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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
万葉の歌
248/297

第247首 嘆くばかり

こころには おもいわたれど よしをなみ よそのみにして なげきそわがする

(大伴宿禰家持)



 あなたのことを愛しく思い続けています。

 でも、お会いする手段がない。

 よそながらあなたのことを考えるばかり。

 他にできることと言えば、嘆くことくらいなのです。


【ちょこっと古語解説】

○わたれ……元の形は、「わたる」で、動詞について、「~し続ける」という意を添える。

○よしをなみ……「よし」は手段のこと。「な」は、「なし(=無い)」を表し、「み」は、「~なので」という意味。全体で、「手段が無いので」ほどの訳。

○よそ……無縁の存在。

心には思ひ渡れどよしをなみ外のみにして嘆きそ我がする

(万葉集4-714)

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