表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
9/296

第9首 雨を見る日

おきもせず ねもせでよるを あかしては はるのものとて ながめくらしつ

(在原業平)

 きみを想う夜。

 はっきりと起きることも、かと言って寝ることもできず、いつしか夜は明けた。

 気がつくと、春の朝にしとしとと雨が降る。

 それを眺めて、もの思いにふけりながら、その日一日を過ごしてしまったよ。


【ちょこっと古語解説】

○で……「~しないで」の意。

○ながめ……この語には二つの意味が掛けられている。一つは、長雨(ながめ)。もう一つは、眺め。「長雨」は、その通り、長く続く雨。「眺め」の方は、「眺める」とともに、「もの思いにふける」という意もある。

起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ

(古今和歌集)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