多岐な大蛇たち
「明日は島の東側を経由して、この岩山までたどり着くのが目標だ」
夕食後の六人は、地図を囲んで難しい顔を付き合わせていた。アキラが指し示すルートを見てコズエとサツキは嫌そうに顔をしかめている。
「東側経由ってことは海岸の端からか」
「軽い山登りのようになるが、そちら側に出没する魔物は魔力含有量が高い傾向にある」
六枚の板紙に分割して描かれた島の地図を、木枠で囲い固定したものがテーブルの上に置かれていた。その地図を買ったときにはなかった書き込みがあちこちに散らばっている。戦った日付に魔物の種類と魔石情報。六人の戦闘回数や屠った魔物の数が増えるにしたがって、島での魔物の生体と出没エリアが大雑把に把握できるようになっていた。
「岩山って、蛇狙いですか?」
「ニョロニョロかぁ」
「ミミズよりはましだと思うけど?」
ワームの地中からの不意打ちを何度もくらったヒロは、同じく足のない巨大な魔物なら蛇の方が対処しやすいと思っている。だがコズエやサツキには、先日遭遇した双頭の大蛇に丸呑みされかけた恐怖がまだ生々しく残っていた。蛇系魔物の巣窟を目指すといわれて乗り気になれるはずがない。
「足ないくせに、めちゃくちゃ動きが速いんだよっ」
「コズエちゃんの落とし穴も効果なかったのよね」
蛇の動きは銀狼よりも早く、高低差などものともせずコズエたちに迫った。互いに存在を認知した直後には、既に双頭の大蛇が大口を開けて眼前に居たのだ。
「丸呑みされるかと思ったんだからね」
あれは怖かったと思い出すたびに震える。瞬きの間に、視界が赤黒い蛇の口腔と毒の滴る牙と惑わすように動く紫の舌に取って代わったのだ。とっさに身体が動き槍を突き出せたのはコズエ自身も驚いたくらいだ。
「まあまあ、蛇の速さに慣れれば他の魔物と戦うときに随分楽になると思うし、訓練だと思って頑張ろう、な?」
ヒロに宥められコズエは渋々に頷いた。
「収支的にも蛇魔物はおいしいし、仕方ないか」
「そうだ、あの辺りの蛇は多頭の蛇が多い。頭一つに魔石一つだ、効率が良い」
通常魔物一体につき魔石は一つだ。だが初めて三頭の大蛇を倒した時に複数の魔石を発見し、もしやと多頭大蛇を狙って検証した結果、これまで屠った大蛇の全ての頭から魔石を取り出せたのだ。他の多頭魔物とは遭遇していないのでこれは蛇だけなのか、魔物全てでこの法則が当てはまるのかは分からない。
「島に来て三週間、今のところ収支はトントンですものね」
「思ってた以上に金がたまらねーんだ、俺は効率よく狩りたい」
「損害率が高すぎるんだよ」
日中の殆どを森で過ごせるほどに経験を積み強くなったコウメイたちだが、それでも毎日何本かの治療薬を消費せざるを得なかったし、武器のメンテナンスに装具の補強や修繕と経費は増えている。
「今までの記録だと、蛇を相手にした時は錬金薬の消費がゼロだった。エンカウント直後の丸呑みさえ回避できれば比較的安全な相手だと思う」
地図に書き込まれた討伐情報には、これまで五匹の大蛇と戦った内容が書き込まれている。黒大蛇が二回、双頭、三頭、七頭らがそれぞれ一回だ。頭の数が多くなるにつれて蛇は強くなるが、得られる利益も高くなる。七頭大蛇を屠ったときは収支が一時的に大幅な黒字になった。だがその翌日に運悪くヘルハウンドの群れに襲われ錬金薬を何本も使う羽目になったが。
「そろそろ探索範囲も広げたい。岩場の南側の地形も確認したいし、明日の狩場は南西の岩場でいいな?」
「OKです」
「朝一番に解毒薬の補充をする時間ください」
