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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
27/298

第27首 夢への招待

すみのえの きしによるなみ よるさえや ゆめのかよいじ ひとめよくらん

(藤原敏行朝臣)

 闇の中に響く波の音。

 波が寄せる岸辺に生い茂る松。

 あなたを待つわたしの元に立ち寄る人はいない。

 夜見る夢の中でも会いに来てくれないなんて。

 お昼ならまだしも、いったい誰の目を気にしているの。


【ちょこっと古語解説】

○住の江……大阪市住吉区の一帯の海岸で、松の名所。

○よるさ()や……よるは、波が「寄る」と「夜」を同時に表している。「さ()」は、「~までも」の意。「昼間だけではなく夜までも」という気持ちを込めている。「や」は疑問。

○夢の通()路……好きな人が夢に現れると、現代だと、自分が会いたいと思うから夢に見た、と解釈するのが一般的である。これは古代も変わらない(第5首参照)。しかし、古代にはもう一つの解釈があって、それが、「相手が自分のことを想って夢の中に現れてくれた」というものである。このとき、恋人が夢の中で自分に会いに来てくれる道のことを、夢の通ひ路という。

○人め……人目のこと。他人の見る目。

○よく……「避ける」の意。

住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人めよくらむ

(古今和歌集/恋2-559)

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