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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
38/297

第38首 会えるから

おうことの たえてしなくは なかなかに ひとをもみをも うらみざらまし

(中納言朝忠)

 きみに会えるから、その期待にいっそう苦しむんだ。

 もしも会うことが絶対に無いのなら、あきらめもつくのに。

 絶対に会えないのなら、かえってさあ。

 きみの冷たさもぼくの不甲斐なさも、恨むことなんてないんだよ。


【ちょこっと古語解説】

○なくは……「もし無かったら」の意。

○なかなかに……かえって、の意。

○人をも身をも……人は「恋しいあの人」を指し、身は「自分自身」を指す。「あの人のこともこの身のことも」くらいの訳。

逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし

(拾遺和歌集/恋1-678)

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