表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
万葉の歌
243/297

第242首 花のあなた

はねかづら いまするいもを ゆめにみて こころのうちに こいわたるかも

(大伴宿禰家持)

 はねかづらを身につけた年頃のあなた。

 まるで花の精のよう。

 それを夢に見てからというもの心から離れない。

 あなたのことが恋しくてたまらない。


【ちょこっと古語解説】

○はねかづら……少女のつける髪飾り。どのようなものであったか諸説あるけれど、花をあしらった飾りととらえておく。

(いも)……男性が親しい女性を呼ぶときの呼び方。

○渡る……元々は「移動する」意だが、動詞の後につけると、「~し続ける」という意味になる。

○かも……詠嘆を表す語。「~だなあ」くらいの訳。「~かもしれない」という意ではないので、注意。

はねかづら今する妹を夢に見て心の内に恋ひ渡るかも

(万葉集4-705)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