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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
33/297

第33首 想い溢れて

あさじうの おののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこいしき

(参議等)

 浅茅の生えている篠原に、そよ風が吹く。

 さわさわとした葉の音が、想いをあふれさせるんだ。

 しのび続けてきたけれど、どうしてだろうか。

 きみのことが、こんなに恋しいのは。


【ちょこっと古語解説】

浅茅(あさじ)()……「浅茅」は丈の短い(ちがや)。「()」は草や木が生えているところ。

篠原(しのはら)……細い竹の生えている野原。

○しのぶ……我慢する、の意。

○あまりて……あまり、は「あまる」で多すぎてあふれること。

○などか……どうして、の意。

浅茅生の小野の篠原しのぶれどあまりてなどか人の恋しき

(後撰和歌集/恋1-578)

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