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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
96/297

第95首 紅葉の想い

かんなびの いわせのもりの はつしぐれ しのびしいろは あきかぜぞふく

 まるで神が降りて来そうな清らかな森の中。

 秋風が今年初めての時雨を招き、雨滴に洗われた木の葉が赤く染まる。

 そんな風に、時に従うようにして、わたしの気持ちも自然と表に現れてしまった。

 ずっと忍んでいた思いが口をついて。


【ちょこっと古語解説】

(かん)なび……神が天から降りて来てよりつく場所。

○磐瀬の森……諸説あり。一説に、奈良県生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)稲葉車瀬(いなばくるませ)にある森とか。

○時雨……晩秋から初冬にかけて降ったりやんだりする冷たい雨。

神なびの磐瀬の森の初時雨しのびし色は秋風ぞ吹く(続古今和歌集)

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