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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
7/296

第7首 恋心上の空

さつきやま こずえをたかみ ほととぎす なくねそらなる こいもするかな

(紀貫之)

 さつきの山は鬱蒼(うっそう)として、緑なす葉にしとしと雨が。

 木の梢が高いところにあるので、とまったほととぎすの声も空まで響くよう。

 その空にわたしの心もふわりと浮いて、全然、地に足がつかない。

 これは恋をしているからかな。


【ちょこっと古語解説】

○さつき……第1首に同じ。陰暦(昔のカレンダー)の五月。今だと六月くらい。梅雨の季節である。ちなみに、「さつき晴れ」とは梅雨のたまにある晴れ間のことで、今の五月の晴れのことではない。

五月山木末を高み時鳥鳴く音空なる恋もするかな

(古今和歌集)

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