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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
97/298

第96首 想いに生き

つれなきを なおさりともと なぐさむる わがこころこそ いのちなりけれ

 あの人の態度がよそよそしくて冷たい。

 それでももしかしたら、となお期待する気持ちがある。

 そうやって自分で自分を慰めている。

 その思いだけを頼りにして生きているんだ。


【ちょこっと古語解説】

○つれなき……元の形は「つれなし」で、「冷淡である」の意。

○猶……やはり、の意。

○さりとも……「さり」は「そのようである」の意。「とも」は「たとえ~であったとしても」の意。全体で、「たとえそのようであったとしても」くらいの訳。

つれなきを猶さりともとなぐさむる我が心こそ命なりけれ(続古今和歌集)

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