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詩集

Crime prison

作者: 蒼山詩乃

今日も幽霊船の中 擦り傷アザだらけ

見えない暗闇に霧中 最低なゴミの塊


鎖でつながれたこの両足は 意識の問題だらけ

死に顔の野良猫は 満足げな顔をしている


なんでこうしてさ 最初からずっともう

痛みに負けちゃってね

もうなんだか自分がわからないんだ


慈しみなんていらなくて 苦し紛れの詐欺を繰り返した

痺れた手を見下し触って 息を忘れるほど

汚い正義の言葉を反芻してみた

何もかも始めから無かったんだよ


気づかない程の静寂

どこかに着いた幽霊船は

橋を降ろして囚人たちを蹴り飛ばした


感情を殺してすがったものは

幸い森の木々たち

でもそれも苦しみの懺悔でしかない


ああそれでもまだ 見つからないんだ

傷口から流れる自己嫌悪


ボロボロの衣服はもうどこか消えていって

鼓動の音も聞こえないのに声を張り上げた

なんだか少しだけ土に埋もれたい感傷

何処にも着けやしない

ああどうでもいいかもなんて

そんな都合のいいことなんてないんだよ


葉と葉の間から 咲く赤い花

毒も刺もあるでもそれでもすがりつくしか無かったんだ


人殺しも強盗だって何かを満足したくてさ

僕もそのうちの一人かもしれないのにさ

まだ見つからない 未だ見つからない

苦しみの種が


もう目を瞑って壊そう

メタルロックカッコイイよね(*っ´ω`c*)

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