それぞれの言いたいことは全て出し尽くしたとみたアキラが結論を出し、全員が頷いてその日のミーティングは終わった。
+++
大蛇は大木や岩陰に身を潜めている。
港の端にある外灯結界から森に進み、岩まじりの足元に苦労しながら進んだ先でまずは青大蛇と遭遇した。大口を開けたまま丸呑みしようと青大蛇が木の上からアキラに向け落ちてきた。ギリギリでかわしたところにサツキがメイスを叩きつける。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「ああ、問題ない」
コウメイが長剣を突き刺し青大蛇の尾を樹木に縫い付けた。動きを止められれば後は苦労する事はない。コズエとサツキで頭部を牽制し、ヒロとシュウが踏み込んで体躯にダメージを与えてゆく。それほど時間がかかる事もなく青大蛇は事切れた。
「こんなでかい蛇なのに気づかなかったとはな」
「足音がしないからな」
「鱗の色が苔の色に似てて見分けにくいんだよ」
大蛇の立てる足音(?)はそよ風に葉がざわめくようなもので、警戒そのものが難しい。まして表皮の色が、蔦や苔に酷似した色合いの存在は発見が難しい。その後も木の上から丸呑み狙いで襲い掛かる黒大蛇や双頭大蛇を屠り、銀狼の群れを蹴散らし、木がまばらになる傾斜面にたどり着いた。
木の陰から岩場の様子をうかがうと、明らかに岩ではない派手な色が見えた。
「いるぞ。いち、にい、さん……頭の数が多いな」
ゆるい傾斜の中腹に赤い鱗の巨体がとぐろを巻いているように見える。周囲を警戒しているのか、複数の頭が時々起き上がっては動きを繰り返している。
「頭いくつあるんでしょうか」
「なんであんな所にいるんだろう?」
「日当たりいいし、日向ぼっこじゃないか?」
「今、真夏だぞ」
「蛇って確か変温動物だったような」
「一匹なら何とかなりそうなんだがなぁ」
シュウが偵察のために岩を登った。赤い大蛇を避け岩場を登り、戦闘時の足場確認をしながら左手の大岩の先端に登り、赤大蛇を見下ろせる場所に身を伏せる。
「うわー、三匹いるのかよ」
とぐろを巻いているのは赤だけではなかった。鱗の色は赤と黒と白。頭の数は赤が三、黒が二、白が七だ。
「蛇の巣か……どうするかな」
上から見下ろす限りだが、大蛇と直接あたるには場所が狭すぎる。蛇の巣を見下ろすポイントはいくつかあるが、遠距離攻撃の手段が少ない面子では厳しい気がする。
「まあ、考えるのはアキラの仕事だ」
シュウは地形や大蛇の様子などを観察して静かに仲間のもとへと戻り、判断を丸投げした。
「頭七つの白大蛇か」
「もう一個頭があったらヤマタノオロチだよな」
「お酒を取りに帰りますか?」
「現実的じゃないな」
「金華亭にそんな在庫ねぇだろうし」
手早く立てた作戦のために三手に別れそれぞれの攻撃ポイントを目指した。シュウとコズエは偵察していた大岩の上に、アキラとサツキは森に戻って回り込み大岩と対面の位置の斜面へ向った。コウメイとヒロは身を隠しながら正面から大蛇の巣を目指している。
「シュウさん、何してるんですか?」
「石を拾ってるんだよ。投石くらいしか攻撃手段がねーからな」
コズエが石を投げても大蛇にかすり傷すら負わせられないだろうが、獣人の自分は腕力もあるし、この辺りの石は角ばっているから多少のダメージは与えられるとシュウが拾った石を見せた。野球ボールくらいの大きさの、石灰岩のようなゴツゴツとした石だ。
「それなら拾わなくても、私が作ります」
「作る?」
