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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
41/297

第41首 心くだけて

かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ くだけてものを おもうころかな

(源重之)

 風が激しく吹いている。

 その風に吹かれて起こされた波が岩を打ち、砕け散る。

 それはまるでぼくの今の気持ちのようだ。

 きみの冷たい仕打ちにぼくの心はくだけ、ぼくだけが思い悩んでいる。


【ちょこっと古語解説】

○風をいたみ……「名+を+形容詞の語幹+み」で、「名が~なので」の意。例えば、「山を高み」で、「山が高いので」となる。「いた」というのは、元の形(=辞書で引くときの形)は「いたし」で「程度がはなはだしい」意を表す。全体で、風が激しいので、くらいの訳となる。

風をいたみ岩うつ波のおのれのみくだけてものを思ふころかな

(詞花和歌集/恋上-211)

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