団忠正の事績(尾張 梶原氏)
団 忠正
(生誕年不明*~没年:1582)
梶原・平八郎・忠直。
尾張の豪族。梶原一族。織田信忠の側近。森兄弟と仲が良い。
1582年木曽口乱入の一手将。森長可とともに「甲州乱入」に先陣を勤める。信忠直臣の若手の将校として期待される。美濃国岩村城主。
1582年二条御所で討死。
<梶原家の関係者>
梶原景久
(*~1582)
平次郎・平ニ郎。団忠正の一族。
1570年8~9月三好三人衆の「野田・福島城攻撃」に従軍。1570年9~12月朝倉軍との近江「坂本の対陣」に従軍。織田信忠軍団所属。
1582年「甲州乱入」に従軍。1582年「二条御所防衛戦」に討死。羽黒城主。
梶原 *
(*)
次右衛門。
尾張の豪族。織田信忠の旗元衆。1582年信濃「高遠城攻略」に軍功。
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(本編登場時の設定)
梶原於八(成人して、平八郎忠正)
・奇妙丸の乳兄弟としました。母親が奇妙丸の乳母という意味です。源平の頃から源ノ義家に従う鎌田氏との関係や、木曽義仲に従う今井氏等、武家の中では乳兄弟が居る事が通常の事と思うので、奇妙丸にも乳兄弟が居たという設定にしています。
・性格は熱い男ながらも沈着冷静。
・銃器・火薬の扱いが得意。お庭番の伴ノ一郎左衛門率いる伴ノ衆と協力しあっている、楽呂左衛門が奇妙丸に仕える様になってからは強く影響を受けて、南蛮性の銃器に傾倒し奇妙丸傍衆の「南蛮かぶれ」化の筆頭的存在。
・武器は近江国友村に発注して製造した国友銃槍を愛用(銃剣の槍版といった感じのつもりです、戦国時代に銃剣は無いと思いますが、於八用に特別製です)。ただし、現在のところは弾丸込めに時間を要するので鉄砲玉を発射する事は少ない。
・蒲生鶴千代(のち氏郷)は良きライバル。
・森於勝(のち勝蔵長可)を弟の様に思っている。
・先輩である堀久太郎秀政の様な武将になることが目標。
梶原景久(平次郎)
・・・・於八の父親という設定で登場します。長老・塚本小大膳と共に奇妙丸達の後見人的な役割です。1569年現在は伊勢侵攻の総大将・瀧川一益の増援軍として、塚本と共に岐阜衆を引き連れて南伊勢の北畠氏攻めに従事しています。
梶原次右衛門
・・・・本編未登場。
信忠とともに戦国時代末期を駆け抜けた武将です。
御在命だったならば、信忠の政権下で、
秀吉の子飼い衆・福島や加藤よりも格上の名の通った武将へと育っていたはず、
だったのではないでしょうか。
ということで、団忠正の名を天まで上げよホトトギスのつもりで、ひたすら重用します。




