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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
36/297

第36首 変心を恨む

ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すえのまつやま なみこさじとは

(清原元輔)

 約束したじゃないか。

 たがいに涙を拭いた袖をしぼって。

 波が山を越さないように、二人の心が変わらないということを。

 それなのに、きみはぼくを裏切った。

 裏切ったんだ。


【ちょこっと古語解説】

○契りきな……「契り」は、元の形が「契る」で、約束するの意。「き」は過去を表す。「な」は感動を表す語。

○かたみに……たがいに、の意。

○袖をしぼりつつ……和歌で、袖が出てきたら、涙を思い浮かべるのがよい。涙を袖で拭うわけです。拭った涙でびしょびしょになった袖をしぼるというわけ。

○末の松山……宮城県多賀城市あたりの地名。

契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは

(後拾遺和歌集/恋4-770)

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