように切る。肉が露わになったところに二本の剣が同時に突きこまれ、大蛇の心臓がようやく動きを止めたのだった。
+
「あれ、もう終わっちゃったの?」
登山道と言うには急傾斜すぎる岩壁の方からのん気な声が聞こえた。
「コズエ!」
「コズエちゃんっ」
槍を先にあげたコズエは、よっこいしょとかけ声をつけて頂上に立った。
「無事だな? 怪我してないな?」
「アキラさんのエアクッションのおかげで無事でした。丁度蛇たちの死体の上に落ちたし」
駆け寄り恐る恐るに肩や手を確かめて安堵するヒロに、コズエは心配無用だと両腕を大きく振って見せた。
「私よりヒロくんだよ、服はどうしたの?」
「ああ、ちょっと引っかかって破れたから」
「補強してたのに破れたの? 怪我してるんじゃないの?」
「大丈夫だ、ほら」
そう言ってヒロは治療薬で完治済みの背中を見せた。かすり傷一つ残っていない背中を見てコズエも安心したようだった。
「コズエちゃんも無事で、本当に良かった」
「サツキ……心配させてゴメンね」
ポロポロと大粒の涙をこぼしながら笑っているサツキに、しっかりと抱きついたコズエだった。
+++
「魔力の方は大丈夫なのか?」
戦闘が終わり一息ついたところで、コウメイはやっと顔色の良くないアキラに声をかけることができた。
「回復薬は飲んでいる」
「そっちじゃねぇ、ピリピリきてるほうだ」
「痛むだけで身体に影響があるわけじゃない」
「ないわけねぇだろ、ったく」
しれっと話を逸らそうとするアキラの額を指で弾いたコウメイは、魔石の回収だけなら自分とシュウだけで十分だと、その背をコズエたちの方へと押し出した。
「離れて休んでろ。寝ててもいいぜ」
ニヤリと笑うコウメイを睨み返したアキラは、顔を背けて小さくため息をついた。正直、痛みに耐えるのは肉体よりも精神の方に影響していた。
一歩、一歩と大蛇から離れるにしたがって全身を刺す痛みは軽減していった。妹たちが無事を喜び合っている側までくると、気づいたコズエが友人をかき分けてアキラに頭を下げた。
「ありがとうございました。アキラさんの魔法のおかげで無傷です」
「咄嗟だったが、間に合ってよかった。途中で切れる可能性もあったから、念のために落下地点を変えるように角度をつけておいたんだが」
「ああ、だから大蛇の死体の上に落っこちたんですね。血で汚れましたけど、いい感じの弾力でした」
「死骸を食いに魔物は集まってなかったのか?」
「実は、ギリギリでした。銀狼が森から出てくるところだったので、慌てて登ってきたんです」
大蛇の死体しか見えていない銀狼の群れはコズエには見向きもしなかったが、大蛇の死体のベッドは居心地のよい場所ではない。ヤマタノオロチもどきの大蛇との戦いも気になり急いだのだが、頂上にたどり着いたときは既に決着がついた後だった。
「コウメイたちを手伝ってきたらどうだ? あのサイズの頭を割るのに苦労しているようだし」
「そうします、戦闘で手伝えなかった分を頑張ってきますね」
コズエと一緒についていこうとした二人を呼びとめたアキラは、ヒロに周囲の警戒を任せてサツキの腰に巻きつけられたエプロンポーチの中身を確認した。
「残っているのは魔力回復薬が三、治療薬が二、解毒薬と体力回復薬が三か」
「いっぱい使ったけど、良かったかな?」
「それでいい。命あっての事だ。帰りのルートは最短距離を駆け抜けることになるが、大丈夫か?」
「私は疲れてないから大丈夫よお兄ちゃん」
安心させるように微笑んだサツキだが、目の周りの腫れは見逃せるものではなかった。肉体的には大丈夫でも、精神的にかなりの疲労を感じているはずだ。
「ヒロの身体は?」
「見てのとおりです。俺も回復薬が効きましたから」
ただし森を移動するなら上着なしは少々辛い。蛭ややぶ蚊だけではなく、触れただけでかぶれるような植物も多いのだ。
「コウメイの上着をぶんどって着ておけ」
「いいんでしょうか」
「サイズは問題ないと思うぞ。あいつの上着は大きめに作ってもらっているし」
本人不在で貸し借りが決まってもいいのかと言う意味で尋ねたのだが、アキラにとってコウメイの私物は自分の物らしい。
「○ャイ○ン……」
ぽそりとこぼれた声は、コズエとシュウの歓声に消された。
「やったーっ!!」
「おおー、これか、これが虹魔石かっ」
八頭の中でももっとも大きく頑丈だった頭の側で、二人が手を取り合って跳ねていた。はしゃいでいる二人を放って蛇頭に手を突っ込もうとしたコウメイは、シュウに後ろ襟を引っ掴まれ投げられた。
「俺に取らせてくれよなー」
「だったらさっさとしろ」
「発見の感動に浸ってんだろー、少しくらい待てよ」
「のんびりしてる暇はねぇ、他の魔物が襲ってきたらどうするんだ。俺たちにはもう一回八岐大蛇と戦う力は残ってねぇぞ」
「わ、わかったよ」
危機感が薄いと叱られて、慌てて気を引き締めたシュウは蛇頭の頭蓋骨に埋まっている魔石に手を伸ばした。発見だけでなく採取の感動も味わうべく解体用ナイフで骨を削り、さまざまな色を持った魔石を穿りだす。
「……でけー」
初めて得た虹魔石は握り拳ほど大きさで、ずしりと重かった。
※戦闘シーン、本当に難しい。
流れが切れないように意識して頑張ったのですが、この体たらくです……。




