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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
71/297

第70首 物思いの種

ひとしれぬ うきみにしげき おもいぐさ おもえばきみぞ たねはまきける

 人知れず辛いぼくの身は、もの思いであふれている。

 どうしてこうもの思いが多いのか、人にもの思わせる思い草がぼくの周りに生い茂っているのか。

 考えてみたところ、その種をまいたのはきみだったことに気がついたよ。


【ちょこっと古語解説】

○ぬ……元の形は、ず。「~ない」という打消(うちけし)の意。

()き……元の形は、憂し。つらい、の意。

○思い草……一説にナンバンギセルのこととか。頭を垂れるようにして咲く姿が、何かを思い悩んでいるように見える。

人知れぬ憂き身にしげき思い草おもえば君ぞ種はまきける(新勅撰和歌集)

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