「土魔法です、その辺の岩を削って。簡単ですよ」
コズエは握り拳を作り、魔力を満たして岩を叩いた。
ごろ、ごろごろごろ。
投げやすそうなサイズの角ばった石が足元に転がった。命中時のダメージを考慮したのか、部分的にかなり鋭利な角度がある。
「魔法、便利だなー」
二人は大岩の上に急いで登り大蛇の様子をうかがった。時々首が警戒するように大きく動く事はあるが、コズエたちを襲うような気配はない。
コウメイとヒロはじわりじわりと近づいていたがまだ距離がある。アキラとサツキはまだ予定の位置までたどり着いていないようだ。コズエは投石用の石製作に集中し、シュウは周囲の様子をうかがいながらコウメイとヒロに手振りで指示を出した。
「サツキたち、準備できたみたいです」
「おう、こっちも足場は確保したぜ」
対面する位置の岩陰でサツキが自動弓を構えていた。
シュウはタイミングを計っているアキラを見降ろしている。
コウメイらが近づいた気配に、蛇が頭をあげた。
アキラが手をあげ、合図を送る。
攻撃開始、だ。
サツキの矢が白大蛇の頭に当たり跳ね返った。
狙いがコウメイたちから移る。
赤、黒、白のそれぞれが、毒牙をむき出しにしてサツキに向かう。
「とりゃっ!」
投石は赤三大蛇の後頭部を直撃した。
「やっぱ石じゃダメージは無理か」
「口の中狙ったらいいと思いますっ」
シャーッ! と赤三大蛇が方向を変えシュウに向けて大口を開けた。
大きく振りかぶったシュウの全力の投石が、赤黒い口腔に吸い込まれていく。柔らかい口腔に命中した石つぶてが相当に痛かったのだろう、逃げるように頭が引っ込み、別の頭がシュウを喰いちぎろうと迫る。シュウは迫りくる大蛇の口を引きつけては全力での投石を繰り返した。
「お兄ちゃん、矢がなくなったわ」
「さがって待機だ」
妹を庇って前に出たアキラは、白七大蛇の首に風刃を打ちつける。
「やはり頭の数が多いと硬いか」
サツキの放った矢も黒双大蛇には刺さったが、白七大蛇には弾き返されて終わった。大蛇の強さは頭の数と比例するらしい。
大きく開いた口の奥に、先が枝分かれした細長い舌が見えた。
舌先も頭の数と同じなんだなと思いながら、アキラは風刃を喉奥に叩き込んだ。
「始まった、急ぐぞ」
「はいっ」
アキラとシュウたちで二方向から牽制攻撃の隙にコウメイとヒロが大蛇の巣に乗り込むのが作戦だった。あとは臨機応変、その場の判断任せという大雑把な作戦だ。アキラたちが動き出すまでは慎重に動いていた二人も、戦闘開始と同時に岩斜面を駆け上がった。
「おらぁーっ」
コウメイは狭い巣穴の端にあった黒い大蛇の尾に長剣を突き刺した。
ここが森ならば地面に縫い付ける事も可能だが、貫いた剣先は硬い岩に弾かれる。剣先を岩にあてたままコウメイは踏ん張った。
剣に縫い付けられた尾を取り戻そうとうねらせた結果、黒双大蛇の尾が長剣によって先まで裂かれた。悶絶し跳ねるようにして倒れた黒双大蛇の首にとどめの一撃を入れたコウメイは、即座に次の標的を探す。
「次っ」
赤三大蛇はヒロが一つ目の頭を刎ねたところだった。
白七大蛇は上手い牽制でなんとか押さえられているが、頭七つを一度に相手をしているアキラの表情には焦りがある。
コウメイは白大蛇の尾に長剣を突きこんだ。
「硬てぇ!」
鱗の硬さに、剣先が滑って逸れた。
金色がかった尾先がコウメイを張り飛ばそうと激しく跳ねた。
黒大蛇の死体の影に逃げ込んだコウメイはシュウを呼ぶ。
「シュウ、そこから跳んで刺せっ」
「無茶言うなーっ」
