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ワカコイ ~恋の和歌~  作者: coach
色色の歌
24/297

第24首 秋の夜長に

あしびきの やまどりのおの しだりおの ながながしよを ひとりかもねん

(柿本人麿)

 夜空の下に、山の姿が黒々としている。

 その山に向かって飛んで行く鳥の尾がやけに長い。

 きみは来ずに、今夜もひとり。

 この長い夜をまたぼくひとりで寝るのだろうか。


【ちょこっと古語解説】

○あしびきの……足を引くように山の裾野が広がっている様。山に関係する語とセットで使われる語。このように、何かとセットで使われる語のことを、枕詞(まくらことば)という。

山鳥(やまどり)……キジ科の鳥。昼は雌雄一緒にいるが、夜は別々に別れるという。

○しだり尾……垂れ下がった尾

○か……疑問の意を表す。

()……「~だろう」の意。

あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む

(拾遺和歌集/恋3-773)

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