尾張知多 水野氏
（尾張 水野家）
元々は知多郡の守護である一色氏の家臣か。
（刈谷 水野）
水野守忠 （＊）刈谷・藤九郎。苅屋（刈谷）城主。水野惣領。1550年頃、緒川水野家の信近を養子とする。
水野信近 （＊～*1560）刈谷・十郎左衛門。刈谷城主。水野惣領。水野忠政の長男。水野守忠の養子となり水野惣領。1560年桶狭間戦に岡部元信に破れ戦死した。息子に信政。
水野信政（＊～1575）信近の息子。水野信元の養子となり緒川城主。
水野＊ （＊～1563?）新平。1563年三河一向一揆に与し反・徳川家康。
（緒川 水野）
水野忠政 （＊）緒川・金吾。清忠の息。水野家分家。兄に清重。弟に元興。緒川水野氏。桜井松平信定（信貞）の娘婿。義兄弟に桜井松平清定。大河内元綱の娘「於富」婿。1543年織田方に属し、松平広忠は「於大の方」を離縁。1554年1月織田信長の村木城攻撃に従軍。息子に信元、信近、忠守、近信、忠分、忠重、娘「於大」は、「於富」の娘。松平広忠は娘婿。
水野信元 （＊～1575）緒川・藤七郎・四郎右衛門・下野守・忠次・信之。緒川水野氏。織田信定の娘婿。水野忠政の息子。刈谷・水野信近の死後、跡職を継承。1554年1月村木城攻撃前に織田信長と合流。村木城攻撃に従軍。1572年「味方ケ原合戦」に従軍。今切越えで敗走する。1575年信長の命により家康に誅殺される。養子に信政。
水野長勝 （1532～1609）（松平長勝）・国丸・藤助・新右衛門・石見守。水野忠政の娘婿・水野常陸介（＊～1534）の息子。父の死後、母の再婚者・松平家広に養育される。織田家に出仕し、1558年の「石瀬の合戦」に軍功。変後、関東の北条家に出仕。
中山勝時 （＊～1582）五郎左衛門・民部大輔・刑部大輔。水野忠政の娘婿。水野忠政・信元親子の与力。信元追放後は信長直参。
（大高 水野）
水野＊ （＊）大膳亮。今川方に離反した山口教継により攻略される。大高城主の跡職は佐久間甚四郎が継承。大高城主。
（水野家、松平広忠世代）
水野忠守 （1525～1600）清六郎・織部・忠義。水野忠政の息子（四男）。大河内元綱の娘「於富」の息。兄・信元とともに織田信長に従い各地で軍功。のち家康に出仕、1590年関東相模玉縄城主。息に忠元。
水野近信 （＊～1602）伝兵衛・忠近。水野忠政の息（五男）。大河内元綱の娘「於富」の息子。1560年「桶狭間の合戦」後に退却する今川方・岡部軍と刈屋表で合戦し負傷。半身不随の重症。
水野忠分 （1537～1578）藤次郎・備後守・範方。水野忠政の息子（八男）。大河内元綱の娘「於富」の息。佐治信方の妹婿。兄とともに織田家に従う。1558年1560年の合戦に軍功。摂津「有岡城攻撃」に従軍し戦死。息子に分長、重央。42歳。
水野忠重 （1541～1600）藤十郎・宗兵衛・和泉守・忠勝。水野忠政の息子（9男）。大河内元綱の娘「於富」の息子。信元の異母弟。元・織田家の家臣。姉妹の水野於大は家康の生母。1561年家康配下。1563年三河一揆の際、家康に忠節。三河・遠江経略に軍功。北遠の天野家の犬居城を大久保忠世兄弟、渡辺守綱とともに攻略。信長から兄と離れて一軍を率いることを認められる。信元追放後、水野惣領家家督。のち信忠与力。「本能寺の変」まで信長に出仕。変に際し京都を脱出。12万石。
水野直盛 （＊～1598）常滑・監物・守次・守隆。水野氏の分家。尾張国知多郡常滑城主。1570年「野田・福島の合戦」。1572年伊勢「長島一向一揆征伐」に従軍。佐久間信盛与力。1576年5月天王寺城在番。河内住吉城の普請奉行。1580年佐久間信盛追放のち信忠与力。1582年「本能寺の変」後、惟任光秀に同心。「山崎の合戦」後は浪人。
水野清久 （1544～＊）太郎作。1575年「長篠合戦」従軍。
（水野家 徳川家康世代）
水野＊ （＊～1598）喜八郎。水野氏の分家。尾張国知多郡常滑城主・水野直盛の一門。1574年、1577年守隆とともに津田宗及茶会に出席。
水野分長 （1561～＊）藤次郎・三左衛門・太郎左衛門。1578年父・忠分の戦死後、跡職を継承。織田信忠に従う。弟に重央。
水野重央 （1570～＊）藤三郎。水野忠分の息子（三男）。兄に代わり藤次郎の名を継承。
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（本編登場人物）
水野忠重 （1541～1600）藤十郎・宗兵衛・和泉守・忠勝。水野忠政の九男。
・・・・・今回は伊勢北畠攻めに従軍しないで三河安祥に現れます。
水野忠分 （1537～1578）藤次郎・備後守・範方。水野忠政の息（八男）。
・・・・・今回は伊勢北畠攻めに従軍しないで三河安祥に現れます。
水野分長 （1561～＊）藤次郎・三左衛門・太郎左衛門。
・・・・・今回は伊勢北畠攻めに従軍しないで三河安祥に現れます。