そう叫びながらもシュウは抜いた剣を逆手に持ち、助走をつけ大岩から跳ぶ。
白七大蛇の最も太い首の付け根に、自身の体重も乗せた一撃が入った。
蛇に泣き声はない。
だが軋むような音が、まるで悲鳴のように聞こえた。
「うわっ」
「離すなよ」
「だからっ、無茶言うなってー」
鍔止めまで深々と刺さった剣。
柄に両手でしがみついたシュウは、異物を振り払おうと暴れる白七大蛇の動きに何とか耐えしがみついていた。
「当たるなよ、シュウ!」
そう叫んでアキラは威力を高めた風刃を白七大蛇に向けて放った。頭のひとつに命中した魔法の刃がその顎を砕く。アキラは可能な限りシュウから遠い頭を狙い、七つの頭部うち三つを落とした。
シュウを排除しようと残された頭が必死に動くが、コズエの投石に逸らされ、アキラの魔法に阻まれ、思うようにならない。暴れる内に落とされた三つの首からの出血でだんだんとその動きが鈍くなってきた。
「ちょっと場所借りるぜ」
「コウメイ?」
アキラの足下から声がしたと思えばすぐにコウメイが登ってきた。
「ここあんまり助走スペースねぇな」
「跳ぶ気か?」
「援護頼むぜ、アキ」
「は?」
わずか三歩の助走でコウメイは白七大蛇に向け跳んだ。
獣人と人間では脚力も跳躍力も差がある。それを補えと言われてアキラは慌てた。
「風圧っ!」
白七大蛇まで届きそうにないコウメイの背を押すように風をぶつけ、ついでにシュウのしがみついている付近へと押し出した。
「ばっ!!」
「離すなよ」
白七大蛇の首に飛びついたコウメイは、シュウの握る剣の鍔止めに足をかけ体重を乗せた。
二人分の体重で剣が鱗と肉を裂き始める。
「ヒロ、そっちに倒れていくぞ!」
「うわっ」
アキラの声に驚きながらも、傾いだ白七大蛇の未だ健在な頭部を見たヒロは、剣を構えて待ち構えた。倒れくる大蛇の口に剣を突き渾身の力で顎を斬る。完全に倒れ落ちる前に飛び退き、次の頭部に剣を向けた。
「ってぇ」
「足場が悪ぃな」
赤と黒の大蛇の死体の上に落ちたコウメイとシュウは、なんとか立ち上がり白七大蛇を見た。
「頭はあと二つだが、こいつはもう終わりだな」
コウメイとシュウの体重で切り裂かれた胴部は、まるでさばかれたウナギの身のようにぱっくりと開いていた。これでは頭が残っていても長くは持たない。
コウメイは痙攣する頭部に長剣を振り下ろした。
+++
「かなり無茶だったと思います」
魔石の回収のため巣に下りたコズエとサツキは、自分たちの居た高みを見上げて呆れるしかなかった。
「この高さ、普通に死にますよ」
「しかもコウメイさん、届かなくてお兄ちゃんの魔法に押してもらってましたよね?」
そろってコウメイを振り返り叱りつけていた。
「確かに白大蛇は大きかったですけど」
大蛇の頭は自分たちの頭の何倍もある大きさだ。七つもある頭が分かれる首の付け根付近はコズエとサツキの二人が両手を繋いで作った輪ほどもあるし、その頭部を支える胴体はずしりと太く長い。矢も通さない硬い鱗を貫き斬るには、勢いと重量が必要だったという言い分は分かるが。
「もう少し安全なやり方を考えてください」
「叱られてやがる」
「シュウさんもですよ。コウメイさんに呼ばれたからって躊躇いなく跳ばないでください」
「いや俺は獣人だからあれくらいの高さは」
「獣人であっても危険なことに変わりないでしょ」
「……はい」
「二人とも、そこの馬鹿どもはあとできっちり絞めるが、今は魔石回収が優先だ」
