尾張 岩崎丹羽氏
(尾張 岩崎丹羽氏)
丹羽氏清 (*)若狭守。折戸城主、本郷城主。氏興の息子。弟に本郷城主の左馬允。叔父に藤島城主・丹羽右京亮。のち1535年松平清康の「守山崩れ」後に岩崎城の荒川頼宗*から城を奪取。藤島城に息子・氏織を入れる。息子に氏織。岩崎城主。(* 清康が荒川家から奪った岩崎城を、清康の死後に松平勢から奪取とも)
丹羽氏職 (1497~1565)一色・源六・勘助・右近大夫・若狭守。岩崎丹羽家。氏清の息子。弟に四郎左衛門。室は織田信秀の娘、織田信長の義兄弟。1535年松平清康に協力し尾張・織田信秀攻め。1541年から庶家の藤島城主・丹羽氏秀と抗争。1551年藤島丹羽氏秀の後詰軍・織田信長軍を岩崎表「横山の合戦」に撃破。のち家康と同盟。織田徳川清洲同盟後、信長に従う。岩崎城主。息子に氏勝、上田近次、氏国。
丹羽氏勝 (1523~1601)一色・右近大夫・氏定・(氏貞)。氏織の息子。岩崎丹羽家。1551年父・氏職とともに織田信長軍を岩崎表「横山の合戦」に撃破。守山城主・織田信次家老。1555年6月織田信次なき守山城に籠城し織田信勝軍を退ける。1556年織田信時なき守山城に籠城する。1560年徳川家に人質。度々信長と対立するが、織田徳川清洲同盟後、信長に従う。臣従後は勇猛さを買われ信長馬廻衆。1569年伊勢北畠氏の「大河内城攻囲」、1570年「姉川の合戦」、「野田・福島の合戦」に従軍。1580尾張愛知郡岩崎城主。1580年近江伊吹山(薬草園)を監督する。伊吹山を訪問した信長に家臣の落ち度があり、信長に過去の失態とともに責められ追放。のち家康と同盟。娘婿に長久手城主・加藤景常。息子に氏次、氏重。
丹羽氏国 (*)四郎兵衛。氏織の息子。息子に氏政。
上田近次 (*)清兵衛。氏織の息。兄に氏次。弟に氏国。
丹羽茂昌 (*)丹羽一族。岩崎丹羽家家老。1551年代に鉄砲隊30人を率いる。
丹羽氏秀 (*)丹羽一族。藤島丹羽氏。右京亮の息子。1551年に本家の岩崎氏織と水利をめぐり抗争。織田信長に後詰を依頼するが「横山の合戦」に信長軍が敗北。氏秀は三河広見城の中條秀正を頼る。息子に弥四郎。
丹羽氏次 (1550~1601)勘助。丹羽氏勝の嫡男(市岡盛吉の息子とも、養子か?)。母が織田信秀の娘。尾張岩崎城主。織田信忠の家老。息に氏資、氏信。
丹羽氏重 (*)次郎三郎。氏勝の息子。兄に氏次。「小牧長久手の合戦」に加藤景常とともに戦死。
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(本編登場人物)
丹羽氏職 (1497~*)一色・源六・勘助・右近大夫。
・・・・隠居して在命の設定にしました。伊勢の敗北を聞いて、藤島城の攻略に取り掛かります。
丹羽氏勝 (1523~1601)一色・右近大夫。
・・・・伊勢に従軍中です。
丹羽氏秀 (*)元・藤島城主。
・・・・名前だけが会話の中であがります。
上田左馬允 (*)氏織の家臣。(小説のみのキャラです)
・・・・氏織の腹心。歴戦の将という設定です。
本郷四郎左衛門 (*)氏織の家臣。(小説のみのキャラです)
・・・・氏織の家臣。上田と共に氏織の腹心です。岩崎城の留守居を任されています。