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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
万葉の歌
275/297

第274首 夢に待つ人

ゆうさらば やどあけまけて われまたん いめにあいみに こんというひとを

(大伴家持)

 夕方になったら、いよいよ夜が近づいてくる。

 さて、家の戸を開けて準備して、待とう。

 夢の中で会いに行きますと言ってくれた、あの人のことを。


【ちょこっと古語解説】

〇ゆう去らば……「夕方が来たら」という意味。

屋戸(やど)……家の戸のこと。

〇まけ……元の形(=辞書を引くときの形)は「まく」で、準備する。

()……意志の助動詞。「~しよう」ほどの訳。

(いめ)……読みは「いめ」だが、「ゆめ」に同じ。

相見(あいみ)……互いに相手を見ること。

ゆふ去らば屋戸開けまけて吾待たむ夢に相見に来むといふひとを

(万葉集4-744)

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