アキラは魔力回復薬を飲み干し、白七大蛇から魔石を穿り出していた。鶏卵ほどの大きさの魔石は、今まで得てきた魔石の中ではかなり大きいものだ。
「残念、虹魔石じゃなかったかー」
これだけの大物だ、シュウが期待するのも仕方ないだろう。
「魔石の数は十二個だ、取り逃すなよ」
「サツキさん、今いくつある?」
「えーと……九、十個ですね。あと二つあるはずです」
集められた魔石を水洗いするサツキがそう言うと、アキラから一つを渡され、ヒロが最後の一つを白い鱗の頭部から取り出した。
「大蛇の魔石って大きいものが多いですよね」
「色も濃いし、査定は期待できそうだな」
魔石をしまいこんだコウメイは、大蛇たちの死体を見下ろした。
「埋めるのは無理だよな?」
「この岩場で穴を掘るのはちょっと厳しいです」
「放置か。死骸を食いに魔物が集まるぞ。帰りはどうする?」
「この岩山を越えて、森を西に回り込む。魔物たちが大蛇を食っている間に抜ければいい」
当初の予定通り、この先の地形の確認もしておきたい。この岩山の頂は森の木々よりも高い位置にあるから全体を見渡すには都合がいい。今日は大雑把に把握できれば十分だ。
六人は安全な足場を選びながら頂上を目指した。
+
そこは山ではなく、高台と言ったほうがふさわしい場所だった。コウメイたちが登ってきた面は急傾斜の岩場も多かったが、頂上から南にはなだらかに下っている。流石に島全体をとはゆかないが、島南東側の海は一望できた。
「海が見える」
「キラキラと眩しいです」
「こうやって見ると案外小さい島なんだな」
「森の中を歩いてるとすっごく広く感じましたけどね」
町へ戻るルートを目で追うと、遠くにひときわ高く太い大樹がそびえ立っているのが見えた。周囲の木々とは異なる紫色に染まった大樹だ。
「でけぇ木だな」
「葉っぱが紫色なんですね、珍しい」
「位置的に、あの大樹あたりが島の中心になるな」
アキラは記憶している地図の岩山と大樹の位置を照らし合わせる。
「世界樹っぽくねーか?」
「ゲームにありがちなヤツですか?」
「それそれ。そのうちあそこ行ってみてーな」
コズエとシュウは森の大樹に目を輝かせている。
南東の眼下に広がる森は不自然に途切れていた。アキラはまるで削り取られたように歪な輪郭が気になった。
「どうした?」
「地図と形が違うのが気になる」
アキラの呟きにコウメイは毎日見ている島の全体地図を思い描いた。目に見えている森と海の境界線、歪曲したその形。
「確かに、違うな」
「それに……あの途切れた森の先から、ピリピリしたアレを感じる」
唇を噛み眉をしかめたアキラの視線の先を追ったコウメイは、そのピリピリの正体を問うた。
「虹魔石か?」
目視でも数キロは離れている場所から肌を刺してくる特殊な魔力は、一つや二つの虹魔石ではありえない強さだ。虹魔石は血肉を隔ててもその特殊な魔力を放つのだと確信した。ならばこの痛みをやり過ごせるようになれば、虹魔石を持つ魔物を探知できるようになるかもしれない。
アキラは大きく息を吸い、痛みを伴う魔力を感じ取ろうと目を閉じた。
瞬間、背後から幾千もの針に刺されたような痛みに襲われた。
その存在に、先に反応したのはコウメイだった。
「まだ残ってたのか!!」
振り返ったそこに、銀色の大蛇が居た。
頭の数は、八つ。
戦闘シーン、難しい。
あ、ここでいう「損害率」は「損害を受ける確率」という意味でコウメイは使ってます。
この世界には保険の概念は…あるのかな?
各蛇の名前に数字を入れたのは、頭の数です……書いてて途中で分からなくなったので。




